【シェフメイトα-150をレビュー】ローファー風なコックシューズ

シェフメイトα-150のコインローファー部分

どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!

今回は、シェフメイトα-150をレビュー。

リョクシン
結論から申し上げますと、ローファー風のコックシューズです。

「滑りにくいローファーがほしい」

「疲れないローファーを探している」

「フロアで履きやすいコックシューズがほしい」

リョクシン
そんな方におすすめな製品です。

シェフメイトα-150を履いてみた

コックシューズだけではなく、雨の日の通学にもおすすめします!

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴11年の松下智博です。作業靴メーカーでコックシューズを全国の食品工場や外食チェーン店へ営業してきました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線からコックシューズをレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

当ブログはメーカーからの商品提供はなく全て自費でレビューです。本記事には広告はふくまれています。

シェフメイトα-150とは?サイズ感や重量をご案内!

シェフメイトα-150は、弘進ゴム株式会社が開発したローファー風のコックシューズ。

評価項目詳細
価格¥3,800〜(通販サイトによる)
サイズ22.0~30.0cm
サイズ感普段履き比較:0.5cm小さめ推奨
ハイグリップ比較:0.5cm大きめ
シェフメイト比較:同じサイズ
カラー展開
滑りにくさ★★★☆☆(星3つ)
クッション性★★★★☆(星4つ)
耐久性★★★☆☆(星3つ)
おすすめの使用環境外食店◎
食品工場×
ラーメン×

弘進ゴム株式会社は、日本製のコックシューズをメインに展開。

シェフメイトα-150は、その中でも海外製の安価な製品です。

リョクシン
ヒット製品のシェフメイトα-100をローファーしたタイプ。

シェフメイトα-100は、ワークマンやホームセンターで取り扱われていて実績は間違えなし

安い割りに疲れにくいコックシューズです。

リョクシン
1番最初に、コックシューズが妊婦さん向けにも良いと話題になったコックシューズなので、間違えありません。

重量とサイズ感

ここから重量とサイズ感をご案内!

まずは、重量から見ていきましょう。

重量

シェフメイトα-150の重量は、27.0cmで300gです。

軽いですね。

リョクシン
ローファーのコックシューズもいくつかありますが、その中でも軽い!

しかし、靴で重要なのはフィッティング性です。

足と靴の相性を表すフィッティング性について解説

足と靴がしっかりフィットすることで疲れにくく足の変形などのトラブルもありません。

ですので、靴を選ぶときは、重量ではなくフィッティング性で選びましょう。

サイズ感

シェフメイトα-150のサイズ感は、普段履きスニーカーと同じでOK。

普段履きスニーカーとは、ナイキやアディダスなどのスポーツメーカー品です。

リョクシン
普段履きが27.5cmに対して、27.0cmでした。

サイズ選びのご参考まで筆者の靴のサイズをご案内!

筆者の靴ラインナップ

普段履きのスニーカー

  • ニューバランス ⇒ 27.5cm
  • アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
  • ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm

革靴

  • リーガル ⇒ 26.5cm
  • ランウォーク ⇒ 26.5cm
  • テクシーリュクス ⇒ 26.5cm

コックシューズ

  • シェフメイト ⇒ 27.0cm
  • ハイグリップ ⇒ 26.5cm
  • クッキングメイト ⇒ 27.5cm

※足は狭めです。

ぜひ、参考にしてみてください!

シェフメイトα-150を詳しくレビューします。

ここからはシェフメイトα-150を詳しくレビューします。

メリット
  1. 通勤通学で使える
  2. フロアでも履きやすい
  3. インソール入り
  4. ローファーでは珍しい厚底
  5. 滑りにくい
デメリット
  1. キッチンではおすすめしない
  2. シェフメイトα-100にフィッティング性では劣る

メリットとデメリットをパーツ別に解説しました。

靴は大きく分けて3つのパーツに分かれます。

3つのパーツ?

シンコーちゃん

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

リョクシン

わかりにくいと思うので、3つのパーツを図解しました。

3つの靴のパーツの図解

なるほど!これで理解できたよ!

