【丸五マンダム#56をレビュー】完全防水シューズはコックシューズになりうるか?【マンダムプログリップシューズ】

こんな方に読んでほしい

  • マンダム#56について知りたい方
  • マンダムプログリップシューズがほしい方
  • マンダム#56がコックシューズの代わりにしたい方

リョクシン

どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
どーも、「野菜は炒めても足は痛めるな」料理人のシンコーです。

シンコーちゃん

今回は、マンダム#56について解説します。

マンダム#56は、「コックシューズ」と表記していないものの「耐油」で「防滑」の表記があり応用できそう。

シンコーちゃん

リョクシン

確かに、油に対する耐久性の「耐油」という機能。

滑りにくい機能の「防滑」が表記されていました。

そのあたりを見ていこうか!

「マンダム#56をコックシューズとして履きたい」

「マンダム#56ってコックシューズじゃないの?」

「耐久性の高いコックシューズがほしい」

そんな方におすすめな記事です。

リョクシン

ホームセンターに売っていて人気なようだね。

マンダム#56に詳しく見ていこう!

実際に使用してみて「疲れにくい、耐久性が高い、価格が安い、水油がなければコックシューズとして履ける」という感想を持ちました。

そこまでキッチン環境が過酷ではないお店の方におすすめ!

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴11年の松下智博です。作業靴メーカーでコックシューズを全国の食品工場や外食チェーン店へ営業してきました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線からコックシューズをレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

当ブログはメーカーからの商品提供はなく全て自費でレビューです。本記事には広告はふくまれています。

マンダム#56とは?メリットとデメリット紹介!

マンダム#56プログリップシューズ

マンダム#56は、足袋や安全スニーカーを製造している丸五(まるご)というメーカーの製品。

創立100周年を迎えるメーカーさんです。

足袋屋さんといえば、作家である池井戸潤さんの「陸王」のイメージがあるね!

シンコーちゃん

リョクシン

あ、あそこまで小さな会社ではないんだ。

東京の日本橋に直営店を設けるくらいの規模のメーカーさんで、海外でも高い評価を受けていました。

マンダム#56ですが、コックシューズではありません。

あくまで、完全防水のスニーカー。

レジャーやガーデニング、洗車などに最適です。

リョクシン

要するに、長靴を履きたくない人向けのスニーカーだよね。

じゃーコックシューズとして履くのは微妙かな?

シンコーちゃん

リョクシン

完全にコックシューズとしてダメな訳ではないから、メリットとデメリットを考えて見たよ。

下記を参考にして見てください。

メリット
  1. 完全防水
  2. 靴のパーツがすべて耐油素材
  3. 履き心地よし
  4. 一体成型で耐久性が高い
  5. 丸洗いできる
  6. すこし滑りにくい靴底
デメリット
  1. 蒸れやすい
  2. ベタベタしてる
  3. 着地が不安

うーん、これだけだとよくわからないね。

シンコーちゃん

リョクシン

そりゃそうだよね。

次項からマンダム#56のレビューをパーツ別にするね。

メリットとデメリットに触れながら解説していくよ。

マンダム#56のレビュー!パーツ別に解説します。

ここからは、筆者が実際にマンダム#56を履いて感じたレビューを紹介。

リョクシン

サイズ感は、普段履きのスニーカーは27.5cm使用。

足は細身ですが、27.0cmで大丈夫でした。

幅広の方は、1サイズ大き目がおすすめですね。

パーツ別にみていきます。

下記の3つ。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

リョクシン

靴は大きく分けて3つのパーツに別れるんだ。

超簡単だからわからなくてもOK

詳しく見ていきましょう。

シンコーちゃん

 

アッパー(通気性がわかる)

靴のパーツのアッパーを図解

まずは、アッパーから見ていきます。

アッパーとは、画像のように足を覆うパーツ。

主に、フィッティング性や通気性に関係してきます。

マンダム#56のアッパー素材はPVCという素材。

防水性があって、一切通気口がありません。

リョクシン

完全防水ではあるのの蒸れやすいんだね。

PVCは素材の配合によって、機能性が変わります。

マンダム#56は、冒頭の通り「耐油」。

油に対して耐久性があるので、キッチンでも問題ありません。

でもなんか、ベタベタしない?

