どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、ミドリ安全のハイグリップH-731Nをレビュー。
「焼き鳥屋で床が油で滑る」
「汚れにくいサボシューズがほしい」
「実績のあるサボシューズを履きたい」
実際に履いてみて「脱ぎ履きしやすい、汚れにくい、綺麗に作られている」という感想を持ちました。
サボシューズで滑ってお困りの方におすすめ!
タップできる目次
ハイグリップH-731Nとは?サイズ感をご案内
ハイグリップH-731Nとは、ミドリ安全が開発したサボシューズです。
ミドリ安全は、日本を代表するワークシューズメーカー。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥3,120〜(通販サイトによる) |
サイズ | 22.0~30.0cm(1.0cm刻み) 23.5cmなどハーフサイズなし |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ ハイグリップ比較:0.5cm大きめ シェフメイト比較:同じサイズ |
カラー展開 | 黒 |
滑りにくさ | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
足音の少なさ | ★★★☆☆(星3つ) |
おすすめの使用環境 | 外食店◎ 食品工場× ラーメン× |
ミドリ安全は、コックシューズを多数ラインナップ。
ハイグリップというシリーズで展開しています。
リョクシン
シンコーちゃん
サボシューズの中でも高機能な靴底を採用していました。
形状にもよりますが、排水溝の上でも滑りにくい!
価格の安いサボシューズの中でも圧倒的に優れた機能を持っています。
サイズ感
ハイグリップH-731Nのサイズ感は、少し大きめ。
アディダスなどの普段履きスニーカーと比較しています。
普段履きスニーカーが27.5cmに対して27.0cmを選択。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
コックシューズ
- シェフメイト ⇒ 27.0cm
- ハイグリップ ⇒ 26.5cm
- クッキングメイト ⇒ 27.5cm
サボシューズ
- クッキングメイト006 ⇒ 28.0cm
- シェフメイトサボα-120 ⇒ 27.0cm
- ハイグリップH-731N ⇒ 27.0cm
- JCMサボ ⇒ 27.0cm
※足は狭めです。
ミドリ安全のハイグリップH-731Nを詳しくレビュー
ここからは、ミドリ安全のハイグリップH-731Nを詳しくレビューします。
実際に履いて感じたメリットとデメリットは下記のとおり。
- 滑りにくい
- 作りが綺麗
- 交換目安がある
- 水が入りにくい
- 汚れが取れやすい
- 脱ぐ履きしやすい
- 足にフィットする
- クッション性が長続き
- 汚れが取れやすいクッション
- 全面ゴムの靴底なので足音が大きい
メリットとデメリットをパーツ別にみていきます。
靴は、大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
シンコーちゃん
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーからみていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性に関係します。
作りが綺麗
ハイグリップH-731Nは、作りが綺麗です。
BtoBの販売がメインのミドリ安全だからこその仕様でしょう。
汚れが落ちやすい
アッパーがツヤツヤした素材感でした。
汚れが落ちやすく、メンテナンスしやすいと感じます。
脱ぎ履きしやすい
ハイグリップH-731Nは、脱ぎ履きしやすいのです。
サイドゴアの仕様で履いた時に足にフィットする構造でした。
濡れにくい
さらに、サイドゴア部分が保護されているので、水が入ってきにくい。
白丸内は、他社のサボシューズであり、通常のサイドゴアです。
アッパーまとめ
- メリット:作りが綺麗
- メリット:水が入りにくい
- メリット:汚れが取れやすい
- メリット:脱ぐ履きしやすい
- メリット:足にフィットする
クッション(履き心地がわかる)
続いては、クッションについてみていきます。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
中間くらいの厚み
クッション素材に厚みがある靴を厚底、薄い靴を薄底といいます。
厚底は、素材にもよりますが衝撃吸収に優れ、薄底は動きやすくなるメリットがありました。
厚底
- 疲れにくい
薄底
- 動きやすい
厚底
- 動きにくい
薄底
- 疲れやすい
ハイグリップH-731Nは、厚底と薄底の中間くらいの厚みでした。
クッション性と動きやすさを両立しています。
クッション性が長続き
ハイグリップH-731Nのクッション素材は、EVAで、配合が反発性に優れていました。
反発力があると、動きやすさと履き心地が長続きする効果があります。
焼き鳥屋さんで言えば、焼き師の方には嬉しい機能だと思いました。
ずっと立ち仕事なので、履き心地が長続きするのは嬉しいですね。
ハイグリップH-731Nのクッション素材は、汚れが落ちやすい。
表面の素材をツヤツヤしていました。
クッションまとめ
- メリット:クッション性が長続き
- メリット:汚れが取れやすいクッション
靴底(滑りにくさが分かる)
最後に、靴底について解説します。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくい靴底
ハイグリップH-731Nの靴底は滑りにくいです。
実際に、多くの食品工場や飲食店で採用されている靴底。
排水溝でも滑りにくい
形状にもよりますが、排水溝でも滑りにくい靴底でした。
メインは水や油などの液体に対する滑りにくい靴底です。
交換目安がある
ハイグリップH-731Nの靴底は、交換目安がありました。
「ここまですり減ったら交換してください」というモノ。
スリップサインはあくまで目安です。
あくまで個人の意見ですが「ここまで減ったら危なくない?」と思ってしまう設定でした。
スリップサインを参考に買い替えるのではなく滑りを感じたら交換してください。
全面ゴム素材
ハイグリップH-731Nの靴底は、全面ゴム素材です。
そのため滑りにくいメリットがありました。
床の状態と歩き方にもよりますが、サボシューズはサンダルの擦って歩くので、足音がでやすい。
もし足音がでにくいサボシューズをお探しでしたら下記の製品がおすすめ!
しかし、滑りにくさは上記2品番より、ハイグリップH-731Nの方が上です。
一長一短なので、ご自身の働く環境と照らし合わせて選んでみてください!
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
- メリット:交換目安がある
- デメリット:全面ゴムの靴底なので足音が大きい
ミドリ安全のハイグリップH-731Nのまとめ
当記事では、ミドリ安全のハイグリップH-731Nをレビューしました。
ミドリ安全は、コックシューズのトップメーカー。
ハイグリップH-731Nは、その中でも唯一のサボシューズ。
滑りにくいのが特徴です。
滑りにくい代わりに、足音が大きくなる可能性があります。
そのため、下記の製品を別でご提案しました。
ただし、滑りにくいのはハイグリップH-731Nです。
みなさまの仕事環境と照らし合わせて選んでみてください。
ハイグリップH-731Nのメリットは下記のとおり。
- 滑りにくい
- 作りが綺麗
- 交換目安がある
- 水が入りにくい
- 汚れが取れやすい
- 脱ぐ履きしやすい
- 足にフィットする
- クッション性が長続き
- 汚れが取れやすいクッション
デメリットは1つです。
- 全面ゴムの靴底なので足音が大きい
最後までお読みいただきありがとうございました。
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