どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、シェフメイトグラスパーCG-002について解説します。
「殺菌処理に強いコックシューズがほしい」
「滑りやすい環境で転倒事故で困っている」
「クッション性が長続きするコックシューズを探している」
実際に履いてみて、「耐久性が高い、臭いにくい、クッション性が長続きする」という感想を持ちました。
とにかく耐久性の高い製品を探している方におすすめします。
コンバースやナイキなど普段履きスニーカーと比較して少し大きめ。
普段履きスニーカーが27.5cmのところ、27.0cmでした。
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シェフメイトグラスパーCG-002とは?サイズ感や口コミを紹介!
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥5,000~3,000 |
サイズ | 22.5~30.0cm |
サイズ感 | 幅広の方は大きめ推奨。 |
カラー展開 | 白・黒 ピンク・ミント |
滑りにくさ | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★★★(星5つ) |
使用環境 | 給食◎ 外食店◎ 食品工場◎ ラーメン△→湯切りによる オゾン殺菌・高熱殺菌・消毒殺菌OK!(濃度による) 粉では滑る |
シェフメイトグラスパーCG-002とは、弘進ゴムが開発したコックシューズです。
弘進ゴムは、日本製のコックシューズをメインに開発しているメーカー。
弘進ゴムは、コックシューズを「シェフメイトシリーズ」として展開。
シェフメイトグラスパーCG-002は、シェフメイトシリーズの中でもハイスペック品になります。
サイズ感
シェフメイトグラスパーCG-002のサイズ感は少し大きめ。
アディダスやプーマなど普段履きスニーカーと比較しています。
サイズ選びの参考に筆者の靴のサイズをご案内します。
普段履きのスニーカー
- コンバース ⇒ 27.5cm
- オールバーズ ⇒ 27.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
コックシューズ
- シェフメイト ⇒ 27.0cm
- ハイグリップ ⇒ 26.5cm
- クッキングメイト ⇒ 27.5cm
靴のジャンルやメーカーによってサイズ感は変わります。
ぜひ、上記を参考にして選んでみてください!
シェフメイトグラスパーCG−002を詳しくレビュー。
ここからはシェフメイトグラスパーCG-002を詳しくレビュー。
シェフメイトグラスパーCG-002を履いて感じたメリットとデメリットは、下記になります。
- 日本製
- 臭いにくい
- 滑りにくい靴底
- 日本人向けの形状
- 剥がれにくい接着方法
- 耐久性の高いアッパー
- 滑りにくさが長続きする
- クッション性が長続きする
- くじく可能性がある
- はじめは履き心地が硬く感じる
ここからは、シェフメイトグラスパーCG-002についてパーツ別に解説していきます。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
3つのパーツの該当する場所を図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーとは、足を包みこむパーツです。
通気性やフィッティング性が求められるパーツ。
耐久性が高い
シェフメイトグラスパーCG-002のアッパーを見ていきましょう。
シェフメイトグラスパーCG-002のアッパーは、クラレ社のクラリーノを使用しています。
クラリーノは、ランドセルに使用されるくらい耐久性に優れる素材。
しゃがんだときにシワがよった部分が破れて水が浸みてきたことありませんか?
クラリーノであれば、破れにくいので大丈夫です。
濃度にもよりますが、次亜塩素酸や消毒液、オゾン殺菌に対応しています。
リョクシン
裏布がない
シェフメイトグラスパーCG-002には裏布がありませんでした。
通常は、布製の裏布があてられます。
その結果、汗や結露が早く乾燥するので、臭いにくい印象を受けました。
リョクシン
甲ゴム
コックシューズは靴ヒモやマジックテープがなくサイズ調整がむずかしいです。
そこで重要なのが、画像のようにアッパーの甲部分をめくると出てくる甲ゴム。
甲ゴムの伸縮性や素材のスペックが重要です。
リョクシン
おそらく製品の誤差ですが、すこしだけ甲ゴムの糸で縫った場所が、ほつれていました。
糸のほつれは、カビの発生や異物混入につながる可能性があるので避けたいところです。
つま先の形状
シェフメイトグラスパーCG-002は、日本製だけあって日本人向けの形状でした。
すこしだけ、つま先の頂点が親指側にあるのわかりますか?
日本人は足の指の中で親指が1番長い人の比率が高い。
コックシューズは海外製が多く、つま先の形状が日本人に合わない製品がありました。
アッパーまとめ
- メリット:日本製
- メリット:耐久性の高いアッパー
- メリット:臭いにくい
- メリット:日本人向けの形状
クッション(履き心地がわかる)
続いてクッションについて解説します。
クッションは、足の裏から体重をささえるパーツ。
ウレタン素材
シェフメイトグラスパーのクッション素材は、ウレタン素材でした。
ウレタン素材は、配合にもよりますが、クッション性が長続きします。
アーチサポート
シェフメイトグラスパーCG-002のクッション形状は、アーチサポートという形状。
足の本来の力をサポートする機能。
アーチとは、土踏まずをはじめとする橋状の構造です。
足が疲れるのは、このアーチ(橋状の構造)が体重によって崩れるため。
アーチサポートはアーチの崩れを防止する構造のこと。
リョクシン
厚底
アーチサポートの他、クッション自体も厚底ですので、クッション性を感じました。
厚底とは、クッション素材に厚みのある靴のこと。
くじく可能性
またクッションの形状が、床に対して垂直なので、「くじく」可能性を感じました。
右側の靴のように、靴底へ向かってクッションが広がっていく感じがベスト。
耐久性が高い
シェフメイトグラスパーCG-002は耐久性が高いです。
上記のようにアッパーとクッションが剥がれる心配がありません。
シェフメイトグラスパーCG-002は、接着剤に頼らない接着方法で接着。
そのため剥がれにくい。
クッションまとめ
- メリット:クッション性が長続きする
- メリット:剥がれにくい接着方法
- デメリット:くじく可能性がある
- デメリット:はじめは履き心地が硬く感じる
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は地面に接地するパーツ。
滑りにくい
シェフメイトグラスパーCG-002は、滑りにくい靴底です。
その秘密は、靴底の形状にありました。
靴底にDr.Hokkyというロゴがありました。
滑りにくさを出すには、床との摩擦を高める必要があります。
すり減りにくい
シェフメイトグラスパーCG-002の靴底は、すり減りにくいのも特長。
画像は、中華料理屋さんに半年くらい履いてもらった靴底です。
リョクシン
いくら滑りにくくてもすぐにすり減っては意味がありません。
シェフメイトグラスパーCG-002はすり減りにくくて滑りにくい靴底でした!
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい靴底
- メリット:滑りにくさが長続きする
シェフメイトグラスパーCG-002のレビュー・口コミをまとめます!
当記事では、シェフメイトグラスパーCG-002について解説しました。
シェフメイトグラスパーCG-002は、日本製の滑りにくくて耐久性にも優れるコックシューズです。
クッション効果が長続きします。
耐久性が高く長期間履けるので、クッション効果が長続きするのは、よいことですね。
それでは、簡単に記事をまとめます。
シェフメイトグラスパーCG-002のメリットは8つありました。
- 日本製
- 耐久性の高いアッパー
- 臭いにくい
- 日本人向けの形状
- クッション性が長続きする
- 剥がれにくい接着方法
- 滑りにくい靴底
- 滑りにくさが長続きする
デメリットは2つです。
- くじく可能性がある
- はじめは履き心地が硬く感じる
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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よろしくお願いします。