どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、ハイパーV#5000について解説しました。
「滑りにくいコックシューズを探している」
「市場で評価されたコックシューズを履きたい」
「そこまで高くなくて滑りにくいコックシューズがほしい」
実際に履いてみて「滑りにくい、靴の中に余裕がある、カカトでしっかりフィットする」という感想を持ちました。
滑りにくいコックシューズを探している方で、足が広めの方におすすめします。
普段履きスニーカーより大きめ。
普段履きスニーカーとは、プーマやアディダスなどスポーツメーカー品です。
普段履きスニーカーが27.5cmに対して27.0cmでした。
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ハイパーV#5000とは?ワークマンで人気なコックシューズ!サイズ感や販売店を紹介。
ハイパーV#5000は、日進ゴムが開発したコックシューズ。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥5,000~3,500 |
サイズ | 21.5~30.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ推奨 コックシューズ比較:同じサイズ推奨 |
カラー展開 | 白・黒 ピンク グリーン ブルー |
滑りにくさ | ★★★★★(星5つ) |
クッション性 | ★★★☆☆(星3つ) |
耐久性 | ★★☆☆☆(星2つ) |
使用環境 | 外食店◎ 食品工場◎ 給食◯ ラーメン△→湯切りによる ※粉では滑る |
日進ゴムは滑りにくい製品のリーディングカンパニーです。
靴だけではなく「滑りにくい」を開発しているメーカーさん。
メディア出演・実績多数
世界の果てまでイッテQで、日進ゴムのハイパーVが紹介されてましたね。私も愛用しているシューズメーカーです!昔、「123」というロンブーさんの番組で紹介されてから履いています!
— 元山幹生 寄り添いコアラ🐨 (@mikkikaruta) December 7, 2020
今でこそ他のメーカーも追いつきましたが、数年前はハイパーVの独断場でした。
そのため、「滑りにくい=ハイパーV」の印象が強くメディア出演が多い。
- ロイヤルホームセンター
- ワークマン
※店舗によりお取り扱いない場合もあります。
ハイパーV#5000は、コックシューズの滑りにくいレベルを一気に押し上げた製品です。
ハイパーV#5000が発売される前は、「長靴よりは滑りにくい」といった評価のコックシューズばかり。
サイズ感
ハイパーV5000のサイズ感は、すこし大きめ。
プーマやコンバースなどの普段履きスニーカーと比較しています。
サイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズをご案内!
普段履きのスニーカー
- コンバース ⇒ 27.5cm
- オールバーズ ⇒ 27.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
コックシューズ
- JCM ⇒ 27.0cm
- ハイパーV ⇒ 27.0cm
- シェフメイト ⇒ 27.0cm
- ハイグリップ ⇒ 26.5cm
- クッキングメイト ⇒ 27.5cm
靴のジャンルやメーカーによってサイズ感は変わります。
ぜひ、上記を参考にして選んでみてください!
日進ゴムのハイパーV#5000を詳しくレビューします。
ここからは、ハイパーV#5000について詳しくレビューしていきましょう。
ハイパーV#5000を履いて感じたメリットとデメリットは下記のとおり!
- 滑りにくい
- 靴の中の空間が広い
- カカトでしっかりフィットする
- 足が細い人は合わない
- 履いているとサイズ感が大きくなる
メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきます。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが靴のどこに当たるのかを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
まずは、アッパーについて見ていきましょう。
アッパーは、足を包みこむパーツ。
スタンダードなアッパー
ハイパーV#5000のアッパーは、可もなく不可もなくといった感想です。
とくに蒸れにくい工夫やフィッティング性を高める部分を感じることができませんでした。
幅が広いので甲高幅広の方に最適です!
甲ゴム
コックシューズには、足の甲の上あたりにあるアッパーをめくると、甲ゴムという部位が出てきます。
甲ゴムはあ、靴ヒモやマジックテープのないコックシューズにとってサイズ調整に重要なパーツ。
伸縮性などゴムの質によって履き心地に大きく関係します。
カカト素材
ハイパーV#5000の評価が高かったのが、カカトのパーツです。
カカトが脱げにくく、足にフィットするという意見が多数ありました。
このカカトの形状は、他メーカーが参考にするほど評価が高いようですね。
後発でそっくりな製品を見つけてしまいましたw
アッパーまとめ
- メリット:靴の中の空間が広い
- メリット:カカトでしっかりフィットする
- デメリット:足の細い人には向かない
- デメリット:履いているとサイズ感が広くなる
クッション(履き心地がわかる)
続いてクッションについて解説します。
クッションとは、足の裏から加重を支えるパーツ。
クッションはEVA素材
ハイパーV#5000のクッションはEVA素材です。
EVAは、軽量でクッション性の高い素材。
- アシックスのウィンジョブCP303
- アキレスのクッキングメイト100
上記の製品が開発されるまで履き心地ではナンバー1でした。
インソール入り
ハイパーV#5000はインソールが入っていました。
正直なところ、そこまで凄いインソールでもありません。
コックシューズ市場の中では、ハイパーV5000は割とクッション性の評価は高い。
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に靴底について見ていきましょう。
靴底は地面と接地するパーツ。
滑りにくい
ハイパーV#5000は、なんと言ってもこの靴底(ハイパーVソール)!
このアルファベットのVの字状の靴底が、床にある水や油など液体を「かき出す」ので滑りにくい。
靴底の効果が落ちないような努力をしている
このVの字状のハイパーVですが、発売当初からリニューアルしています。
同じVの字状でも少しずつ変化してました。
リニューアルとは、新しい形状というだけではなく、お手入れすること(研磨)も含まれます。
靴底を作る型を定期的に研磨しないといけません。
研磨しないと靴底を作る型が徐々に角がなくなってしまいます。
結果、液体を「かき出す」ことができなくなって滑りやすくなる!
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
ハイパーV#5000のレビュー・口コミをまとめます。
当記事では、ハイパーV#5000について解説しました。
ハイパーV#5000は、日進ゴムが開発したコックシューズです。
滑りにくい製品のリーディングカンパニーである日進ゴムだからこそできる事ですね。
ワークマンで売っているので、購入しやすいのもよいところ。
それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
ハイパーV#5000のメリットは3つありました。
- 滑りにくい
- 靴の中の空間が広い
- カカトでしっかりフィットする
デメリットは、2つです。
- 足が細い人は合わない
- 履いているとサイズ感が大きくなる
普段履きスニーカーとの比較:0.5cm小さめ推奨
他コックシューズとの比較 : 同じサイズ推奨
ハイグリップとの比較 : 0.5cm大きめ推奨
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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