【クッキングメイト006をレビュー】1番衛生的なサボシューズ

どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!

今回は、アキレスのクッキングメイト006をレビュー。

リョクシン
結論から申し上げますと、サボシューズの中で1番衛生的な製品でした。

「疲れにくいサボシューズがほしい」

「動きやすいサボシューズを探している」

「アッパーに粉が溜まりにくいサボシューズがほしい」

リョクシン
そんな方におすすめします。

実際に履いてみて「歩きやすい、疲れにくい、軽い、衛生的」と大満足でした。

サボシューズで1番おすすめします。

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴11年の松下智博です。作業靴メーカーでコックシューズを全国の食品工場や外食チェーン店へ営業してきました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線からコックシューズをレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

当ブログはメーカーからの商品提供はなく全て自費でレビューです。本記事には広告はふくまれています。

クッキングメイト006とは?サイズ感をご案内!

クッキングメイト006は、アキレスが開発したサボシューズ。

アキレスは日本を代表する靴メーカーです。

評価項目詳細
価格¥5,940〜(通販サイトによる)
サイズ22.0~30.0cm(1.0cm刻み)
23.5cmなどハーフサイズなし
サイズ感普段履き比較:同じサイズ
ハイグリップ比較:同じサイズ
シェフメイト比較:同じサイズ
カラー展開白・黒
滑りにくさ★★★★☆(星4つ)
クッション性★★★★☆(星4つ)
足音の少なさ★★★★★(星5つ)
おすすめの使用環境外食店◎
食品工場×
ラーメン×

キッズスニーカーの『瞬足』やインソールのソルボで有名です。

アキレスはコックシューズを『クッキングメイト』というブランドで展開。

リョクシン
クッキングメイト006は、その中でも脱ぎ履きしやすいサボシューズです。

他のサボシューズとは異なり、足音のでにくい靴底でした。

また表面に汚れが溜まりにくい構造です。

リョクシン
お店のことが考えられた製品!

冒頭のとおり、サボシューズの中で1番おすすめします!

サイズ感

クッキングメイト006のサイズ感は、少し大きめ

ナイキなどの普段履きスニーカーとの比較です。

普段履きスニーカーが27.5cmのところ、28.0cmでした。

リョクシン
靴のサイズ選びのご参考に筆者の所持していた靴のサイズをご案内!
筆者の靴ラインナップ

普段履きのスニーカー

  • アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
  • ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
  • ニューバランス ⇒ 27.5cm

革靴

  • リーガル ⇒ 26.5cm
  • テクシーリュクス ⇒ 26.5cm

コックシューズ

  • シェフメイト ⇒ 27.0cm
  • ハイグリップ ⇒ 26.5cm
  • クッキングメイト ⇒ 27.5cm

サボシューズ

  • クッキングメイト006 ⇒ 28.0cm
  • シェフメイトサボα-120 ⇒ 27.0cm
  • ハイグリップH-731N⇒ 27.0cm

※足は狭めです。

ぜひ、参考にしてみてください。

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アキレスのクッキングメイト006を詳しくレビュー

ここからはアキレスのクッキングメイト006を詳しくレビュー

実際に履いて感じたメリットデメリットは下記になります。

メリット
  1. 軽い
  2. 滑りにくい
  3. 動きやすい
  4. トーアップ
  5. 汚れが溜まりにくい
  6. つま先に縫い目がない
  7. カカトがそこまで高くない
  8. 足音が静かになるように設計
デメリット

ものすごい滑りにくい訳ではない

メリットとデメリットをパーツ別にみていきましょう。

靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

この3つのパーツを図解しました。

3つの靴のパーツの図解

上から順番にアッパーからみていきましょう。

 

アッパー(通気性がわかる)

靴のパーツのアッパーを図解

アッパーは、足を包みこむパーツ。

通気性フィッティング性に関係します。

縫い目がない

クッキングメイト006には、ほとんど縫い目がありません

よって粉やゴミが溜まりにくい。

リョクシン
衛生的ですね。

通常のコックシューズには、赤丸内のように切り替えしがあります。

この切り替えしに粉やゴミがたまることがあるそう。

リョクシン
あるお好み焼きのチェーン店では、「切り替えしがない製品のみ使用できる」という条件ができるくらい重要なポイントです。

また洗い物をしていても、縫い目がないので、水が入りにくい

サボシューズなので、カカト側に水回りがあるお店は気をつけましょう。

リョクシン
汚れも拭き取れば良いだけですね。

カカトの部分が短い

クッキングメイト006は、カカトの素材が短くできています。

サボシューズの中でもカカトの丈が謎に高い製品がありました。

リョクシン
輸入する時の関税が関係するそうですが、いずれにせよサボシューズなのであまり高くない方がよいですね。

アッパーまとめ

  • メリット:汚れが溜まりにくい
  • メリット:つま先に縫い目がない
  • メリット:カカトがそこまで高くない

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クッション(履き心地がわかる)

