どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、レディウィンジョブCP207をレビュー。
「女性向けの安全靴がほしい」
「滑りにくい安全靴を探している」
「女性でも履きやすい軽くて疲れにくい安全靴がほしい」
実際に履いてもらい「疲れにくい、足にフィットする、軽い」と大満足でした。
女性で安全靴やプロスニーカーを履いている方におすすめ!
タップできる目次
レディウィンジョブCP207とは?サイズ感と重量をご案内!
レディウィンジョブCP207とは、アシックスが開発したプロスニーカーです。
プロスニーカーとは、安全靴から派生されたつま先に先芯の入った靴。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥9,460〜(通販による) |
サイズ | 22.5~25.0cm |
サイズ感 | 2E |
カラー展開 | 4色 |
安全性 | ★★★★☆(星4つ) JSAAのA種 |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 一般的な現場・倉庫 |
JIS規格T8101をクリアした靴を安全靴といい、JSAA規格をクリアした靴がプロスニーカー。
本革などハイスペックすぎる安全靴は今ではあまり履かれていません。
ウィンジョブCP207は、JSAAの中でも最も安全性の高いA種をクリア。
火花が飛ぶような特殊な環境ではない限り、A種であれば問題なく履けます。
“本質的”に女性向けの安全靴・プロスニーカーって意外にないんですよね
ただただ、男性向けに作った靴の型のサイズを小さくして、デザインをパステル調にしている製品がほとんど笑
アシックスのレディウィンジョブCP207は、今までのウィンジョブシリーズとは、違う型だと感じました。
少し細身に修正しています。
重量とサイズ感
ここからは、重量とサイズ感を見ていきましょう。
まずは重量です。
アシックスのウィンジョブCP207は、23.5cmで324gでした。
実は、重量ではそんなに軽くありません。
サイズ感
ウィンジョブCP207のサイズ感は、普段履きスニーカーと同じサイズでOK
普段履きスニーカーとは、lニューバランスなどのスポーツメーカーです。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
安全靴・プロスニーカー・安全スニーカー
- タルテックス ⇒ 27.0cm
- ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
- オールマイティー ⇒ 27.5cm
- ハイパーV#2000 ⇒ 27.5cm
※足は狭めです。
女性向けのサイズの公開までお待ちください。
アシックスのレディウィンジョブCP207を詳しくレビュー
ここからは、レディウィンジョブCP207を詳しくレビュー。
メリットとデメリットは下記のとおりです。
- 平紐
- 反射材あり
- パンチング素材
- 月型芯の素材がよい
- 女性向けに型を修正
- つま先に補強があり
- 靴ヒモでサイズ調整
- カカトでしっかりホールド
- インソール入り
- インソール形状
- クッションが2層構造
- 全方向に滑りにくい靴底
- 溝が広い靴底で詰まりにくい
- 靴ヒモが「ほどける」可能性がゼロ
メリットとデメリットをパーツ別に解説します。
靴は、大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーは、足を包みこむパーツ。
フィッティング性や通気性に関係します。
靴ヒモでサイズ調整
ウィンジョブCP207は、靴ヒモでサイズ調整します。
ダイヤルやマジックテープなどサイズ調整の留め具は、他にもありますが、1番サイズ調整ができるのが靴ヒモ。
ハトメを補強
靴ヒモをいれる穴をハトメと呼びます。
ハトメがアッパー素材にダイレクトにある靴もありますが、ハトメから破れてしまう可能性がありました。
カカトでしっかりホールド
カカトでしっかりホールドできました。
実はフィッティング性で大事なのは、カカト幅です。
月型芯がよい
カカト形状を作り出す素材を月型芯いいます。
アッパーの中に入っているので、画像ではわかりません。
脱げにくい構造
脱げにくい様に、カカト形状で工夫がされていました。
スポスポ脱げたりすることを防ぎます。
パンチング
つま先部分のアッパーはパンチング仕様でした。
ポツポツ穴が空いている部分ですね。
比較的に、異物が入りにくいサイド部分はメッシュ素材でした。
足の動き方の都合上、つま先側にメッシュを使用すると通気性が高くなるものの、前述のとおり現場では不都合もあります。
つま先補強あり
つま先が破れない様に補強がありました。
安全靴やプロスニーカーってどうしてもつま先から破れてきます。
巻き上がった靴底
つま先補強もよいのですが、巻き上がった靴底も耐久性を高めます。
ウィンジョブCP207は、女性用のためか余計にこの巻き上がった靴底が目立ちました。
反射材
夜間やトンネルなどの暗闇作業でも、視認性をアップする反射材がありました。
光が当たることで、反射します。
アッパーまとめ
- メリット:平紐
- メリット:反射材あり
- メリット:パンチング素材
- メリット:月型芯の素材がよい
- メリット:女性向けに型を修正
- メリット:つま先に補強があり
- メリット:靴ヒモでサイズ調整
- メリット:カカトでしっかりホールド
- デメリット:靴ヒモが「ほどける」可能性あり
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
厚底
ウィンジョブCP207のクッションには厚みがありました。
クッション素材に厚みのある靴を厚底と呼びます。
素材の配合は、アシックス製品なので問題ありません。
2層式のクッション
ウィンジョブCP207のクッション素材はEVAという素材です。
同じ素材でも、配合の違う素材を2種類使用していました。
クッション素材に複数の素材を使用することで衝撃はより吸収されます。
「立ちっぱなし」の様な現場でも活躍してくれるはず。
インソール入り
ウィンジョブCP207は、インソールが入っています。
疲れにくいですし、洗えるので衛生的。
インソールの形状
インソールの形状が、足が本来持っている機能をサポートする効果のあるものでした。
足の裏にしっかりフィットします。
またそもそも、構造が変化しにくい形状のインソールです。
平置きするとわかりやすいです。
真ん中の部分が浮いているの分かりますか?
このアーチ状の曲線が足の土踏まずをサポート。
土踏まずは疲れてくると、すこし平べったく低下していきます。
クッションまとめ
- メリット:インソール入り
- メリット:インソール形状
- メリット:クッションが2層構造
靴底(滑りにくさが分かる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
全方向に滑りにくい靴底
アシックスのウィンジョブCP207は、全方向に滑りにくい靴底です。
アシックスのこの靴底が開発されるまで、滑りにくい靴底は、タテ方向がメイン。
今までのアシックスの靴底と比較して、若干、溝(みぞ)が広がった気がします。
しかし、溝が広い方が、土や石ころが詰まっても取れやすいので、よいですね。
靴底まとめ
- メリット:全方向に滑りにくい靴底
- メリット:溝が広く靴底に詰まりにくい
アシックスのレディウィンジョブCP207のレビューまとめ
当記事では、アシックスのレディウィンジョブCP207をレビューしました。
レディウィンジョブCP207は、女性向けに開発されたプロスニーカーです。
むくみによるサイズの微調整にも対応できる靴ヒモ仕様です。
重量の数字は軽くはないものの履くと軽く感じるような設計。
それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
レディウィンジョブCP207のメリットは下記のとおり。
- 平紐
- 反射材あり
- パンチング素材
- 月型芯の素材がよい
- 女性向けに型を修正
- つま先に補強があり
- 靴ヒモでサイズ調整
- カカトでしっかりホールド
- インソール入り
- インソール形状
- クッションが2層構造
- 全方向に滑りにくい靴底
- 溝が広く靴底に詰まりにくい
デメリットは1つです。
- 靴ヒモが「ほどける」可能性がゼロではない
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