どーも、靴の仕事歴10年のリョクシンです。
今回は、スポルディングの安全靴をレビュー。
「幅が広いプロスニーカーがほしい」
「防水でフィッティング性の高い安全靴ってないの?」
「価格をある程度抑えたプロスニーカーを探している」
実際に履いてみて「6Eで幅が広い、フィッティング性高い、滑りにくい」と大満足でした。
さすがアキレスだと思ったのが、幅広ではない筆者でも履き口周りでフィットしたこと。
タップできる目次
スポルディングの安全靴とは?重量とサイズ感をレビュー
スポルディングの安全靴とは、アキレスが開発したプロスニーカー(A種)です。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥6,490〜(通販による) |
サイズ | 22.5~30.0cm |
サイズ感 | 6E |
カラー展開 | 5色 |
安全性 | ★★★★☆(星4つ) JSAAのA種 |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 一般的な現場・倉庫・社屋 |
アキレスは日本を代表する靴メーカーです。
キッズスニーカーの『瞬足』やコンフォートシューズの『ソルボ』が有名。
スポルディングも有名
おそらく小学校や中学校で一度は履いたであろうスポルディング。
価格が安いのに、靴の設計がしっかりしているアキレスのブランドです。
そんなスポルディングから作業用の靴のプロスニーカーが発売されました。
プロスニーカーとは、建築現場で主流のつま先に先芯が入った靴のこと。
- プロスニーカー・・JSAA規格クリア
- 安全靴・・・JIS規格T8101クリア
クリアした安全基準が異なります。
安全靴は、本革を使用することが必須など、一般的な作業現場ではハイスペックすぎました。
そのため作業性に優れ、特に足場周りなどの細かい動きに対応しやすい。
細かく動きやすいので安全靴より疲れにくいですし、安全です。
防水で幅広(6E)
スポルディングをレビューしようと思った「きっかけ」は幅広で防水なこと。
他にはない6Eという幅広なサイズ展開に加えて、防水なところが良い!
重量・サイズ感・別カラー・他ラインナップ
ここからは重量とサイズ感、別カラー、他ラインナップをご案内。
まずは重量から見ていきましょう。
重量
スポルディングの重量は、27.0cmで418gです。
重量だけでは、普通かほんの少し重たいくらい。
重要なのは、フィッティング性です。
足にしっかりフィットしないと踏ん張ってしまうので、軽くても疲れを感じやすい!
アキレスは靴を開発するときに設定する型(ラスト)が良いメーカー。
フィッティング性が良い靴は、この型で決まります。
サイズ感
スポルディングのプロスニーカーのサイズ感は、普段履きスニーカーと同じでOK。
普段履きスニーカーとは、ナイキやアディダスなどのスポーツメーカー品です。
サイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズをご案内!
普段履きのスニーカー
- オールバーズ ⇒ 27.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
安全靴・プロスニーカー・安全スニーカー
- タルテックス ⇒ 27.0cm
- ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
- オールマイティー ⇒ 27.5cm
- ハイパーV#2000 ⇒ 27.5cm
※足は狭めです。
上記のとおり、靴のサイズはジャンルやメーカー、製品によって異なるもの。
ご自身の靴のサイズは決めつけずに柔軟に対応しましょう。
別カラー・他ラインナップ
マジックテープ(JIN3680)は、2色。
靴紐タイプ(JIN3780)は、3色ありました。
スポルディングの安全靴を詳しくレビュー【防水で幅広】
ここからはアキレスのスポルディングを詳しくレビュー。
メリットとデメリットは下記のとおり。
- 防水
- 止水加工
- 幅広(6E)
- つま先補強あり
- カカトでホールド
- フィッティング性高い
- 靴底が巻き上がっている
- トーアップ
- インソール入り
- 厚底で疲れにくい
- フレックスグルーヴ
- 滑りにくい
- 靴底とクッションが連動している
- レディースサイズがない
メリット13個でデメリット1つです。
メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきましょう。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
下記にて3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
概要
スポルディングのプロスニーカーは、前述のとおりフィッティング性抜群です。
防水の靴は、通気性が低くなりがち。
マジックテープ1本
マジックテープは1本でした。
マジックテープは本数によって機能性が変わります。
マジックテープの本数による効果
- 1本・・・脱着やすいがフィッティング性低い
- 2本・・・1本と3本の間くらいの効果
- 3本・・・脱着しにくいがフィッティング性高い
スポルディングは、1本ですがその1本が太め。
そのため、1本ですが多少はフィッティング性が高いと言えます。
カカトでホールド
スポルディングのプロスニーカーはカカトの形状が素晴らしい!
