どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、シェフメイトサボα-120をレビュー。
「安いサボシューズで良いのない?」
「滑りにくいサボシューズがほしい」
「疲れないサボシューズを探している」
実際に履いてみて「厚底で疲れにくい、滑りにくい、足音はしやすい」という感想を持ちました。
サボシューズを履いていて「滑るし疲れる」という方におすすめ!
タップできる目次
シェフメイトサボα-120とは?サイズ感や重量をご案内!
シェフメイトサボα-120とは、弘進ゴムが開発したサボシューズ。
弘進ゴムは「滑りにくいコックシューズ」を最初に開発したメーカーです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥3,850〜(通販サイトによる) |
サイズ | 22.0~28.0cm(1.0cm刻み) |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ ハイグリップ比較:0.5cm大きめ シェフメイト比較:同じサイズ |
カラー展開 | 黒 |
滑りにくさ | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
足音の少なさ | ★★☆☆☆(星2つ) |
おすすめの使用環境 | 外食店◎ 食品工場× ラーメン× |
弘進ゴムは、滑りにくいコックシューズでグッドデザイン賞を受賞しています。
ラーメン屋さんや食品スーパーさんで履かれる白い長靴で有名。
弘進ゴムは日本製をメインにコックシューズを製造しています。
シェフメイトというシリーズで展開。
焼き師の方でも疲れにくい
安価品ですが、サボシューズ市場の中でも最も厚底の製品です。
焼き鳥屋さんの焼き師の方には最適ではないかと。
サイズ感
シェフメイトサボα-120のサイズ感は、すこし大きめ。
ナイキなどの普段履きスニーカーと比較しています。
普段履きスニーカーが27.5cmに対して、27.0cmを選びました。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
コックシューズ
- シェフメイト ⇒ 27.0cm
- ハイグリップ ⇒ 26.5cm
- クッキングメイト ⇒ 27.5cm
サボシューズ
- クッキングメイト006 ⇒ 28.0cm
- シェフメイトサボα-120 ⇒ 27.0cm
- ハイグリップH-731N ⇒ 27.0cm
- JCMサボ ⇒ 27.0cm
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください。
シェフメイトサボα-120を詳しくレビュー
ここからは、シェフメイトサボα-120について詳しくレビューします。
実際に履いてみて感じたメリットとデメリットは下記のとおり。
- 厚底
- 滑りにくい
- 靴の中が広い
- 履き口が広い
- インソール入り
- カカトのアッパーが短い
- 足音が大きくなる
- 油を持ち出す可能性
メリットとデメリットをパーツ別にみていきます。
シンコーちゃん
リョクシン
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーからみていきましょう!
アッパー(通気性がわかる)
アッパーは足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性に関係します。
履き口が広い
シェフメイトサボα-120は、履き口が広いです。
足元が見えにくくいケースでも、履きやすい。
両手塞がっている時に助かります。
靴の中も広い
履き口が広く靴の中が広いと脱げやすいです。
メリットである反面、勢いよく脱ぐと飛んでいく可能性がありました。
カカトのアッパーが低い
シェフメイトサボα-120は、カカトのアッパーが低めです。
この部分が高いサボシューズもありました。
アッパーまとめ
- メリット:履き口が広い
- メリット:靴の中も広い
- メリット:カカトが低い
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションについて解説します。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
厚底
シェフメイトサボα-120のクッションは、厚みがありました。
クッション素材に厚みのある靴を厚底と呼びます。
後ろから見ても分かるとおり、厚底ですね。
確かに厚底で疲れにくいのですが、サボシューズの場合には、サンダルのように擦って歩きます。
歩き方や床の素材にもよりますが、サボシューズ選びの重要なポイントですね。
インソール入り
取り外しのできるインソールが入っていました。
カカトの後ろに衝撃吸収材が入っています。
正直なところ、そこまで凄い良い素材ではありません。
しかし、「ある」のと「ない」のとでは履き心地が変わるので、重要ですね。
クッションまとめ
- メリット:厚底
- メリット:インソール入り
靴底(滑りにくさが分かる)
最後に、靴底について解説します。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくい靴底
シェフメイトサボα-120は、滑りにくい靴底。
全面滑りにくい素材(オレンジ色の部分)でした。
ただし、滑りにくい素材はデメリットもありました。
下記になります。
- 足音が大きくなる
- カーペット床を傷つける
滑りにくい靴底は、床との摩擦を強めます。
床と摩擦が多いと足音が大きくなるので、注意しましょう。
足音が大きくなりにくい製品は下記のとおり。
ぜひ、参考にしてみてください!
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
- デメリット:足音が大きくなる
シェフメイトサボα-120のレビューをまとめます
当記事では、弘進ゴムのシェフメイトサボα-120をレビューしました。
シェフメイトサボα-120は、厚底で滑りにくい製品。
サボシューズの中でも圧倒的に厚底でした。
焼き鳥屋さんの焼き師の方のように滑るし「立ちっぱなし」で脱ぎ履きの多いお店の方におすすめ!
シェフメイトサボα-120のメリットは下記のとおり。
- 厚底
- 滑りにくい
- 靴の中が広い
- 履き口が広い
- インソール入り
- カカトのアッパーが短い
デメリットは2つです。
- 足音が大きくなる
- 油を持ち出す可能性
最後までお読みいただきありがとうございました。
もしお時間ございました下記の記事もおすすめです!
「別のサボシューズも見てみたい」
そんな方に向けてサボシューズを徹底解説しました。