【粉ハイパーV#5740をレビュー】粉モノで滑りにくいので製パン関係におすすめ!

こんな方に読んでほしい

  • 粉ハイパーV#5740について知りたい方
  • 粉で滑りにくいコックシューズをお探しの方

リョクシン

どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
どーも、「野菜は炒めても足は痛めるな」料理人のシンコーです。

シンコーちゃん

今回は、粉ハイパーV#5740について解説。

結論から申し上げますと、製パン関係など粉を使用するキッチンや工場でおすすめ!

粉対策のコックシューズなんてあるんだね。

みんなパン屋さん困っているんじゃないかな?

シンコーちゃん

リョクシン

市販されていないので、amazonなど通販で購入するしかないないからね。

粉対策のコックシューズ自体あまり知られていません。

「どうしても調理過程で床に粉が落ちて滑る」

「粉と水や油って滑りにくさが違うの?」

「なんで市販のコックシューズって粉で滑るの?」

そんな方におすすめな記事です。

実際に履いてみて「粉でも滑りにくい、ただしドライな環境だけ、靴底がすり減りやすい」という感想を持ちました。

粉が落ちていて、水や油が床にないドライな環境の方におすすめします。

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴11年の松下智博です。作業靴メーカーでコックシューズを全国の食品工場や外食チェーン店へ営業してきました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線からコックシューズをレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

当ブログはメーカーからの商品提供はなく全て自費でレビューです。本記事には広告はふくまれています。

粉ハイパーV#5740とは?メリットとデメリットを解説

粉ハイパーV#5740は日進ゴムというメーカーが開発しました。

日進ゴムは、滑りにくい製品のリーディングカンパニーです。

一番有名なのは、下記ブラックのハイパーV#5000というコックシューズ。

靴底がアルファベットのVの字状になっていて、水や油で圧倒的に滑りにくい製品でした。

しかし、粉では滑るという評価もあったのでしょう。

粉だけに対応した粉ハイパーV#5740というコックシューズを開発したわけですね。

こちらが粉ハイパーV#5740です。

ブラックは色展開になく、ホワイトのみのラインナップ。

ホワイトだけの理由ですが、一般のパン屋さんではなく、食品工場をターゲットにした製品ではないかと。

リョクシン

でも、パン屋さんでも売り場では粉はないから、ホワイトだけでも良いかもね。

確かに、売り場にいるパン屋さんの店員さんは通常の黒いスニーカーを履いていた気がする・・・

シンコーちゃん

粉ハイパーV#5740を試してみて感じたのは、下記のようなレビューです。

メリット
  1. 粉ものが床にあっても滑りにくい
デメリット
  1. 靴底のすり減りが早い
  2. 耐油配合ではない

うーん、これだけだとわからないね?

シンコーちゃん

リョクシン

そりゃそうだよね。

次項からパーツ別に解説していきます。

 

粉ハイパーV#5740のレビュー!パーツ別に紹介

ここからは、粉ハイパーV#5740のレビューを紹介。

パーツ別にみていきます。

パーツは、下記の3つ。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

リョクシン

靴は大きく分けて3つのパーツに別れるんだ。

超簡単だから今は、わからなくてもOK

詳しく見ていきましょう。

シンコーちゃん

 

アッパー(通気性がわかる)

まずは、アッパーと言われるパーツからみていきます。

アッパーとは、足を覆うパーツ。

下記の画像のラインが入った部分です。

アッパー α-100

アッパーで重要なのは、フィッティング性と通気性。

アッパーに使われる素材次第で、大きく機能性が変わります。

粉ハイパー#5740を履いて感じたのは、割と空間広めです。

甲が高い方や足の幅が広い方、足自体の肉付きがよい方に最適でしょう。

足が細身の人には、空間がありすぎてしまうかもしれません。

コックシューズのフィッティング性で重要なのは、この甲ゴムと言われる素材。

甲ゴムは可もなく不可もなくいった感じです。

安い製品ですと、伸縮性がなかったり糸が「ほつれて」いたりすることも・・・

糸がほつれるのは、致命的だね。

異物混入やカビの発生源になることも・・・

シンコーちゃん

アッパーのフィッティング性は、カカト幅も関係します。

画像ですと割と狭い感じがしますが、素材が柔らかいので、広めでした。

こちらも足が細い人には、向かないかもしれませんね。

アッパーまとめメモ
  1. 靴内の空間広め
  2. 甲ゴムは普通
  3. カカト幅は、狭いが素材が柔らかい

リョクシン

アッパーに関しては、何か特別に優れている訳ではありませんでした。

でも悪いところもなかったですね。

シンコーちゃん

 

