こんな方に読んでほしい
- ハイグリップH-711Nについて知りたい方
- 紐がほどけ難いコックシューズが欲しい方
リョクシン
料理人シンコーちゃん
結論から申し上げますと、紐のほどけ難いコックシューズです。
「疲れにくいコックシューズがほしい」
「サイズ調整のできるコックシューズが欲しい」
「実績のある紐付きコックシューズについて知りたい」
「靴ヒモがほどけて転倒する可能性が少ないコックシューズがほしい」
そんな方におすすめするコックシューズです。
リョクシン
靴ヒモのコックシューズだと「ほどけて」危ないという方におすすめします。
タップできる目次
ハイグリップH-711Nとは?サイズ感を紹介
ハイグリップH-711Nとは、ミドリ安全が開発した靴ヒモ式のコックシューズ。
ミドリ安全は、コックシューズ市場のトップメーカーです。
コックシューズをハイグリップシリーズとして多数ラインナップ。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥6,600~3,432 |
サイズ | 22.0~30.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:1.0cm小さめ推奨 コックシューズ比較:0.5cm小さめ推奨 |
カラー展開 | 3色(黒・ブルー・白) |
滑りにくさ | ★★★☆☆(星3つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
使用環境 | 外食店◯ 食品工場× 給食× ラーメン× |
ミドリ安全は、靴ヒモ式を3種類ラインナップしています。
ハイグリップH-711Nは、その中でもコックシューズ寄りな製品。
ハイグリップH-711Nは、紐が解けにくくて、通気口も少ない製品。
筆者の目視ですが、チェーン店さんで制服として採用になっているように見えました。
実績のある製品ですね。
ハイグリップH-711Nのサイズ感
ハイグリップH-711Nのサイズ感は、大きめでした。
基本的に、ミドリ安全のハイグリップシリーズは、サイズが大きいです。
普段履きスニーカーとの比較:1.0cm小さめ推奨
他コックシューズとの比較 : 0.5cm小さめ推奨
ハイグリップとの比較 : 同じサイズ推奨
普段履きスニーカーとは、ナイキやアシックスなどのスポーツメーカー。
他コックシューズとは、ハイパーVやシェフメイト、ワークマンPBなどお店でよく売っている製品。
比較してみてもハイグリップが大きめに作られているのがわかりました。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
コックシューズ
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ミドリ安全(ハイグリップ)⇒ 26.5cm
- シェフメイト・ハイパーVなど他⇒ 27.0cm
筆者は、ハイグリップH-711Nは26.5cmでした。
ハイグリップH-711Nをレビュー[メリットとデメリット解説]
ここからはハイグリップH-711Nをレビューします。
ハイグリップH-711Nを履いて感じたメリットとデメリットは、下記。
- 通気口が少なく水が浸みにくい
- 靴ヒモがほどけ難い
- カカトでしっかりホールド
- インソールがすこし良い
- 滑りにくい
- 靴底が黒色で見た目よし
- 蒸れる
- 靴ヒモがカビる可能性あり
メリットとデメリットの一覧では分かりにくいのですね。
そこで、上記のメリットとデメリットに触れながら、ハイグリップH-711Nをパーツ別に解説しました。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることができます。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが靴のどこに当たるのかを図解しました。
これで靴のパーツについては理解できました。
それでは、ハイグリップH-711Nのメリットとデメリットをパーツ別に見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
まずは、アッパーについて見ていきましょう。
アッパーは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、耐久性、やけど対策が求められます。
ハイグリップH-711Nのアッパーは、通気性には劣るものの、水が浸みこみにくい。
ですので、チェーン店でも履かれていたのだと思います。
ハイグリップH-711Nのアッパーの最大のメリットは、靴ヒモですね。
ほどけ難い靴ヒモ
画像のように、ドローコードがありました。
このドローコードを調整するだけで、サイズ調整が可能です。
ドローコードを締める
画像のように、ドローコードを落とすだけで、サイズ調整ができました。
この状態で、先端を一番前の靴ヒモに入れます。
こうすれば、解けることはありません。
先端の部品で、しっかりと止まりました。
カカト素材でしっかりフィット
ハイグリップH-711Nのカカトのフィット感は高く感じました。
靴ヒモのハイグリップの中では、一番良いと感じます。
靴ヒモだけでなく、カカトもフィットしやすいのは、良いですね。
アッパーまとめ
- メリット①:通気口が少なく水が浸みにくい
- メリット②:靴ヒモがほどけ難い
- メリット③:カカトでしっかりホールド
- デメリット①:蒸れる
- デメリット②:靴ヒモがカビる可能性あり
靴ヒモのデメリットは、カビる可能性があること。
ですので、キッチンで靴ヒモが水分を吸収してしまう環境ではおすすめしません。
クッション(履き心地がわかる)
続いてクッションについて解説します。
クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。
履き心地や疲れにくさ、クッション性に関係します。
ハイグリップH-711Nのクッション素材は、EVA素材です。
EVA素材は、プールで使用されているビート板に使用されている素材。
配合にもよりますが、軽量で履き心地のよい素材です。
EVAは、素材が潰れやすく、新品のときの様なクッション性が保てないデメリットを持ちます。
しかし、ハイグリップH-711Nのクッションはすこし硬めであるもののクッション性が長続きする素材でした。
インソール入り
ハイグリップシリーズの中でもよいインソールが入っていました。
細かい様ですが、すこし厚手になります。
裏面を見ると一目瞭然です。
右側がハイグリップH-711Nのインソール。
盛り上げってしまうくらいに、テンションがかかっていました。
クッションまとめ
- メリット④:インソールがすこし良い
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について解説します。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさに大きく関係します。
滑りにくい靴底でした。
ミドリ安全の中では、3番目に滑りにくい靴底です。
ハイグリップH−711N以外にも、様々なハイグリップシリーズに採用されていました。
靴底が黒色
靴底が黒いコックシューズを希望する外食店が結構ありした。
理由は、靴底が白いと靴底の汚れが目立つためです。
ハイグリップH-711Nは、靴底の色が黒色で見た目バッチリ。
しかし、ハイグリップシリーズの黒い靴底ではあまりその様な意見を聞きません。
ハイグリップH-711Nのレビューをまとめます。
当記事では、ハイグリップH-711Nについて解説しました。
ハイグリップH-711Nは、ミドリ安全が開発した紐付きコックシューズ。
ミドリ安全は、紐付きコックシューズを3種類ラインナップしています。
ハイグリップH-711Nは、その中でもハイスペック品。
衛生面やクッション性に優れます。
また靴ヒモがほどけ難いのも良いところでしょう。
ぜひ、スリッポンのコックシューズで足に合わない方は、紐付き試してみてください。
それでは下記より、記事を簡単にまとめます。
ハイグリップH-711Nを履いて感じたメリットは、6つありました。
- 通気口が少なく水が浸みにくい
- 靴ヒモがほどけ難い
- カカトでしっかりホールド
- インソールがすこし良い
- 滑りにくい
- 靴底が黒色で見た目よし
デメリットは、2つです。
- 蒸れる
- 靴ヒモがカビる可能性あり
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