靴のパーツのクッションを図解

続いて、クッションについてみていきましょう。

クッションは足の裏から体重を支えるパーツ。

リョクシン
疲労履き心地に関係します。

厚底

クッキングメイト006のクッション素材には厚みがありました。

このように厚みのあるクッション素材を厚底といいます。

厚底は、素材にもよりますが衝撃吸収に優れるので、疲れにくい。

リョクシン
素材もアキレスの製品なので問題ありません。

動きやすい

クッション部分に切れ目があります。

この切れ目をフレックスグルーヴといい動きやすさがアップする構造。

リョクシン
足の動きに靴が追いつきやすいのです。

靴底の溝(みぞ)とリンクしています。

しゃがんだり、歩いた時など足の動いに合わせて靴が屈曲しやすい。

履き慣れるまで、履き心地が固い靴に出会ったことありませんか?

リョクシン
その靴にはこの構造がないはずです。

トーアップ

つま先がつり上がっていました。

この形状をトーアップと言います。

リョクシン
つまずき防止や動きやすくなる効果がありました。

クッションまとめ

  • メリット:動きやすい
  • メリット:トーアップ

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靴底(滑りにくさが分かる)

靴のパーツの靴底を図解

最後に、靴底についてみていきましょう。

靴底は、地面に接地するパーツ。

リョクシン
滑りにくさに関係します。

滑りにくい靴底

クッキングメイト006は、滑りにくい素材が最低限に抑えられていました。

最低限とは、「歩くときに加重がかかりやすい場所にだけ滑りにくい素材がある」ということ。

リョクシン
靴自体が軽くなることと、足音を抑える効果があります。

サボシューズはカカトがなくて脱ぎ履きがしやすい

その代わりに、擦って歩くので、カカト側から半分を床に打ちつけて歩くことになります。

リョクシン
その結果、靴底の素材次第では、足音が大きくなりました。

クッキングメイト006の靴底の黒い部分は、クッション素材と同じです。

クッション素材は衝撃を吸収するので、足音がしにくい

リョクシン
もし、全面滑りにくい素材だとすると床によってはバタバタ足音が大きくなります。

あらゆる床に対応

クッキングメイト006はあらゆる床に対応します。

例えば、カーペット的な床、水や油のある床、コーティング床。

滑りにくさに特化したサボシューズですとカーペット床は、傷つけてしまう可能性があります。

リョクシン
逆に言えば、油が床にたくさん落ちてしまうお店では活躍しにくいでしょう。

滑りにくいサボシューズをお求めの方は、下記の製品がおすすめ!

滑りにくい順にしてあります。

↑各レビュー記事に飛びますので、「クリック or タップ」してみてください。

 靴底まとめ

  • メリット:軽い
  • メリット:滑りにくい
  • メリット:足音が静かになるように設計
  • デメリット:ものすごい滑りにくい訳ではない

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アキレスのクッキングメイト006のレビューのまとめ

当記事ではアキレスのクッキングメイト006をレビューしました。

クッキングメイト006は衛生面に優れるサボシューズです。

リョクシン
日本を代表する靴メーカーのアキレスの製品だけあって高品質。

あらゆる床面にも対応しています。

もし滑りにくさが重要とのことでしたら、下記のレビュー記事も見てみてください。

リョクシン
下から滑りにくい順番です。

それでは下記より記事をまとめます。

クッキングメイト006のメリットは下記のとおり。

メリット
  1. 軽い
  2. 滑りにくい
  3. 動きやすい
  4. トーアップ
  5. 汚れが溜まりにくい
  6. つま先に縫い目がない
  7. カカトがそこまで高くない
  8. 足音が静かになるように設計

デメリットは1つです。

デメリット

ものすごい滑りにくい訳ではない

最後までお読みいただきありがとうございました。

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