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クッション(履き心地がわかる)

続いてクッション素材です。

クッション素材は、履き心地に大きく関係するパーツ。

クッション α-100

画像のラインが入った部分ですね。

粉ハイパーV#5740は、割と厚底でクッション性はありそうでした。

しかし、履いてみた感じは、見た目ほどではない印象。

私の足が細いので、もしかしたらフィットしていないせいか恩恵を受けなかったのかも!

ハイパーVのコックシューズは、割とクッションは評価高いので、本当に筆者に合わなかっただけかもしれません。

シンコーちゃん

インソールが入っていました。

インソールの素材はEVAと言われる通常の簡易的な素材のインソールです。

クッション性にプラスされるかと言われれば、そこまでではないでしょう。

クッションまとめメモ
  1. 厚底ではあるが見た目ほどのクッション性ではない。
  2. インソール入り

リョクシン

インソールが取り外せると別売りのインソールと取り替えができるのが良いところ。

 

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靴底(滑りにくさがわかる)

最後に靴底について解説します。

靴底は、地面に接地するパーツ。

滑りにくさに大きく関係します。

リョクシン

靴底の素材が滑りにくいのではなく、形状が滑りにくさの秘密。

粉ハイパーV#5740とハイパーV#5000は、同じV字状の靴底ですね。

しかし、粉ハイパーV#5740のVの字は細身で割と、柔らかい。

こちらがハイパーV#5000です。

水や油など液体で滑りにくのが特徴。

粉ハイパー#5740と異なり、V字の形状が厚くて硬いのは、水や油をかき出すため。

溝(みぞ)を多くすることで、床にある水と油をかき出して、床との接地する面積を増やします。

ハイパーV#5740は、靴底が柔らかいです。

粉に対する滑りにくさを出すメカニズムは、粉を上から踏んでも、粉を押しどかせるか。

やはり液体と固体では、対策が異なりました。

市販のコックシューズは、水や油などの液体対策がメイン。

だから粉で滑る訳だね。

シンコーちゃん

リョクシン

粉ハイパー#5740の残念なところは、耐油ではないこと。

そして、靴底が柔らかいので、すぐに靴底がすり減ってしまう。

靴底のまとめメモ
  1. 粉と液体は、滑りにくさのメカニズムが違う。
  2. 同じVの字状だけど、太さと柔らかさが異なる。
  3. 粉ハイパーV#5740は、耐油配合ではない

靴底のメリット・デメリットまとめ

  • メリット①:粉で滑りにくい
  • デメリット①:靴底のすり減りが早い
  • デメリット②:耐油配合ではない

 

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まとめ:粉ハイパーV#5740はドライな環境での粉対策におすすめ!

当記事ではハイパーV#5740について解説しました。

ハイパーV#5740は、粉による転倒事故対策のコックシューズです。

ホワイトのみのため、メインはキッチンや工房での使用が想定されているのでしょう。

よくよく考えてみたら、売り場で粉対策は不要でしたね。

「市販のコックシューズでは、粉で滑って困る」

そんな方に強くおすすめ!

それでは下記より、簡単に記事をまとめます。

ハイパーV#5740のメリットは下記。

メリット

粉ものが床にあっても滑りにくい

デメリットは、1つです。

デメリット
  1. 靴底のすり減りが早い
  2. 耐油配合ではない

 

 

シンコーちゃん
最後まで読んでいただきありがとうございました。 下記の関連記事もよろしくお願い致します。

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