どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、グリップキングサボをレビューをレビュー。
「滑りにくいサボシューズがほしい」
「安くて滑りにくいサボシューズってあるの?」
実際に履いてみて「滑りにくい、軽い、脱ぎ履きしやすい」という感想を持ちました。
とにかく安くて滑りにくいサボシューズがほしい方におすすめ!
タップできる目次
グリップキングサボとは?サイズ感と重量をご案内!
グリップキングサボは、ノサックスが開発したサボシューズ。
ノサックスは安全靴をメインに製造する靴メーカーです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥2,860〜(通販サイトによる) |
サイズ | 21.5~29.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ ハイグリップ比較:1.0cm大きめ シェフメイト比較:0.5cm大きめ |
カラー展開 | 黒 |
滑りにくさ | ★★★★★(星5つ) |
クッション性 | ★★★☆☆(星3つ) |
足音の少なさ | ★★☆☆☆(星2つ) |
おすすめの使用環境 | 外食店◎ 食品工場× ラーメン× |
ノサックスは食品市場向けに滑りにくい靴をラインナップ。
あまり有名ではありませんが、安くて滑りにくい良い靴です。
グリップキングというシリーズで展開しています。
グリップキングサボは、その中でも脱ぎ履きしやすいサボタイプ。
焼き鳥屋さんなど小上がりがあり滑りやすいお店に最適。
また、キッチンとフロアで靴を履き替えるお店にもおすすめします。
重量とサイズ感
ここからは、重量とサイズ感について解説していきましょう。
まずは、重量です。
重量
グリップキングサボの重量は、27.0cmで238gでした。
かなり軽いですね。
サンダルのように、擦って歩くサボシューズは、重量があると足音が大きくなります。
サボシューズは、重量は大事ですね!
サイズ感
グリップキングサボのサイズ感は、普段履きスニーカーと同じサイズでOK。
ナイキなどの普段履きスニーカーと比較しています。
普段履きスニーカーが27.5cmに対して27.5cmを選びました。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
コックシューズ
- シェフメイト ⇒ 27.0cm
- ハイグリップ ⇒ 26.5cm
- クッキングメイト ⇒ 27.5cm
サボシューズ
- クッキングメイト006 ⇒ 28.0cm
- シェフメイトサボα-120 ⇒ 27.0cm
- ハイグリップH-731N ⇒ 27.0cm
- JCMサボ ⇒ 27.0cm
- グリップキングサボ⇒ 27.5cm
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください。
グリップキングサボを詳しくレビュー
ここからは、グリップキングサボを詳しくレビューします。
実際に履いてみて感じたメリットとデメリットは下記のとおり。
- 軽い
- 安い
- 超滑りにくい
- インソール入り
- トーアップ形状
- 異物が詰まっても取れやすい
- 足音が大きくなる
- アッパーに汚れがたまる
メリットとデメリットをパーツ別に解説します。
シンコーちゃん
リョクシン
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーからみていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性に関係します。
グリップキングサボのアッパーはあまり良いところがありませんでした。
グリップキングサボは安価品であり、最大の特徴は、靴底なので仕方ありません。
汚れが溜まりやすい
アッパーに切り替えしがありました。
この部分に汚れが溜まりやすい。
切り返しがないとは?
切り返しがないアッパーとは、こんな感じ。
確かにこれなら汚れが溜まりませんね。
↓商品名を「タップ or クリック」で個別レビュー記事へジャンプします。
商品名 | 価格 | 滑り | 履き心地 | 足音の大きさ |
クッキングメイト006 | ¥5,940〜 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
クリンエース2 | ¥2,786〜 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
ハイパーV#720 | ¥5,280〜 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
アッパーまとめ
- デメリット:アッパーに汚れがたまる
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションについて見ていきます。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
動きやすいクッション
グリップキングサボは、動きやすいクッション形状をしていました。
クッションの厚みによって動きやすさが分かります。
クッション素材に厚みがあるサボとは?
画像のサボは、シェフメイトサボα120という製品です。
かなりクッションに厚みがありました。
グリップキングサボは、動きやすいものの「立ちっぱなし」のような作業ではすこし疲れやすい。
クッション素材は薄いもののインソールが入っていました。
インソール入り
グリップキングサボは、インソールが入っていました。
正直なところ、そこまで良い素材のインソールではありません。
しかし、価格の安い製品の割りには良いインソールだと思います。
とくに、カカト下のクッション素材はEVAという発泡素材を別で貼り合わせていました。
トーアップ形状
つま先がつり上がっていました。
この形状をトーアップといいます。
キッチンとフロアの境目とか、段差あるお店があります。
そこで靴が引っ掛かり転倒することもあるので、トーアップ大事!
クッションまとめ
- メリット:インソール入り
- メリット:トーアップ形状
靴底(滑りにくさが分かる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
超滑りにくい
ノサックスの靴底は、超滑りにくい靴底。
安価品とは思えません。
汚れが詰まりにくい
グリップキングの靴底の良いところは、溝が広いこと。
ここまで広くて滑りにくい靴底は数少ないです。
衛生的にも良いですね。
全面滑りにくい素材
グリップキングサボの靴底のメリットは、滑りにくいこと。
その理由は、滑りにくい素材を靴底の全面に使用していることなのですが、それが原因で足音が大きくなるケースがあります。
足音がグリップキングサボよりは出にくいサボは下記になります。
↓商品名を「タップ or クリック」で個別レビュー記事へジャンプします。
商品名 | 価格 | 滑り | 履き心地 | 足音の大きさ |
クッキングメイト006 | ¥5,940〜 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
クリンエース2 | ¥2,786〜 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
ただし、滑りに関してはグリップキングサボが圧倒的に優れますのでご注意ください。
靴底まとめ
- メリット:超滑りにくい
- メリット:異物が詰まっても取れやすい
- デメリット:足音が大きくなる
グリップキングサボのレビューをまとめます
当記事では、グリップキングサボをレビューしました。
グリップキングサボは、ノサックスが開発した安くて滑りにくいサボシューズです。
焼き鳥屋さんや中華料理店など、どうしても油が付着するお店の方におすすめします。
それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
- 軽い
- 安い
- 超滑りにくい
- インソール入り
- トーアップ形状
- 異物が詰まっても取れやすい
デメリットは2つです。
- 足音が大きくなる
- アッパーに汚れがたまる
最後までお読みいただきありがとうございました。
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