どーも、靴の仕事歴12年の松下智博です。
今回は、安全靴の中でもニューバランスの安全靴をレビュー!
「ニューバランスの安全靴について知りたい」
「ニューバランスの安全靴のラインナップを見たい」
「海外限定モデルを通販で買えるけど実際のところはどう?」
ドンケルさん規格と海外限定の規格の2規格を購入してレビューしました。
ぜひ、参考にしてみてください!
タップできる目次
ニューバランスの安全靴とは?種類とサイズ感など紹介
ニューバランスは海外品はJIS規格やJSAA規格に適合していませんが、安全靴を開発していました。
当初は日本未発売でアメリカでの販売がメインのようです。
2023年6月よりドンケルさんよりJSAAのプロテクティブスニーカーがリリースされました。
口コミ
ニューバランスの安全靴があるという話を思い出して、ウッソだろお前〜と思ってAmaったらぞろぞろ出てきてワロタ
弊社の靴もこれにしようず pic.twitter.com/vgMLVxOEFM— つな㌠ @ でんけんっ! (@tsunafkin) November 12, 2022
上記の方がtweetされているときは海外限定モデルの並行輸入でした。
今はドンケルさんがJSAA規格でプロスニーカーをリリースしています。
今日安全靴が支給される日らしく、好きなの選んでいいみたいだったからNew Balanceにしたった
日本の安全靴もこんなスタイリッシュならいいのに pic.twitter.com/BqDEotXm0n— Shogo(めるたそ)🇺🇸 (@MERtoto) August 9, 2021
この方はたぶん、アシックスの安全靴を知らないのでしょうね!
確かにニューバランスの安全靴もかっこいいのです!
会社の安全靴にニューバランスのインソール入れたら履き心地がニューバランスになった。
— F-young (@fujimi1008) December 8, 2020
もし、ニューバランスの履き心地の安全靴を履きたい場合には、ニューバランスのインソールもありですね!
インソールを入れても靴本体のクッションが悪ければ、意味がありません。
機能一覧
機能 | 説明 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
合成先芯 | 軽量でサビにくい先芯 | |||||||
鋼鉄先芯 | 耐久性のあるスチール先芯 | |||||||
合金先芯 | 2種類以上の金属素材を融合した軽い先芯 | |||||||
REVLite | ニューバランスのクッション素材の中でも軽量で耐久性のあるクッション | |||||||
ABZORB ミッドソール | クッション素材にかかる衝撃を反発に替えるため歩きやすい素材 |
ニューバランスの普段履きスニーカーにもあるクッション素材を採用。
ABZORB(アブゾーブ)を使用しているのは嬉しいですね!
種類一覧
品番一覧 | サイズ | 靴幅 | 色展開 | 先芯 | REVLite | ABZORB | 価格 | 発売 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
589 | 25.0〜 36.0cm | 2E・4E | 6色 | 合成 | ◯ | × | ¥22,000〜 為替により変動 | 海外限定 |
627 | 25.0〜 36.0cm | 2E・4E | 4色 | 鋼鉄 | × | ◯ | ¥22,000〜 為替により変動 | 海外限定 |
412 | 25.0〜 36.0cm | 2E | 2色 | 合金 | × | × | ¥17,000〜 為替により変動 | 海外限定 |
Portland | 22.5〜 30.0cm | 3E | 4色 | 樹脂 | × | × | ¥13,200〜 | 日本限定 ライセンス品 |
New York | 22.5〜 30.0cm | 3E | 4色 | 樹脂 | × | × | ¥14,300〜 | 日本限定 ライセンス品 |
Boston | 22.5〜 30.0cm | 3E | 3色 | 樹脂 | × | × | ¥17,380〜 | 日本限定 ライセンス品 |
滑りにくさはどれも間違いないでしょう。
サイズ感
ドンケルさん規格の日本限定品の方のサイズ感はすこし大きめ。
コンバースなどの普段履きメーカーとの比較です。
海外限定のニューバランス589のサイズ感は、すこし小さめ。
コンバースやアディダスなど普段履きスニーカーと比較しました。
ニューバランスの普段履きより小さめかもしれません。
また靴幅が選べるので、幅広の方は4Eタイプを選びましょう。
ニューバランスの安全靴(ドンケル企画)をレビュー
ここからはドンケルさんが展開するニューバランスの安全靴をレビュー。
正しくはJSAA規格のみのため、安全靴ではなくプロスニーカーです。
全部で3品番ありました。
品番 | 価格 | サイズ | 幅 | 色展開 | 安全性 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
Port land | ¥13,200〜 | 22.5〜 30.0cm | EEE | 4色 | A種 | 靴紐 じゃがみやすい |
New York | ¥14,300〜 | 22.5〜 30.0cm | EEE | 4色 | A種 | マジックテープ 袋ベロ 手袋のまま着脱しやすい |
Boston | ¥17,380〜 | 3行2列 | EEE | 3色 | A種 | BOA 袋ベロ |
すべて購入してレビューしましたよ!
