どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、プーマのヴェロシティ2.0をレビュー。

「おしゃれな安全靴がほしい」
「プーマの作業用の靴でおすすめある?」
「ミッドカットで疲れにくいプロスニーカーがほしい」

実際に履いてみて「見た目だけじゃない、足にフィットする、疲れにくい」という感想でした。
おしゃれ安全靴をお探しの方におすすめ!
タップできる目次
ヴェロシティ2.0とは?重量やサイズ感をレビュー
ヴェロシティ2.0とは、プーマが開発したプロスニーカーです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥12,100〜(通販による) |
サイズ | 25.0~28.0cm |
サイズ感 | 3E |
カラー展開 | 3色 |
安全性 | ★★★★☆(星4つ) JSAAのA種 |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 一般的な現場・倉庫 |
プーマは世界的なスポーツメーカー。
作業用の靴は、スポーツメーカーの中でもかなり早期に参入していました。

ジャパンフィット
ヴェロシティ2.0はジャパンフィットと言って日本人にあう設計になっていました。
今までは、欧米の方向けのサイズ展開で日本人にはあまりフィットしなかったので嬉しいですね!

おしゃれ過ぎる
PUMAのヴェロシティ2.0白黒、安全靴ではダントツのかっこよさ pic.twitter.com/KsTqwWbAKC
— カマタダイスケ (@dragondsk) May 8, 2019
プーマのバスケットシューズのようなデザインです。
安全靴には見えませんね。

その他、おしゃれなだけじゃなく機能面も優れました。
次項から詳しくみていきます。
重量・サイズ感・別カラー
ここからは、重量とサイズ感、別のカラーバリエーションをレビュー。
まずは、重量から見ていきましょう。
重量
ヴェロシティ2.0の重量は、27.5cmで556gでした。
ミッドカットの中でも少し重たい部類ではあるものの、重量感が少ない印象。

重要なのはフィッティング性
靴の良し悪しはフィッティング性で決まります。
人の足によって変わるものですが、メーカーの靴の型次第なところもありました。

サイズ感
ヴェロシティ2.0のサイズ感は、普段履きスニーカーと同じ。
普段履きスニーカーとは、ナイキやアディダスなどのスポーツメーカー品です。

サイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズをご案内!
普段履きのスニーカー
- オールバーズ ⇒ 27.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
安全靴・プロスニーカー・安全スニーカー
- プーマ ⇒ 27.5cm
- タルテックス ⇒ 27.0cm
- ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
- オールマイティ ⇒ 27.5cm
- ハイパーV#2000 ⇒ 27.5cm
靴のジャンルやメーカーによってサイズ感は異なるもの。
ご自身のサイズを決めつけずに上記を参考に選んでみてください!
別カラー
ヴェロシティ2.0のカラーバリエーションは3色。
おすすめはブラック×ホワイトでしょう。

プーマの〇ヴェロシティ2.0を詳しくレビュー
ここからはプーマのヴェロシティを詳しくレビュー。
メリットとデメリットは下記のとおり。
- 靴紐
- 厚底
- おしゃれ
- 疲れにくい
- 歩行が安定
- 足首サポート
- 着地が安定する
- インソール入り
- 傷がつきにくい
- つま先補強あり
- ハトメ補強がある
- 石ころが入りにくい
- 足と靴が連動しやすい
- フィッティング性が高い
- ミッドカットで足入れやすい
- 紐がほどける可能性あり
- 筆者の足には合わなかった
メリット15個でデメリット1個(私見は除く)です。
メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきましょう。

靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
下記にて3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
靴紐
ヴェロシティ2.0は、靴紐でサイズ調整します。
靴紐はサイズ調整する留め具の中で最もフィッティング性を高めることが可能。

ハトメ補強がある
靴紐を入れる穴をハトメと言います。
ハトメは、補強がないと糸を通しにくく、破れてしまうこともありました。

フィッティング性が高い
白い樹脂状のパーツが、靴紐を締めるたびに、フィッティング性を高めます。
この指で指している部分ですね。
紐を強く結ぶことで、全体がカカトから靴紐方向に締め上げるのでフィッティング性が高い!
こちらの黒い樹脂のパーツも同じ役割です。
靴紐を締めることで、樹脂パーツも連動して動き、足を包みこむような働きがありました。

