こんな方に読んでほしい
- コナグリップCG-700について知りたい方
- 粉で滑って困る方
リョクシン
シンコーちゃん
結論から申し上げますと、粉で滑りにくいコックシューズ。
水や油での滑りには対応していません。
「粉で滑りにくいコックシューズを探している」
「市販のコックシューズではどうも滑る」
「粉対策のコックシューズ購入したけど、すぐに靴底がすり減る」
「実績のある粉対策のコックシューズについてしりたい」
そんな方におすすめなコックシューズです。
リョクシン
パン屋さんや和菓子店さん、製麺所さんなど粉で滑って困るという方におすすめします。
タップできる目次
コナグリップCG-700とは?サイズ感と取扱い店を紹介
コナグリップCG-700とは、ミドリ安全の開発したコックシューズです。
ミドリ安全は、コックシューズ市場でトップメーカー。
コックシューズのラインナップがたくさんあります。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥5,940~ |
サイズ | 22.0~30.0cm |
サイズ感 | 普段履きとの比較:1.0cm小さめを選ぶ コックシューズとの比較:0.5cm小さめを選ぶ |
カラー展開 | 白 |
滑りにくさ | ★★☆☆☆(星2つ) |
クッション性 | ★★★☆☆(星3つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 粉で滑る場所 |
ミドリ安全は、コックシューズをハイグリップシリーズとして発売しています。
コナグリップCG-700は、ハイグリップシリーズの中でも特殊な環境に向けた製品。
通常のコックシューズは、水や油など液体での滑りにくさに強いのに対して、粉グリップは、粉など細かい固体に対して滑りにくさを発揮します。
リョクシン
粉対応はまだまだ市場に少ない製品で、現場は満足しているかと言えば、そうでもなさそうです。
しかし、市販のコックシューズよりは粉対策になっていますのでおすすめ!
販売は、amazonと楽天の通販のみですね。
コナグリップCG-700のサイズ感について
コナグリップCG-700のサイズ感について見ていきましょう。
私が履いて感じたサイズ感です。
普段履きスニーカーと比較 : 1.0cm小さめ推奨
他コックシューズと比較 : 0.5cm小さめ推奨
ハイグリップと比較 : 同じサイズ推奨
普段履きスニーカーとは、ナイキやアシックスなどのABCマートに売っているようなスニーカー。
他コックシューズとは、シェフメイトやハイパーVなどの人気コックシューズです。
ハイグリップは、ミドリ安全のコックシューズ。
リョクシン
シンコーちゃん
私のコナグリップCG-700のサイズは、26.5cmでした。
念のため筆者の所持している靴のサイズをご案内します。
サイズ選びの参考にしてみてください。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
コックシューズ
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ミドリ安全(ハイグリップ)⇒ 26.5cm
- シェフメイト・ハイパーVなど他⇒ 27.0cm
シンコーちゃん
コナグリップCG-700をレビュー!メリットとデメリットを解説
それではコナグリップCG-700についてレビューしていきましょう。
まずコナグリップCG-700を履いて感じたメリットとデメリットを紹介します。
- 細かいディテールが綺麗
- クッション性が長続きする
- 汚れにくいクッション
- 粉でも滑りにくい靴底
- 粉対策の中では靴底が長持ち
- クッション素材が固め
- 「粉+液体」では滑る
メリットとデメリットの一覧だけだと分かりにくいね。
シンコーちゃん
リョクシン
詳しくレビューするために、パーツ別にわけて解説しました。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることができます。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが靴のどこに当たるのかを図解しました。
これで靴のパーツについて理解できました。
シンコーちゃん
リョクシン
アッパー(通気性がわかる)
まずはアッパーから見ていきましょう。
アッパーは、足を包みこむパーツです。
通気性やフィッティング性、耐久性、やけど対策が求められるパーツ。
コナグリップCG−700のアッパー素材は、ディテールが綺麗だと感じました。
ミドリ安全は、コナグリップCG-700に限らず、ディテールが綺麗で完成度が高いです。