それぞれ簡単にみていきましょう。
Portland(靴紐)
品番 | 価格 | サイズ | 幅 | 色展開 | 安全性 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
Port land | ¥13,200〜 | 22.5〜 30.0cm | EEE | 4色 | A種 | 靴紐でじゃがみやすい |
ニューバランスの安全靴のPortlandは、靴紐のモデルです。
シリーズの中で唯一、しゃがみ動作のしやすい設計。
カラーバリエーションは上記のとおり。
どれもカッコイイですね!
アシックス同等品はCP201
もしニューバランスが欠品していたら、ウィンジョブCP201をおすすめします!
アシックスとニューバランスとの同等品であれば、ウィンジョブCP201でしょう。
⇒他に靴紐の安全靴をお探しの方はこちらの記事がおすすめ!
NewYork(マジックテープ)
品番 | 価格 | サイズ | 幅 | 色展開 | 安全性 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
New York | ¥14,300〜 | 22.5〜 30.0cm | EEE | 4色 | A種 | マジックテープ 袋ベロ 手袋のまま着脱しやすい |
ニューバランスの安全靴で、マジックテープのタイプはニューヨークという品名なんですね!
マジックテープにするとダサくなりがちですが、ニューバランスは問題ありません。
カラーバリエーション
レッドないんですよねー
ニューバランスさんを代表するグレーはありました。
袋ベロ
ニューヨークは、袋ベロと言って上記の画像のように汚れが隙間から入りにくい構造。
また全体的にメッシュ素材がありませんので、ゴミや石ころが入りません。
Boston(BOAダイヤル式)
品番 | 価格 | サイズ | 幅 | 色展開 | 安全性 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
Boston | ¥17,380〜 | 24.5-28.0cm | EEE | 3色 | A種 | BOA 袋ベロ |
ニューバランスさんの安全靴のBostonはダイヤル式でBoaを採用しています。
Boaなので脱ぎ履きしやすいのが特徴。
ゴミが入りにくい
つま先にメッシュ素材などの通気口がないのでゴミが入りにくいです。
こちらは足の甲の横のパーツ。
こちらもゴミが入りにくいようにカバーがありました。
インソールはオーソライト
インソールじゃオーソライトのため、蒸れにくく疲れにくいです。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは上記のとおり。
私はニューバランスさんの代表するカラーのグレーを選びました。
ニューバランスさん以外のダイヤル式(Boa)の安全靴をお探しの方はこちらの記事も見てみてください。
ニューバランスの安全靴589(海外限定)を詳しくレビュー
ここからはニューバランスの安全靴の589を詳しくレビューします。
品番一覧 | サイズ | 靴幅 | 色展開 | 先芯 | REVLite | ABZORB | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
589 | 25.0〜 36.0cm | 2E・4E | 6色 | 合成 | ◯ | × | ¥22,000〜 為替により変動 |
ニューバランス589のメリットとデメリットは下記のとおり。
- 滑りにくい
- 先芯ガード
- インソール入り
- 耐久性のある靴紐
- クッション素材REVLite
重たい
それぞれ見ていきましょう。
メリット①:滑りにくい
靴底は溝の多い靴底。
溝は、水や油など液体をかき出す形状で滑りにくいです。
メリット②:先芯ガード
ニューバランス589は、つま先にある先芯が露出しないような先芯ガードがあります。
先芯ガードがあることで、水の染み込みや先芯の耐久性の保持などメリット多数!
