どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、ハイグリップNHF-001をレビュー。
「飲食店のフロアで働いている」
「滑りにくいスニーカーがほしい」
「疲れにくいスニーカーを探している」
実際に履いてみて「滑りにくい、軽い、価格の割りに疲れにくい」という感想でした。
飲食店のフロアや軽い雨の日にもおすすめ!
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ハイグリップNHF-001とは?サイズ感や重量をご案内
ハイグリップNHF-001は、ミドリ安全が開発した滑りにくいスニーカーです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥4,400〜(通販サイトによる) |
サイズ | 22.0~30.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ推奨 ハイグリップ比較:0.5cm大きめ シェフメイト比較:同じサイズ |
カラー展開 | 黒 |
滑りにくさ | ★★★★★(星5つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 外食店◎ 食品工場△ ラーメン× |
ミドリ安全は、ワークシューズのトップメーカー。
飲食店で履かれているコックシューズで市場シェアトップです。
ハイグリップNHF-001は、そのラインナップの中でもトップクラスに滑りにくい。
滑りにくいのは、もちろんのことクッション性にも優れていました。
紐タイプなので、飲食店のキッチンよりはフロア向け。
また普段履きとしても使用可能です。
重量とサイズ感
ここからはハイグリップNHF-001の重量とサイズ感をレビュー。
まずは、重量からみていきましょう。
重量
ハイグリップNHF-001の重量は、26.5cmで275gでした。
とても軽いですね。
足とのフィッティング性が大事です。
足と靴がしっかりフィットしないと靴の中で足が遊んでしまい、踏ん張ってしまうので蒸れたり疲れたりと問題が多い。
サイズ感
ハイグリップNHF-001のサイズ感は、少し大きめ。
ナイキなどの普段履きスニーカーと比較しています。
ミドリ安全のコックシューズの中では、すこし小さめのサイズ感ですね。
とはいえ、多少は大きいので0.5cm小さめがおすすめ!
普段履きのスニーカー
- オールバーズ ⇒ 27.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
コックシューズ
- シェフメイト ⇒ 27.0cm
- ハイグリップ ⇒ 26.5cm
- クッキングメイト ⇒ 27.5cm
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください!
ミドリ安全のハイグリップNHF-001を詳しくレビュー
ここからは、ミドリ安全のハイグリップNHF-001を詳しくレビューします。
実際に履いてみて感じたメリットとデメリットは下記のとおり。
- 軽い
- 靴ヒモ
- 平紐で脱げにくい
- 履き心地がよい
- インソール入り
- 厚底のクッション
- 反発力のあるクッション
- 超滑りにくい
紐がカビる可能性
メリットとデメリットをパーツ別に解説しました。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能です。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
上記の3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーからみていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性に関係します。
ハイグリップNHF-001は、コックシューズなので通気性は低いです。
フィッティング性は靴ヒモなので、サイズ調整しやすい構造。
通気口がない
当たり前ですが、飲食店で履く靴なので通気口はありません。
通気性はないものの、耐水性はあるので、水を通しにくい。
ただし、土踏まず側に通気口が2つありました。
本当にすこしですが、通気性がアップします。
靴ヒモでフィッティング
ハイグリップNHF-001は、靴ヒモでフィッティングするので、サイズ調整がしやすい。
しかも、ほどけにくく、緩みにくい平紐です。
ハトメ補強がある
靴ヒモを入れる穴をハトメといいます。
製品によっては、ハトメが破れてしまうケースもありました。
脱げにくい構造
カカト形状が脱げにくい構造です。
またカカトを形成する月型芯もしっかりしていました。
カカトの裏側もしっかりした素材を使用しています。
すり減って破れてしまう方にはよいと思いました。
アッパーまとめ
- メリット:軽い
- メリット:靴ヒモ
- メリット:平紐で脱げにくい
- デメリット:紐がカビる可能性
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションについてみていきましょう。
クッションは足の裏から体重を支えるパーツ。
超厚底
ハイグリップNHF-001は、超厚底。
クッション素材に厚みがある靴を厚底といいます。
反発力がある
クッション素材には、EVAという素材を使用していました。
EVA素材は、配合によって機能が大きく変わります。
高反発で背中を押される感覚ですかね。
厚底のデメリットとして、「動きにくい」というモノがありました。
インソール入り
ハイグリップNHF-001は、インソールが入っていました。
取り外せるので、市販のインソールと交換できます。
割と厚みがあってよい感じです。
安いコックシューズですと割と紙みたいなインソールが入っているケースもありました。
クッションまとめ
- メリット:履き心地がよい
- メリット:インソール入り
- メリット:厚底のクッション
- メリット:反発力のあるクッション
- デメリット:紐がカビる可能性
靴底(滑りにくさが分かる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくい靴底
ハイグリップNHF-001は、超滑りにくい靴底です。
水や油など液体では最強でしょう。
滑りにくさを測る数値があるのですが、その数値で市場トップです。
環境により滑る場合もあると思いますが、試験数値ではナンバー1とのこと。
靴底まとめ
- メリット:超滑りにくい
ミドリ安全のハイグリップNHF-001のまとめ
当記事では、ミドリ安全のハイグリップNHF-001をレビューしました。
ハイグリップNHF-001は、靴ヒモ仕様のコックシューズです。
超厚底で疲れにくいのも魅力の1つ。
飲食店のフロアや軽い雨の日のご使用をおすすめします!
ハイグリップNHF-100のメリットは下記のとおり。
- 軽い
- 靴ヒモ
- 平紐で脱げにくい
- 履き心地がよい
- インソール入り
- 厚底のクッション
- 反発力のあるクッション
- 超滑りにくい
デメリットは1つです。
紐がカビる可能性
最後までお読みいただきありがとうございました。
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