足をしっかり固定してくれるので、作業していてもブレません。
防水
こちらも前述のとおりですが、スポルディングは防水です。
今まで防水でフィッティング性が高いプロスニーカーは、アシックスしかなく高価格帯だけでした。
足の甲に当たる部分をベロと言います。
このベロに隙間がないので、水が入ってきません。
ちなみに、石ころなども靴の中に入りにくいメリットもありました。
6Eで幅広
スポルディングのプロスニーカーは幅広で6E。
靴においてスタンダードな幅は2Eです。
大半の人は、2Eでしょう。
しかし、安全靴やプロスニーカーはつま先の保護がメインのため、サイズが大きいからとサイズアップするのは、よくない。
6Eは、3Eと比較してもかなり幅が広い。
よって、足の幅が広い方におすすめします。
2Eの下のEである筆者でも、そこまでストレスなく違和感もなく履けてしまうレベルです。
それだけ型や素材の配合が良いのだと思いました。
つま先補強がある
アキレスのスポルディングには、つま先補強がありました。
つま先補強によりアッパーが破れにくくなるのです。
さらに、靴底がアッパーのつま先まで巻き上がっています。
この形状を巻き上げソールといい、つま先補強よりも先に衝突してくれました。
アッパーまとめ
- メリット:防水
- メリット:止水加工
- メリット:幅広(6E)
- メリット:つま先補強あり
- メリット:カカトでホールド
- メリット:フィッティング性高い
- メリット:靴底が巻き上がっている
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションを見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。
厚底
スポルディングのプロスニーカーは、厚底でした。
クッション素材に厚みがある靴を厚底と呼びます。
アキレスは靴メーカーである以上に、素材のメーカーです。
素材の配合には強いので、スポルディングに採用されているクッション素材が悪い訳がありません。
動きやすい
スポルディングのプロスニーカーは、つま先のつり上がったトーアップ形状。
トーアップ形状は、つまずき防止や動きやすいというメリットがあります。
クッションに溝が入っていますね?
これはフレックスグルーヴと言って、足の動きに靴が連動しやすい形状です。
靴底とも連動しているので、動きやすい効果を感じました。
フレックスグルーヴがあると動きやすいので、安全性も高まります。
インソール入り
スポルディングにはインソールが入っていました。
裏面のウェーブした溝というかデザインは、インソールが靴の中で滑らないためです。
インソールの1番厚みのある場所で、5.30mm。
1番薄い部分で3.91mmでした。
一般的な靴屋さんに売っている市販のインソールと買い替えても、サイズ感が大きく変わることはないでしょう。
クッションまとめ
- メリット:トーアップ
- メリット:インソール入り
- メリット:厚底で疲れにくい
- メリット:フレックスグルーヴ
- メリット:靴底とクッションが連動している
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくい
スポルディングは、滑りにくい靴底でした。
滑りにくさには、靴底の素材と形状が大事です。
溝がタテヨコ斜めにありますね。
これが滑らないポイントです。
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
- デメリット:レディースサイズがない
今の時代でレディースサイズがなかったのがデメリットかなと。
価格も安いですし、製品自体には問題がありませんでした。
スポルディングの安全靴のレビューをまとめます!
当記事ではアキレスが開発したスポルディングのプロスニーカーをレビューしました。
靴ヒモとマジックテープの2種。
また幅広で防水なのが特徴。
他メーカーもラインナップしていないので、該当する方にはおすすめします!
幅広で防水のプロスニーカーをお探しの方におすすめ!
それでは下記より簡単に記事をまとめます。
- 防水
- 止水加工
- 幅広(6E)
- つま先補強あり
- カカトでホールド
- フィッティング性高い
- 靴底が巻き上がっている
- トーアップ
- インソール入り
- 厚底で疲れにくい
- フレックスグルーヴ
- 滑りにくい
- 靴底とクッションが連動している
デメリットは1つです。
- レディースサイズがない
最後までお読みいただきありがとうございました。
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