足首をサポート
足首に当たる部分にパッドがありました。
厚みのあるクッション材が入っています。

しゃがんだ時に足首が痛くなりにくい。
上から見ると足首に厚みがあるのが分かりますね。

つま先補強
安全靴やプロスニーカーを履いて先芯の上がすぐ破れることありませんか?
ヴェロシティ2.0は、つま先に補強材を貼ることで破れにくくしています。
またつま先を見ると靴底が、つま先補強の前まで巻き上がっています。
この形状を巻き上げソールといい、つま先より先に衝突してくれました。

アッパーが傷つきにくい
ヴェロシティ2.0のアッパー素材は、マイクロファイバー人工皮革を使用。
傷がつきにくいので、オシャレなデザインも長続きします。

石ころが入りにくい
足の甲に当たる部分をシュータンというのですが、ベロの隙間から石ころが入ることがあります。
ヴェロシティ2.0は、シュータンとアッパーの隙間を埋める工夫がありました。

ミッドカットで足を入れやすい
ヴェロシティ2.0は、ミッドカットで足を入れやすい。
足を入れる履き口が斜めにカットされているの分かりますか?

反射材
ヴェロシティ2.0は、反射材がありました。
トンネルや夜間など暗闇作業でも光が当たることで反射するので、視認性を高めます。
アッパーまとめ
- メリット:靴紐
- メリット:おしゃれ
- メリット:足首サポート
- メリット:傷がつきにくい
- メリット:つま先補強あり
- メリット:ハトメ補強がある
- メリット:石ころが入りにくい
- メリット:フィッティング性が高い
- メリット:ミッドカットで足入れやすい
- デメリット:紐がほどける可能性あり
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションを見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。

厚底
ヴェロシティ2.0は厚底でした。
クッション材に厚みある靴を厚底といいます。

さらに、配合の違うクッション材を使用していました。
黒と白い部分で素材の種類は同じなのですが、内容が違うので、より衝撃を吸収しやすい!
靴底に記載がありますが、「IMPULSE(インパルス)」っていう名前のクッション機能になります。

インソール
ヴェロシティ2.0はインソールが入っていました。
裏面を見ると通気口があるのが分かりました。
インソールに通気口があると多少ですが、通気性が高くなります。
カカト裏には衝撃吸収材がありました。
割と厚手なので、厚底のクッションにさらにクッションが追加されるイメージですね!

インソールは足の裏に沿った形状でした。
土踏まずなどアーチと言われる足裏の構造に沿うことで、足本来のクッション機能もサポートされます。

トーアップ
ヴェロシティ2.0はつま先がつり上がっていました。
この形状をトーアップといい「つまずき防止」や動きやすくする効果があります。

足と靴が連動しやすい
ヴェロシティ2.0は、新品から歩きやすいと感じました。
その理由は、クッションと靴底の形状が足の動きと連動しやすいように設計されていること。

クッションまとめ
- メリット:厚底
- メリット:疲れにくい
- メリット:歩行が安定
- メリット:インソール入り
- メリット:足と靴が連動しやすい
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。

ヴェロシティ2.0は滑りにくい靴底でした。
主に雨に対する滑りですね。

HROラバーソール
1分間300度の耐熱素材のHROラバーを使用しています。
地面に高温の何かがあってもすぐには変形することがありません。

「車の運転」や「歩くときの着地」が安定するように、靴底素材が配置されていました。
安定
靴底の中心にグレー色の樹脂状のパーツがありました。
このパーツによって歩行や立ち居が安定し疲れにくくなります。

靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
- メリット:着地が安定
プーマのヴェロシティ2.0の口コミ・レビューをまとめます!
当記事ではプーマのヴェロシティ2.0をレビューしました。
プーマが開発したプロスニーカー(A種)です。

ヴェロシティ2.0は安全靴やプロスニーカーの中でも圧倒的にオシャレ。
ファッション性だけじゃなく機能でも優れていました!

それでは下記より簡単に記事をまとめます。
ヴェロシティ2.0のメリットは下記のとおり。
- 靴紐
- 厚底
- おしゃれ
- 疲れにくい
- 歩行が安定
- 足首サポート
- 着地が安定する
- インソール入り
- 傷がつきにくい
- つま先補強あり
- ハトメ補強がある
- 石ころが入りにくい
- 足と靴が連動しやすい
- フィッティング性が高い
- ミッドカットで足入れやすい
デメリットは1つです。
- 紐がほどける可能性あり
- 筆者の足には合わなかった
最後までお読みいただきありがとうございました。
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