どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、JCMのサボシューズをレビュー。
「安いサボシューズがほしい」
「壊れにくいサボシューズってある?」
「疲れにくいサボシューズを探している」
実際に履いてみて「疲れにくい、靴底が剥がれにくい、滑りにくくはない」という感想を持ちました。
安くて疲れにくいサボシューズを探している方におすすめ!
タップできる目次
JCMサボシューズとは?サイズ感をご案内!
JCMサボシューズとは、厨房機器メーカーのJCMが開発したサボシューズ。
JCMは、最安値の厨房機器をメインに展開する会社です。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥1,815〜(通販サイトによる) |
サイズ | 22.0~29.0cm(1.0cm刻み) |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ ハイグリップ比較:0.5cm大きめ シェフメイト比較:同じサイズ |
カラー展開 | 黒 |
滑りにくさ | ★★☆☆☆(星2つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
足音の少なさ | ★★☆☆☆(星2つ) |
おすすめの使用環境 | 外食店◎ 食品工場× ラーメン× |
サボやコックシューズでも最安値を競うメーカーです。
本当に安いですよね。
リョクシン
シンコーちゃん
JCMサボシューズは、価格が安いものの機能として優れるポイントがありました。
それはクッション性です。
リョクシン
シンコーちゃん
靴底の滑りにくさがイマイチなのと、ちょっと重量感があるので、足音が心配なところ。
サボシューズはサンダルのように擦ってあるので、重たかったり靴底の素材によっては足音が大きくなりがち。
サイズ感
JCMサボシューズのサイズ感は、すこし大きめ。
アシックスなど普段履きスニーカーと比較しています。
普段履きスニーカーが27.5cmのところ、27.0cmでした。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
コックシューズ
- シェフメイト ⇒ 27.0cm
- ハイグリップ ⇒ 26.5cm
- クッキングメイト ⇒ 27.5cm
サボシューズ
- クッキングメイト006 ⇒ 28.0cm
- シェフメイトサボα-120 ⇒ 27.0cm
- ハイグリップH-731N ⇒ 27.0cm
- JCMサボ ⇒ 27.0cm
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください。
JCMサボシューズを詳しくレビューします
ここからは、JCMサボシューズを詳しくレビューします。
実際に履いてみて感じたメリットとデメリットは下記のとおり。
- 安い
- 厚底
- 脱ぎ履きしやすい
- クッション性が高い
- サイドゴアでフィット
- インソールの素材が良い
- 靴底がペローンと剥がれない
- 重量感がある
- 滑りやすくはない
- サイドゴアが汚れる
メリットとデメリットをパーツ別に見ていきましょう。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることができます。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性に関係します。
JCMサボシューズは、サボシューズのためそこまでフィットしません。
また汚れを防ぐために、通気口が無いので、通気性も高くないですね。
サイドゴアでフィット
JCMサボシューズには、サイドゴアがありました。
サイドゴア素材が伸びるので、甲が高い人でもサイズ調整できます。
メインの大きい画像の方はハイグリップH-731Nというサボシューズです。
サイドゴアがあるもののフタように保護されていました。
画像のようにサイドゴアも大きめなので、しっかりフィットします。
また、甲の高さも低めなので、サンダルのように歩いても靴が付いてきやすい。
履き口が広い
足を入れる部分を「履き口(はきぐち)」というのですが、広めに設計されていました。
これにより、お盆や食器など手に持っていて、足元が見えにくくても履きやすいです。
アッパーまとめ
- メリット:脱ぎ履きしやすい
- メリット:サイドゴアでフィット
- デメリット:サイドゴアが汚れる
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
厚底
JCMサボシューズは、クッション素材に厚みがある厚底。
厚底は、素材にもよりますが衝撃吸収に優れます。
インソール入り
取り外しのできるインソールが入っていました。
インソールもウレタン素材です。
本体のウレタン素材とは、異なり柔らかめな配合。
本体のハード目なウレタンとインソールの柔らかめな配合で疲れにくい。
クッションまとめ
- メリット:厚底
- メリット:クッション性が高い
- メリット:インソールの素材が良い
靴底(滑りにくさが分かる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツです。
そこまで滑りにくくない
JCMサボシューズの靴底素材は、ウレタン素材です。
ウレタン素材は、あまり滑りにくくなりません。
「滑りにくいサボシューズがほしい」という方は、上記の製品がおすすめ!
滑りにくい順に数字をつけてます。
耐久性の高い素材
JCMサボシューズは、靴底が剥がれません。
というのも、靴底とクッションの素材が全く同じ素材なのです。
重量感がある
クッションと靴底、インソールにウレタン素材が使用されていると説明しました。
ウレタン素材は、クッション性が長続きするメリットがあります。
軽いウレタンもあります。
ただし、クッション性や履き心地が長続きしません。
靴底まとめ
- デメリット:重量感がある
- デメリット:滑りやすくはない
- メリット:靴底がペローンと剥がれない
JCMサボシューズのレビューのまとめ
当記事では、JCMサボシューズを解説しました。
JCMサボシューズは、サボシューズ市場の最安値を競う製品です。
インソールとクッション素材がウレタンで履き心地が長続きします。
また靴底とクッションの素材が全く同じなので、剥がれません。
それでは、下記より記事をまとめます。
JCMサボシューズのメリットは下記のとおり。
- 安い
- 厚底
- 脱ぎ履きしやすい
- クッション性が高い
- サイドゴアでフィット
- インソールの素材が良い
- 靴底がペローンと剥がれない
デメリットは3つありました。
- 重量感がある
- 滑りやすくはない
- サイドゴアが汚れる
最後までお読みいただきありがとうございました。
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