- 4Eのコックシューズを探している方
- ジーベック85661について知りたい方
リョクシン
今回は、足の幅のサイズが4Eのコックシューズであるジーベック85661について解説!
結論から申し上げますと、そこまで幅広感はない製品でしたね。
シンコーちゃん
カカトからつま先までは、23.0cmとか26.5cmと数値でサイズを表記しているでしょ。
その足の幅バージョンは、Eで表現するんだ。
Eが多いほど足幅のサイズが大きくなるよ。
リョクシン
シンコーちゃん
何も表記なかったら2Eと考えてよいでしょう。
コックシューズの場合は、どのメーカーも3Eが多いイメージだね。
そしてコックシューズは、4Eをほとんど聞かない。
リョクシン
じゃー今回のジーベック85661は、希少なわけですね。
シンコーちゃん
しかし、なんで4Eが少ないのかもみてきます。
割と理由があるのでね!
リョクシン
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足幅4Eのコックシューズ 「ジーベック85661」を履いてみた!
ジーベック85661は、ユニフォームメーカーのジーベックが開発したコックシューズです。
ジーベックは広島に本社を構えるユニフォームと安全靴のメーカー。
どちらかといえば、ユニフォームのイメージが強いですね。
85661は、前述のとおり、コックシューズ市場では希少な4E仕様の製品。
安全靴タイプのコックシューズで4Eの製品ならわかるのですが、先芯なしのタイプで4Eはかなりコアだなと感じました。
というのも、靴ヒモやマジックテープのないコックシューズは、サイズフィティングが難しい。
靴メーカー各社が、軒並み3Eなのはフィッティングに理由があるのでしょう。
飲食店の制服として、コックシューズが採用になる場合には、不特定多数の人にサイズが合わないといけません。
4Eを通常スペックにしてしまうと、幅の広い少数派の人に向けた製品になってしまう。
少数派に合わせた製品を制服として採用しませんよね?
ですので、この製品は「店売りや通販で販売することがコンセプトなのかな?」とは思いました。
リョクシン
4Eの人でも3Eは履ける!ワンサイズ上げて履こう!※注意事項あり
ちなみに、4Eの人でも3Eのコックシューズは履けます。
ワンサイズ上げて履いてみましょう。
するとサイズは合います。
シンコーちゃん
靴のフィッティングで一番重要なことは、足の幅なんだ。
幅がぴったりなら前にズレることはないよ。
ただし、安全靴などは注意が必要!
リョクシン
シンコーちゃん
幅があるから大きめのサイズを履いたら、本来守らないと行けない足が、芯の下側にこないからだね!
安全靴や安全スニーカーといった、つま先を保護するような製品は、大きめのサイズを履くことはおすすめしない!
リョクシン
ジーベック85661のメリット
ここからは、ジーベックの85661のメリットを紹介!
下記3つになります。
- PVCアッパーで加水分解なし
- 通気口のあるインソール入り
- 広すぎない4E
リョクシン
①PVCアッパーで加水分解なし
ジーベック85661で意外だったのはアッパーがPVCだったこと。
シンコーちゃん
通常は、アッパーにはポリウレタンという素材を使うことが多い。
ポリウレタンは、コックシューズに限らず、靴のアッパーと言われるパーツに使用されるんだ。
軽くて、ローコストだし接着剤との相性もよい!
リョクシン
シンコーちゃん
原材料の配合にもよるけど、ポリウレタンに比較すると重くなるし、接着がむずかしい。
ただ、加水分解の可能性がない!
シンコーちゃんのお店で、コックシューズを洗わない人いない?
リョクシン
シンコーちゃん
臭うしすぐ壊してるイメージ。
洗って拭かないとポリウレタンは、加水分解するんだ。
ボロボロ表面から剥がれるやつだね。
PVCであればその可能性は低くなる。
リョクシン
②通気口のあるインソール入り
ジーベック85661は、インソールが始めから内蔵されていました。
裏面を見るとわかるのですが、通気口がたくさんあります。
これにより靴内部の通気性がアップ。
コックシューズは、アッパーに全く通気性がないので、助かりますね。
全く蒸れないのは、不可能ですが、すこしでも通気する工夫があれば違うでしょう。
③広すぎない4E
ジーベック85661は、幅広の4Eの表記があります。
しかし、履いて思ったのがそこまで広くない気がしました。
前述のとおり、コックシューズは幅広いとデメリットがあります。
ですので、4Eの中でもそこまで広めには設定していないのでしょう。
ジーベック85661のデメリット
ここからは、ジーベック85661のデメリットを解説していきましょう。
下記の2点になります。
- クッション性が若干低い
- 靴底の溝が完全に露出できていない
リョクシン
クッション性が若干低い
ジーベック85661は、インソールが入っています。
確かに、インソールはクッション性がよいのです!
しかし、そもそものクッションパーツのクッション素材が少なく感じました。
ただ、価格も安いですし、仕方のないことかもしれません。
クッション性を求めるなら、高価な製品を選びましょう。
靴底の溝が完全に突出できていない
ジーベック85661は、滑りにくい靴底があります。
しかし、この靴底の溝が靴本体から、突出できていません。
滑りにくさのメカニズムとして、靴底の溝に水滴や油を逃す必要があります。
つまり溝は深くて、一番最初に着地しないといけません。
ジーベック85661は、靴底の溝が突出していませんね。
よって、作業環境によっては滑りやすい可能性があるでしょう。
ジーベック85661のまとめ
当記事では、ジーベック85661について解説しました。
ジーベックは、ユニフォームをメインに安全靴を製造してるメーカーです。
コックシューズ市場ではめずらしく幅広の4Eの製品。
足の幅が広い方におすすめします。
ただし、安全靴タイプのコックシューズでなければ、3Eのコックシューズでもサイズアップすることで履けることが多い。
ですので、4Eだからといってジーベック85661しか履けないということではないので、ご安心を!
それでは、簡単に記事をまとめます!
ジーベック85661のメリットは、下記になります。
- PVCアッパーで加水分解なし
- 通気口のあるインソール入り
- 広すぎない4E
ジーベック85661のデメリットは、2つ。
- クッション性が若干低い
- 靴底の溝が完全に露出できていない
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シンコーちゃん
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