メリット③:インソール入り
ニューバランス589はインソール入り。
インソールを取り外せるので、より良いインソールに変更もできるでしょう。
メリット④:耐久性のある靴紐
ニューバランス589は靴紐の耐久性が高いと感じます。
アウトドアブーツのような靴紐ですね!
メリット⑤:クッション素材REVLite
ニューバランス589はクッション素材にREVLiteを採用。
ニューバランス独自のクッション素材です。
デメリット①:重たい
最後にデメリットですが、ニューバランス589はすこし重たいと感じます。
日本のJISやJSAAよりも高い基準の安全性基準をクリアしているためだと思いました。
ニューバランスの安全靴412(海外限定)を詳しくレビュー
ここからはニューバランスMID412をレビュー。
品番一覧 | サイズ | 靴幅 | 色展開 | 先芯 | REVLite | ABZORB | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
412 | 25.0〜 36.0cm | 2E | 2色 | 合金 | × | × | ¥17,000〜 為替により変動 |
ニューバランスMID412はニューバランスの中でも安価な品番です。
とはいえ、平行輸入なので価格はすこし高いですね!
- 合金先芯
- しゃがみやすい
- ほどけにくい平紐
- 滑りにくい靴底
- ノンマーキングで耐油
- フィッティング性が高い
世界基準の安全性のためか少し重たい
詳しくみていきましょう!
メリット①:合金先芯
先芯は2種類上の軽い金属を配合した合金素材。
確かに見た目の割に軽い気はしました!
メリット②:しゃがみやすい
ニューバランスMID412にはしゃがみやすい仕様がありました。
靴底の外側の6つの切れ込み(フレックスグルーブ)がその要因です!
メリット③:ほどけにくい平紐
ニューバランスMID412の靴紐は、平べったい平紐を採用。
平紐はほどけにくいので安全性が高いです。
メリット④:滑りにくい靴底
ニューバランスMID412の靴底がは前述のとおり、すべてゴム素材を仕様。
滑りにくい靴底は、素材と形状が大事ですが、素材と形状ともに滑りにくい形状をしています。
メリット⑤:ノンマーキングで耐油
ニューバランスMID412は床を汚しにくいノンマーキングです。
黒色の靴底の靴は、床の状態によっては黒にマーキングしてしまうことがありました。
メリット⑥:フィッティング性が高い
ニューバランスMID412はベロが厚めに設計されていました。
しっかりスポンジがあるので、足あたり良いです。
先ほど靴紐が平べったい平紐だとフィッティング性が高まると紹介しました。
ニューバランスMID412はさらに、靴紐を通す穴(ハトメ)も紐に合わせた縦長の穴になっています。
デメリット:少し重たい
ニューバランスMID412のデメリットはすこし重たいこと。
おそらく、アメリカでの安全基準は日本よりも高くその安全性をクリアしてることが要因だと思っています。
ニューバランスの安全靴(589など)の口コミのまとめ
当記事ではニューバランスの安全靴を紹介しました。
全部で3品番(412、589、627)でJISやJSAAの規格をクリアしていないので、安全靴やプロスニーカーではありません。
それでは下記より簡単に記事をまとめます。
ニューバランス589のメリットは5点ありました。
- 滑りにくい
- 先芯ガード
- インソール入り
- 耐久性のある靴紐
- クッション素材REVLite
デメリットは1つです。
重たい
最後までお読みいただきありがとうございました。
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