どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、福山ゴムのクリンエースNをレビュー。
「軽いコックシューズがほしい」
「安いコックシューズを探している」
「底冷えから足を守りたい」
実際に履いてみて「軽い、クッション性がある、床の温度を伝えにくい」という感想を持ちました。
とにかく、軽くてクッション性があるコックシューズが希望の方におすすめ!
福山ゴムのクリンエースNとは?サイズ感や重量をご案内!
福山ゴムのクリンエースNは、福山ゴムが開発したコックシューズ。
福山ゴムは、安全スニーカーをはじめゴム素材を使用した工業用製品を開発している会社。
クリンエースNは、ホームページには記載のないものの間違えなく、福山ゴムの製品です。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥2,786〜(通販サイトによる) |
サイズ | 22.0~29.0cm(海外サイズの場合あり) |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ推奨 ハイグリップ比較:0.5cm大きめ シェフメイト比較:同じサイズ |
カラー展開 | 白・黒 |
滑りにくさ | ★★☆☆☆(星2つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★☆☆(星3つ) |
おすすめの使用環境 | 外食店◯ 食品工場× ラーメン× |
クリンエースNは、靴底素材がEVAという素材です。
EVAは、主にクッション素材に使われる素材。
本来なら地面に接地するようなパーツではありません。
つまり、寒い環境で使用した際には、足が冷えにくいということですね。
重量
クエンエースNの重量は、27.0cmで269gでした。
とても軽いですね。
ただし、軽いからと行って良い靴という訳ではありません。
足にしっかりフィットしないと、靴の中で足が遊んでしまいます。
その結果、疲れたり蒸れるなど良いことありません。
サイズ感
クリーンエースNのサイズ感は、普段履きスニーカーよりは大きめ。
コックシューズ市場では通常くらいです。
ナイキは27.5cmですが、クリンエースNは27.0cmでした。
靴選びの参考に筆者の所持している靴のサイズをご案内。
普段履きのスニーカー
アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
リーガル ⇒ 26.5cm
テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
コックシューズ
シェフメイト ⇒ 27.0cm
ハイグリップ ⇒ 26.5cm
クッキングメイト ⇒ 27.5cm
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください。
クリンエースNについて詳しくレビュー。
ここからは、クリンエースNについて詳しくレビューします。
クリエースNを履いて感じたメリットとデメリットは下記。
- 軽い
- 汚れが取れやすい
- 厚底のクッション
- 底冷えしにくい
靴底のすり減りが早い
こちらのメリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきます。
靴は大きく分けて3つのパーツに分かれます。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが靴のどこに当たるのかを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性とフィッティング性、やけど対策に関係します。
クリンエースNのアッパーは、特に目立った機能はありませんでした。
可もなく不可もないと行った感じ。
汚れが取れやすい
アッパー素材ですが、ツヤツヤしていました。
これにより、汚れが付着しても取れやすいでしょう。
アッパーまとめ
- メリット①:軽い
- メリット②:汚れが取れやすい
クッション
続いて、クッションについて見ていきます。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
疲れにくさや履き心地に関係します。
クリンエースNを後ろから見たらわかりますが、クッション素材に厚みがありました。
クッションに厚みがある靴を厚底といいます。
厚底は、動きにくいものの疲れにくいので、立ち仕事の方にはおすすめ!
クッションまとめ
- メリット③:厚底のクッション
靴底
最後に靴底です。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさに関係します。
前述のとおり、クリンエースNの靴底はEVA素材。
EVA素材は、軽くてクッション性に優れるので、通常は、靴底に使われる素材ではありません。
先ほどのクッションパーツに使用されます。
遮熱効果あり
EVA素材は、遮熱効果があります。
遮熱効果とは、床の温度が靴の内部へ影響しにくいというもの。
つまり、床が冷たい場合に底冷えする可能性が低くなります。
すり減りが早い
EVA素材は、すり減りが早い素材です。
よって長持ちはしません。
長持ちはしませんが、高頻度でコックシューズを取り替えるので、管理方法によっては衛生面に優れます。
靴底まとめ
- メリット④:底冷えしにくい
- デメリット①:靴底のすり減りが早い
滑りにくさは、そこまで高くありませんでした。
滑りにくいコックシューズをお探しの方にはおすすめしません。
福山ゴムのクリンエースNのレビューまとめ
当記事では、クリンエースNについて解説しました。
クリンエースNは、福山ゴムのコックシューズです。
靴底がすり減りやすいデメリットがありましたが、底冷えしにくいメリットもありました。
ものすごい滑りにくい訳ではありません。
滑りにくいコックシューズをお探しの方は、別の製品がおすすめ!
クリンエースNのメリットは、4つありました。
- 軽い
- 汚れが取れやすい
- 厚底のクッション
- 底冷えしにくい
デメリットは1つです。
靴底のすり減りが早い
最後までお読みいただきありがとうございました。
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