シンコーちゃん

リョクシン

耐油の白長靴も同じなんだけど、どうしてもベタつくみたいだね。

 

アッパーまとめ

  • メリット①:完全防水
  • メリット②:すべて耐油素材
  • デメリット①:蒸れる
  • デメリット②:ベタベタする

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クッション(履き心地がわかる)

靴のパーツのクッションを図解

クッション素材について見ていきましょう。

靴業界だとミッドソールなんて呼びます。

地面には設置ぜず、足元を支える重要なパーツ。

リョクシン

履き心地に大きく関係する重要なパーツですね。

マンダム#56は、すべてのパーツが同じ素材。

一体成型といって、接着剤など使用しなくも各パーツが同じ1枚素材なのです。

リョクシン

何が言いたいのかといえば、素材が破れたりしません。

じゃー水も浸み込んで来ないんだね。

シンコーちゃん

このように、クッションとアッパーが剥がれる心配がありません。

アシックス ウィンジョブcp-303 カカトの靴底剥がれ

また、上記の画像のように靴底が剥がれる心配もないのです。

リョクシン

一体成型だから、丸洗いが可能なんだ。

蒸れやすいから、臭いが気になっていたけど、洗えるなら問題なさそうだね。

シンコーちゃん

またクッション素材のPVCでは、衝撃吸収性が低いデメリットがあります。

そのデメリットを取り外しのできるインソールでカバーしていました。

リョクシン

以外にクッション性がよかったですね。

またPVCの配合もクッション性をよくしているのかもしれません。

クッションまとめ

  • メリット③:インソールと素材の配合で履き心地よし
  • メリット④:一体成型で剥がれや破れなし
  • メリット⑤:丸洗いできる

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靴底(滑りにくさがわかる)

靴のパーツの靴底を図解
最後に靴底です。

靴底は、地面に設置するパーツ。

滑りにくさに大きく関係します。

マンダム#56の靴底は滑りにくさを感じました。

しかし、コックシューズで使うなら1つ問題を発見!

靴底の素材が出っ張ってないのです。

こちらは、別メーカーの製品なのですが、オレンジ色のゴムの靴底がクッションからハミ出していますね。

リョクシン

コックシューズを逆さに撮影しています。

靴底がクッションよりハミ出すことで、着地する際に、靴底が一番最初に接地するでしょう。

靴底が滑りにくい形状であれば、滑りにくさを発揮します。

上記の画像は、マンダム#56を先ほどのオレンジの靴底の製品と同じように撮影してものです。

靴底の形状がクッションより突出していません。

これでは、クッション部分が先に着地してしまう可能性もあるのです。

そうなると滑るわけだね。

シンコーちゃん

リョクシン

そうなんだよ。

でも、そこまでキッチンが過酷でない環境であれば問題なし!

靴底のまとめ

  • メリット⑥:滑りにくい
  • デメリット③:着地が不安

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まとめ:マンダム#56は、コックシューズではなく完全防水シューズ

当記事では、丸五のマンダム#56について解説しました。

マンダム#56は、完全防水で耐油、防滑の機能がありますのでコックシューズとしても使用できます。

ただし、あまり水や油などが床に付着したキッチンではおすすめしません。

現場、調理のようなお店には不向きだね。

シンコーちゃん

リョクシン

どうしても油が舞うからね。

蒸れるので疲れを感じやすいのですが、丸洗いできるので、臭いは抑えられそうです。

価格もやすいですし、ぜひ気になった方は試して見てください。

それでは、簡単に記事をまとめます。

マンダム#56のメリットは、6つありました。

メリット
  1. 完全防水
  2. 一体成型で耐久性が高い
  3. 丸洗いできる
  4. 履き心地がよい
  5. すこし滑りにくい靴底
  6. 靴のパーツ全てが耐油素材

デメリットは、3つです。

デメリット
  1. 蒸れやすい
  2. 着地が不安
  3. ベタベタしてる
シンコーちゃん
最後まで読んでいただきありがとうございました。 下記の関連記事もよろしくお願い致します。

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