甲ゴムがキレイ
アッパーの足の甲にあたる部分をめくると、甲ゴムという部位がでてきます。
コックシューズは、靴ヒモやマジックテープなどサイズ調整のある靴ではありません。
そのため、この甲ゴムがフィッティングに重要。
他メーカー品ですが、画像のように糸がほつれてしまう事があります。
リョクシン
月型芯がしっかりしている
アッパーのカカト部分に月型芯という部位が入っています。
中に入っているので、外からでは見えないのですが、ミドリ安全のコックシューズは、月型芯の素材がしっかりしていました。
月型芯がしっかりしていると、足がしっかり固定されて疲れにくいですね。
アッパーまとめ
- メリット:細かいディテールが綺麗
ミドリ安全はトップメーカーですので、製品に対して、それだけユーザーからの声が多いのでしょう。
そのため、安価品も同じようにディテールが綺麗でした。
クッション(履き心地がわかる)
続いてクッションについて解説していきます。
クッションは足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。
履き心地やクッション性に関係するパーツになります。
コナグリップCG-700のクッション素材は、EVAという軽い素材を使用。
配合にもよりますが、軽量でクッション性のある素材です。
粉グリップCG-700は、硬めの履き心地ですが、クッション性が長続きしました。
クッション素材は、汚れにくさも感じるツヤツヤした印象。
EVAは、ザラザラした感じのモノが多く、それだと汚れやすいですね。
ミドリ安全のハイグリップシリーズは、基本的に汚れにくいと思います。
クッションまとめ
- メリット:クッション性が長続きする
- デメリット:クッション素材が硬い
EVAで柔らかいクッションの製品は、新品のときはクッション性が高いのですが、しばらく履くと潰れてクッション性が低下する(ヘタる)モノもありました。
コナグリップCG-700はEVAの中では、しばらくヘタりにくいと感じます。
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に靴底について見ていきましょう。
靴底は地面に接地するパーツ。
滑りにくさに大きく関係するパーツでコックシューズにとって重要です。
コナグリップCG-700の最大の魅力は、靴底です。
通常のコックシューズは水や油など液体に対して滑りにくさを発揮します。
しかし、粉など固体には対応していません。
コナグリップCG-700は、粉を弾き飛ばす方法で粉での滑りにくさを発揮。
粉対策の製品は、他にもありますが、この方法はありません。
また、他の製品は滑りにくいものの、靴底がすり減りやすいデメリットがありました。
コナグリップCG−700は、他の製品と比べてもすり減りにくさを感じました。
大手の食品工場の友人に聞いても、いろいろ試したけど、コナグリップCG-700になったという声もあります。
それには供給面も関係してくるようで、やはり大手のミドリ安全だからできる事なのでしょう。
靴底まとめ
- メリット:粉でも滑りにくい靴底
- メリット:粉対策の中では靴底が長持ち
- デメリット:「粉+液体」では滑る
たしかに、粉対策の靴をラインナップするのは限られたメーカーしかできませんね。
またラインナップしても粉対策は、需要も少なそうですし、在庫管理が難しそうです。
そういった面でミドリ安全が強いのでしょう。
コナグリップCG-700のレビューをまとめます。
当記事ではコナグリップCG-700について解説しました。
コナグリップCG−700は、ミドリ安全が開発したコックシューズです。
粉で滑りにくい珍しいコックシューズでした。
細かいディテールが綺麗で、見た目も悪くありません。
パン屋さんやお菓子関係、製麺所さんなど粉を使用するお店の方におすすめ!
それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
コナグリップCG-700を履いて感じたメリットは5つ。
- 細かいディテールが綺麗
- クッション性が長続きする
- 汚れにくいクッション
- 粉でも滑りにくい靴底
- 粉対策の中では靴底が長持ち
デメリットは2つです。
- クッション素材が硬い
- 「粉+液体」では滑る
普段履きスニーカーと比較 : 1.0cm小さめ推奨
他コックシューズと比較 : 0.5cm小さめ推奨
ハイグリップと比較 : 同じサイズ推奨
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シンコーちゃん
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