どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、シェフメイトα-150をレビュー。
「滑りにくいローファーがほしい」
「疲れないローファーを探している」
「フロアで履きやすいコックシューズがほしい」
コックシューズだけではなく、雨の日の通学にもおすすめします!
タップできる目次
シェフメイトα-150とは?サイズ感や重量をご案内!
シェフメイトα-150は、弘進ゴム株式会社が開発したローファー風のコックシューズ。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥3,800〜(通販サイトによる) |
サイズ | 22.0~30.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ推奨 ハイグリップ比較:0.5cm大きめ シェフメイト比較:同じサイズ |
カラー展開 | 黒 |
滑りにくさ | ★★★☆☆(星3つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★☆☆(星3つ) |
おすすめの使用環境 | 外食店◎ 食品工場× ラーメン× |
弘進ゴム株式会社は、日本製のコックシューズをメインに展開。
シェフメイトα-150は、その中でも海外製の安価な製品です。
シェフメイトα-100は、ワークマンやホームセンターで取り扱われていて実績は間違えなし。
安い割りに疲れにくいコックシューズです。
重量とサイズ感
ここから重量とサイズ感をご案内!
まずは、重量から見ていきましょう。
重量
シェフメイトα-150の重量は、27.0cmで300gです。
軽いですね。
しかし、靴で重要なのはフィッティング性です。
足と靴がしっかりフィットすることで疲れにくく足の変形などのトラブルもありません。
ですので、靴を選ぶときは、重量ではなくフィッティング性で選びましょう。
サイズ感
シェフメイトα-150のサイズ感は、普段履きスニーカーと同じでOK。
普段履きスニーカーとは、ナイキやアディダスなどのスポーツメーカー品です。
サイズ選びのご参考まで筆者の靴のサイズをご案内!
普段履きのスニーカー
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- ランウォーク ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
コックシューズ
- シェフメイト ⇒ 27.0cm
- ハイグリップ ⇒ 26.5cm
- クッキングメイト ⇒ 27.5cm
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください!
シェフメイトα-150を詳しくレビューします。
ここからはシェフメイトα-150を詳しくレビューします。
- 通勤通学で使える
- フロアでも履きやすい
- インソール入り
- ローファーでは珍しい厚底
- 滑りにくい
- キッチンではおすすめしない
- シェフメイトα-100にフィッティング性では劣る
メリットとデメリットをパーツ別に解説しました。
靴は大きく分けて3つのパーツに分かれます。
シンコーちゃん
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
リョクシン
シンコーちゃん
リョクシン
アッパー(通気性がわかる)
まずはアッパーからみていきます。
アッパーは足を包みこむパーツ。
概要
シェフメイトα-150は、通気性やフィッティング性には優れません。
通気性は、コックシューズなのでメッシュなど通気口がないのが原因です。
これは仕方のないことでしょう。
水を通しにくい
シェフメイトα-150は、コックシューズです。
そのため、通気性には優れていません。
甲ゴム
コックシューズのフィッティング性で重要なのは、甲ゴムです。
甲ゴムは、足の甲に当たる部分にあるサイズ調整のゴムこと。
甲ゴムの素材感は、可もなく不可もなくといった感じ。
カカト形状
次にフィッティング性で重要なのは、カカト形状です。
カカト幅は良いのですが、形状がシェフメイトα-100よりフィッティング性が低くなると感じました。
シェフメイトα-100のカカト形状は、上部につり上がっていました。
そのため、しっかりカカトで靴がフィットします。
確かに、ローファーでカカトがつり上がっていたら、ダサ過ぎますね。
キッチンには向かない
キッチンで使うとローファーのデザイン部分に汚れがたまる可能性があるでしょう。
特につま先の上部ですね。
何もないノーマルのスリッポン形状に比較すると汚れが溜まりやすい。
量(かさ)がある
アッパーが高めに設定されていました。
そのため、水の侵入が少ないでしょう。
雨の日の通勤・通学用でおすすめできるのは、このあたりですね。
アッパーまとめ
- メリット:通勤通学で使える
- メリット:フロアで履きやすい
クッション(履き心地がわかる)
続いてクッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。
厚底
シュフメイトα-150は、クッション素材に厚みのある厚底でした。
厚底は、素材にもよりますが、衝撃吸収に優れるので疲れにくい。
ローファーは、本来はデザイン性なども踏まえて、薄底になりがち。
厚底の理由は、想定するユーザーが飲食店さんで「立ちっぱなし」という部分が理由でしょう。
インソール入り
シェフメイトα-150は、インソールが入っていました。
つま先には、通気口がありました。
多少ですが、通気性があるでしょう。
裏面はこんな感じです。
カカトに衝撃吸収材のクッションが別に付いていました。
安い製品の割りには、良いインソールです。
インソールの1番薄い部分は、3.21mmでした。
1番厚い部分は、カカトの下で8.93mmです。
かなり厚みがあるので、厚手の市販のインソールを入れてもサイズ感は変わりにくいと思いました。
クッションまとめ
- メリット:インソール入り
- メリット:ローファーでは珍しい厚底
靴底(滑りにくさが分かる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくい
シェフメイトα-150の靴底は、滑りにくい靴底。
滑りにくくするには、靴底の素材と形状が重要です。
シェフメイトα-150の靴底の素材は、ゴムでした。
ゴムは、床と摩擦を起こしやすい素材なので、滑りにくい!
溝に液体を逃がせると靴底と床でより摩擦が起きやすくなるので、滑りにくくなるのです!
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
シェフメイトα-150のレビューのまとめ
当記事では、シェフメイトα-150をレビューしました。
シェフメイトα-150は、ローファー風のコックシューズ。
また、デザインがローファーなので通勤通学にも使用できるでしょう。
コックシューズなので通気口がありません。
それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
シェフメイトα-150のメリットは下記のとおり。
- 通勤通学で使える
- フロアで履きやすい
- インソール入り
- ローファーでは珍しい厚底
- 滑りにくい
デメリットは2つです。
- キッチンではおすすめしない
- シェフメイトα-100にフィッティング性では劣る
最後までお読みいただきありがとうございました。
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