どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、アキレスのクッキングメイト006をレビュー。
「疲れにくいサボシューズがほしい」
「動きやすいサボシューズを探している」
「アッパーに粉が溜まりにくいサボシューズがほしい」
実際に履いてみて「歩きやすい、疲れにくい、軽い、衛生的」と大満足でした。
サボシューズで1番おすすめします。
タップできる目次
クッキングメイト006とは?サイズ感をご案内!
クッキングメイト006は、アキレスが開発したサボシューズ。
アキレスは日本を代表する靴メーカーです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥5,940〜(通販サイトによる) |
サイズ | 22.0~30.0cm(1.0cm刻み) 23.5cmなどハーフサイズなし |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ ハイグリップ比較:同じサイズ シェフメイト比較:同じサイズ |
カラー展開 | 白・黒 |
滑りにくさ | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
足音の少なさ | ★★★★★(星5つ) |
おすすめの使用環境 | 外食店◎ 食品工場× ラーメン× |
キッズスニーカーの『瞬足』やインソールのソルボで有名です。
アキレスはコックシューズを『クッキングメイト』というブランドで展開。
他のサボシューズとは異なり、足音のでにくい靴底でした。
また表面に汚れが溜まりにくい構造です。
サイズ感
クッキングメイト006のサイズ感は、少し大きめ。
ナイキなどの普段履きスニーカーとの比較です。
普段履きスニーカーが27.5cmのところ、28.0cmでした。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
コックシューズ
- シェフメイト ⇒ 27.0cm
- ハイグリップ ⇒ 26.5cm
- クッキングメイト ⇒ 27.5cm
サボシューズ
- クッキングメイト006 ⇒ 28.0cm
- シェフメイトサボα-120 ⇒ 27.0cm
- ハイグリップH-731N⇒ 27.0cm
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください。
アキレスのクッキングメイト006を詳しくレビュー
ここからはアキレスのクッキングメイト006を詳しくレビュー。
実際に履いて感じたメリットとデメリットは下記になります。
- 軽い
- 滑りにくい
- 動きやすい
- トーアップ
- 汚れが溜まりにくい
- つま先に縫い目がない
- カカトがそこまで高くない
- 足音が静かになるように設計
ものすごい滑りにくい訳ではない
メリットとデメリットをパーツ別にみていきましょう。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーからみていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性に関係します。
縫い目がない
クッキングメイト006には、ほとんど縫い目がありません。
よって粉やゴミが溜まりにくい。
通常のコックシューズには、赤丸内のように切り替えしがあります。
この切り替えしに粉やゴミがたまることがあるそう。
また洗い物をしていても、縫い目がないので、水が入りにくい。
サボシューズなので、カカト側に水回りがあるお店は気をつけましょう。
カカトの部分が短い
クッキングメイト006は、カカトの素材が短くできています。
サボシューズの中でもカカトの丈が謎に高い製品がありました。
アッパーまとめ
- メリット:汚れが溜まりにくい
- メリット:つま先に縫い目がない
- メリット:カカトがそこまで高くない
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションについてみていきましょう。
クッションは足の裏から体重を支えるパーツ。
厚底
クッキングメイト006のクッション素材には厚みがありました。
このように厚みのあるクッション素材を厚底といいます。
厚底は、素材にもよりますが衝撃吸収に優れるので、疲れにくい。
動きやすい
クッション部分に切れ目があります。
この切れ目をフレックスグルーヴといい動きやすさがアップする構造。
靴底の溝(みぞ)とリンクしています。
しゃがんだり、歩いた時など足の動いに合わせて靴が屈曲しやすい。
履き慣れるまで、履き心地が固い靴に出会ったことありませんか?
トーアップ
つま先がつり上がっていました。
この形状をトーアップと言います。
クッションまとめ
- メリット:動きやすい
- メリット:トーアップ
靴底(滑りにくさが分かる)
最後に、靴底についてみていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくい靴底
クッキングメイト006は、滑りにくい素材が最低限に抑えられていました。
最低限とは、「歩くときに加重がかかりやすい場所にだけ滑りにくい素材がある」ということ。
サボシューズはカカトがなくて脱ぎ履きがしやすい。
その代わりに、擦って歩くので、カカト側から半分を床に打ちつけて歩くことになります。
クッキングメイト006の靴底の黒い部分は、クッション素材と同じです。
クッション素材は衝撃を吸収するので、足音がしにくい。
あらゆる床に対応
クッキングメイト006はあらゆる床に対応します。
例えば、カーペット的な床、水や油のある床、コーティング床。
滑りにくさに特化したサボシューズですとカーペット床は、傷つけてしまう可能性があります。
滑りにくいサボシューズをお求めの方は、下記の製品がおすすめ!
滑りにくさに特化したサボシューズ
滑りにくい順にしてあります。
↑各レビュー記事に飛びますので、「クリック or タップ」してみてください。
靴底まとめ
- メリット:軽い
- メリット:滑りにくい
- メリット:足音が静かになるように設計
- デメリット:ものすごい滑りにくい訳ではない
アキレスのクッキングメイト006のレビューのまとめ
当記事ではアキレスのクッキングメイト006をレビューしました。
クッキングメイト006は衛生面に優れるサボシューズです。
あらゆる床面にも対応しています。
もし滑りにくさが重要とのことでしたら、下記のレビュー記事も見てみてください。
滑りにくさに特化したサボシューズ
それでは下記より記事をまとめます。
クッキングメイト006のメリットは下記のとおり。
- 軽い
- 滑りにくい
- 動きやすい
- トーアップ
- 汚れが溜まりにくい
- つま先に縫い目がない
- カカトがそこまで高くない
- 足音が静かになるように設計
デメリットは1つです。
ものすごい滑りにくい訳ではない
最後までお読みいただきありがとうございました。
もしお時間ございました下記の記事もおすすめです!
「別のサボシューズも見てみたい」
そんな方に向けてサボシューズを徹底解説しました。