シンコーちゃん

リョクシン

詳しくみていきましょう。

アッパー(通気性がわかる)

靴のパーツのアッパーを図解

まずはアッパーからみていきます。

アッパーは足を包みこむパーツ。

リョクシン
通気性やフィッティング性に関係します。

概要

シェフメイトα-150は、通気性やフィッティング性には優れません。

通気性は、コックシューズなのでメッシュなど通気口がないのが原因です。

リョクシン
フィッティング性は、デザイン性をすこし重視したけ結果、カカトでのフィット性が低く感じました。

これは仕方のないことでしょう。

水を通しにくい

シェフメイトα-150は、コックシューズです。

そのため、通気性には優れていません

リョクシン
その代わりに、通気性がない分、防水ではありませんが、水の侵入は防ぐことができました。

甲ゴム

コックシューズのフィッティング性で重要なのは、甲ゴムです。

甲ゴムは、足の甲に当たる部分にあるサイズ調整のゴムこと。

リョクシン
靴ヒモやマジックテープのないスリッポンのコックシューズでは重要です。

甲ゴムの素材感は、可もなく不可もなくといった感じ。

カカト形状

次にフィッティング性で重要なのは、カカト形状です。

カカト幅は良いのですが、形状がシェフメイトα-100よりフィッティング性が低くなると感じました。

シェフメイトα-100の踵の形状

シェフメイトα-100のカカト形状は、上部につり上がっていました。

そのため、しっかりカカトで靴がフィットします。

リョクシン
シェフメイトα-150は、そもそもローファーデザインが1番のポイントなのでデザイン的にどうしても、カカトをつり上げる事ができないのでしょう。

確かに、ローファーでカカトがつり上がっていたら、ダサ過ぎますね。

キッチンには向かない

キッチンで使うとローファーのデザイン部分に汚れがたまる可能性があるでしょう。

特につま先の上部ですね。

何もないノーマルのスリッポン形状に比較すると汚れが溜まりやすい

量(かさ)がある

アッパーが高めに設定されていました。

そのため、水の侵入が少ないでしょう。

リョクシン
市場にあるローファーのコックシューズでも、かなりアッパーが高い方だと思います。

雨の日の通勤・通学用でおすすめできるのは、このあたりですね。

アッパーまとめ

  • メリット:通勤通学で使える
  • メリット:フロアで履きやすい

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クッション(履き心地がわかる)

靴のパーツのクッションを図解

続いてクッションについて見ていきましょう。

クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。

リョクシン
履き心地に大きく関係します。

厚底

シュフメイトα-150は、クッション素材に厚みのある厚底でした。

厚底は、素材にもよりますが、衝撃吸収に優れるので疲れにくい。

リョクシン
シェフメイトα-150は、ローファーで厚底という珍しい靴です。

ローファーは、本来はデザイン性なども踏まえて、薄底になりがち

厚底の理由は、想定するユーザーが飲食店さんで「立ちっぱなし」という部分が理由でしょう。

インソール入り

シェフメイトα-150は、インソールが入っていました

つま先には、通気口がありました。

多少ですが、通気性があるでしょう。

裏面はこんな感じです。

カカトに衝撃吸収材のクッションが別に付いていました

安い製品の割りには、良いインソールです。

シェフメイトのインソールの1番薄い部分の厚みは321mm

インソールの1番薄い部分は、3.21mmでした。

シェフメイトのインソールの1番厚い部分の厚みは893mm

1番厚い部分は、カカトの下で8.93mmです。

かなり厚みがあるので、厚手の市販のインソールを入れてもサイズ感は変わりにくいと思いました。

クッションまとめ

  • メリット:インソール入り
  • メリット:ローファーでは珍しい厚底

↑目次へ戻る↑

靴底(滑りにくさが分かる)

靴のパーツの靴底を図解

最後に、靴底について見ていきましょう。

靴底は、地面に接地するパーツ。

リョクシン
滑りにくさに関係します。

滑りにくい

シェフメイトα-150の靴底

シェフメイトα-150の靴底は、滑りにくい靴底

滑りにくくするには、靴底の素材と形状が重要です。

シェフメイトα-150の靴底をアップ

シェフメイトα-150の靴底の素材は、ゴムでした。

ゴムは、床と摩擦を起こしやすい素材なので、滑りにくい!

リョクシン
また、溝が多いので、溝に水や油を逃すことができました。

溝に液体を逃がせると靴底と床でより摩擦が起きやすくなるので、滑りにくくなるのです!

靴底まとめ

  • メリット:滑りにくい

↑目次へ戻る↑

シェフメイトα-150のレビューのまとめ

当記事では、シェフメイトα-150をレビューしました。

シェフメイトα-150は、ローファー風のコックシューズ。

リョクシン
飲食店のフロアで使用することをおすすめします。

また、デザインがローファーなので通勤通学にも使用できるでしょう。

コックシューズなので通気口がありません。

リョクシン
雨の日の通勤通学でのご使用もおすすめします!

それでは、下記より簡単に記事をまとめます。

シェフメイトα-150のメリットは下記のとおり。

メリット
  1. 通勤通学で使える
  2. フロアで履きやすい
  3. インソール入り
  4. ローファーでは珍しい厚底
  5. 滑りにくい

デメリットは2つです。

デメリット
  1. キッチンではおすすめしない
  2. シェフメイトα-100にフィッティング性では劣る

最後までお読みいただきありがとうございました。

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