どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、シェフメイトα-8000をレビュー。
「ハイカットのコックシューズがほしい」
「軽くてハイカットのコックシューズってあるの?」
「靴底にゴミが詰まっても取れやすいコックシューズがほしい」
実際に履いてみて「疲れにくい、ファスナーで履きやすい」という感想でした。
床に食材など落ちてしまう環境でおすすめ!
タップできる目次
シェフメイトα-8000とは?サイズ感や重量をご案内
シェフメイトα-8000とは、弘進ゴム株式会社が開発したコックシューズです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥5,445〜 +送料(通販サイトによる) |
サイズ | 22.5~29.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ推奨 ハイグリップ比較:0.5cm大きめ シェフメイト比較:同じサイズ |
カラー展開 | 白 |
滑りにくさ | ★★☆☆☆(星2つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★☆☆☆(星2つ) |
おすすめの使用環境 | 外食店◯ 食品工場◯ ラーメン◯ |
弘進ゴムは、日本製のコックシューズをメインに展開しています。
その中でもシェフメイトα-8000は、日本製でハイカットのコックシューズ。
長靴を履くまでではないのだけど、熱湯が飛んでやけどする可能性がある環境におすすめです。
筆者の目視ですが、丸亀製麺でハイカットのコックシューズを履いている方がいました。
求める声はある
シェフメイトさん、ハイカットのコックシューズを作ってください。
永久にリピートします。— JIMI (@JIMI_KILLorDIE_) March 3, 2019
やっと出来ましたw
24代目仕事靴www
ラーメン屋に勤めて靴が自由化になったのでハイカットスニーカーばっかりになったワシ。
元バレー部はハイカットが動きやすい。
コックシューズは安全で長持ちはするが…だせぇし…ハイカットねぇし。
部活並みに動き回されるならやっぱハイカットやろ!! pic.twitter.com/5XKbDWiyQR— おかん系男子YOTAくん (@yota_83) February 6, 2018
ハイカットのコックシューズは求める声はあります。
店舗で販売されていないのが原因でしょう。
しかし、2020年9月の時点ではシェフメイトα-8000は購入可能です。
本当は、シェフメイトグラスパーCG-800という製品があり、そちらがおすすめでした。
サイズ感
シェフメイトα-8000のサイズ感は、少し大きめ。
ナイキやアディダスなどの普段履きスニーカーと比較しています。
サイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズをご案内!
普段履きのスニーカー
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- ランウォーク ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
コックシューズ
- シェフメイト ⇒ 27.0cm
- ハイグリップ ⇒ 26.5cm
- クッキングメイト ⇒ 27.5cm
※足は狭めです。
靴のサイズはジャンルやメーカー、製品によっても違います。
自分のサイズを決めつけない様にしましょう。
シェフメイトα-8000を詳しくレビュー
ここからは、シェフメイトα-8000を詳しくレビューします。
メリットとデメリットは下記のとおり。
- ハイカット
- 止水ファスナー
- 蒸れにくいアッパー素材
- 耐久性の高いアッパー素材
- ウレタンで履き心地長持ち
- 一体成型で壊れにくい
- すこし滑りにくい
- 靴底に汚れが詰まっても取れやすい
靴底がすり減りやすい
メリットとデメリットをパーツ別にみていきます。
シンコーちゃん
リョクシン
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーは、足を包みこむパーツ。
フィッティング性や通気性に関係します。
シェフメイトα-8000のアッパーは通気性には、優れません。
またフィッティング性はまずまずといったところ。
裏布がない
シェフメイトα-8000は裏布がありません。
裏布がないことで汗や結露がか発生してもすぐに乾燥させる事ができます。
ファスナーでフィッティング
シェフメイトα-8000の脱ぎ履きはファスナーです。
食品関係ですとファスナーを手で触るので、賛否ありそうだと一瞬思いました。
ですので問題ないでしょう。
止水ファスナー
ちなみに、シェフメイトα-8000は止水ファスナーです。
水が侵入しにくく汚れも入らない!
クラリーノ
シェフメイトα-8000のアッパーは全面クラリーノ。
展示会でメーカーさんに聞きましたが、なんと日本製でランドセルに使用されている素材と同等のクラリーノとの事。
アッパーまとめ
- メリット:ハイカット
- メリット:止水ファスナー
- メリット:蒸れにくいアッパー素材
- メリット:耐久性の高いアッパー素材
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
厚底
シェフメイトα-8000のクッションは厚みのある厚底。
クッション素材はウレタン樹脂で履き心地が長く続く素材です。
クッション素材は、クッション性に優れる配合のウレタン樹脂でした。
よって疲れにくいといえます。
壊れにくい
上記画像のようにコックシューズが破損した事ありませんか?
アッパーとクッションの間が剥がれていますね。
よって耐久性が高いと言えます。
クッションまとめ
- メリット:一体成型で壊れにくい
- メリット:耐久性の高いアッパー素材
- メリット:ウレタンで履き心地長持ち
靴底(滑りにくさが分かる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
すこし滑りにくい
シェフメイトα-8000の靴底は、すこし滑りにくい靴底でした。
滑りにくい靴底にするには、素材と形状が大事です。
素材は、EVAという素材です。
本来はクッション素材に使用する発泡素材。
そのため調理工程でどうしても床に食材が落ちてしまう現場に有効。
心あたりある方はぜひ試して見てください!
靴底まとめ
- メリット:すこし滑りにくい
- メリット:靴底に汚れが詰まっても取れやすい
- デメリット:靴底がすり減りやすい
シェフメイトα-8000のレビューをまとめます
当記事ではシェフメイトα-8000について解説しました。
シェフメイトα-8000は、ハイカットのコックシューズ。
止水ファスナーで水やゴミの侵入を防ぎます。
クッション性も長続きするのでぜひ、試して見てください!
シェフメイトα-8000のメリットは、8つありました。
- ハイカット
- 止水ファスナー
- 蒸れにくいアッパー素材
- 耐久性の高いアッパー素材
- ウレタンで履き心地長持ち
- 一体成型で壊れにくい
- すこし滑りにくい
- 靴底に汚れが詰まっても取れやすい
デメリットは1つです。
靴底がすり減りやすい
最後までお読みいただきありがとうございました。
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