どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、シモンの安全靴『KA221』をレビューしました。
「軽い安全靴がほしい」
「コスパ抜群のプロスニーカーってある?」
「安いJSAAのA種を獲得したプロスニーカーを探している」
実際に履いてみて「軽い、着地がスムーズ、靴ヒモでしっかりフィット」という感想を持ちました。
コスパ抜群なプロスニーカーを探している方におすすめ!
シモン軽技KA211とは?重量とサイズ感を紹介!
軽技KA211とは、シモンが開発したプロスニーカー。
シモンは安全靴のリーディングカンパニーです。
品質の高い日本製の安全靴や海外製のプロスニーカーを多数ラインナップ。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥3,740〜(通販による) |
サイズ | 22.0~29.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ推奨 |
カラー展開 | 3色 |
安全性 | ★★★★☆(星4つ) JSAA:A種 |
クッション性 | ★★★☆☆(星3つ) |
耐久性 | ★★★☆☆(星3つ) |
おすすめの使用環境 | 細かい動きの多い現場 |
軽技KA211は、シモンのラインナップの中でも安価品です。
シモンはアイゼックスという安価品メインの関連会社があったので、個人的にはシモンでここまで安い製品が出てくるとは思っていませんでした。
安全靴のリーディングカンパニーだけあって、安くても基礎がしっかりしています。
重量
シモンKA211の重量は、27.0cmで301gでした。
めっちゃ軽いですね。
JSAAのA種のプロスニーカーの中では、圧倒的に軽いでしょう。
サイズ感
シモンの軽技KA211のサイズ感は、少し大きめ。
ナイキやアシックスなど、普段履きスニーカーとの比較です。
普段履きスニーカーは27.5cmでしたが、軽技KA211は27.0cmでした。
普段履きのスニーカー
アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
リーガル ⇒ 26.5cm
テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
安全靴
ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
軽技KA211 ⇒ 27.0cm
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください。
シモンの軽技KA211を詳しくレビュー
ここからはシモンの軽技KA211について詳しくレビューします。
軽技KA211を履いて感じたメリットとデメリットは下記。
- 軽い
- 靴ヒモでしっかりフィット
- ベロが厚手で足あたり良い
- つま先ガードあり
- 履き口が分厚い
- 反射材あり
- 厚底で疲れにくい
- ヒールカットで着地が安定
- フレックスグルーヴ
- 靴底に軽い素材を使用
- 蒸れやすい
- 滑りにくくはない
- 靴底のすり減りに強くない
メリットとデメリットをパーツ別に詳しく見ていきましょう。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この「3つのパーツが靴のどこに当たるのか?」を図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
靴ヒモでしっかりフィット
マジックテープやダイヤルなど、サイズ調整の留め具は種類がありますが、靴ヒモが1番フィットします。
軽技KA211のサイズ調整の留め具は、靴ヒモでした。
丸紐なので、解けにくくはないので注意が必要です。
つま先ガード
つま先が破れにくい様に素材が縫製されていました。
安全靴やプロスニーカーは、つま先が破れやすいので嬉しいですね。
ベロの素材が厚手
ベロが厚手で足あたりよいです。
ベロが太くなることで、フィッティング性にも優れました。
履き口の素材が分厚い
いろいろな足の方に合う様に、カカトの素材が厚手でした。
中にスポンジ素材が入っています。
カカトが太い方は、スポンジが沈みこみ、細い方にはそのままの状態でフィット。
反射材あり
アッパーに反射材がありました。
グレーの部分です。
夜間やトンネルなど暗闇作業でも光が当たると反射して視認性が高まりました。
アッパーまとめ
- メリット1:軽い
- メリット2:靴ヒモでしっかりフィット
- メリット3:ベロが厚手で足あたり良い
- メリット4:つま先ガードあり
- メリット5:履き口が分厚い
- メリット6:反射材あり
- デメリット1:蒸れやすい
クッション(履き心地)
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションとは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。
疲れにくさや履き心地に関係します。
厚底で疲れにくい
軽技KA211は、クッション性が高い!
その理由は、カカトのクッション素材の厚みです。
厚みのあるクッションを厚底といい、素材にもよりますが、疲れにくいのでおすすめ!
ヒールカット
カカトが40度ほどカットされた構造でした。
これによりカカトの着地がスムーズです。
歩きやすく感じました。
つま先のミゾ(フレックスグルーヴ)
つま先方面のクッションにミゾがありました。
このミゾの効果でクッションが屈曲しやすい!
新品のときから動きやすくなる効果があります。
クッションまとめ
- メリット7:厚底で疲れにくい
- メリット8:ヒールカットで着地が安定
- メリット9:フレックスグルーヴ
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は地面に接地するパーツ。
滑りにくさや耐久性に関係します。
軽い素材を使用
軽技KA211の靴底には、滑りにくい素材がありました。
ブルーの部分です。
ただし、靴底に対してブルーの面積は少なめですね。
つまり軽技KA211は、ゴム素材が少ないので軽いという反面、滑りには強くないということ。
必要最低限の滑りにくい素材にしていました。
靴底まとめ
- メリット10:靴底に軽い素材を使用
- デメリット1:滑りにくくはない
- デメリット2:靴底のすり減りに強くない
シモン軽技KA211のレビューまとめ
軽技KA211についてレビューしました。
シモンが開発したJSAAのA種のプロスニーカーです。
シモンは、安全靴とプロスニーカーのリーディングカンパニー。
軽技KA211はシモンのラインナップの中でも安価品です。
ただ安いだけではなく、安全性の高い先芯と驚異の軽量性がありました。
コスパ抜群なので、JSAAのA種クリアしたプロスニーカーを探している方におすすめ!
シモンの軽技KA211のメリットは10個ありました。
- 軽い
- 靴ヒモでしっかりフィット
- ベロが厚手で足あたり良い
- つま先ガードあり
- 履き口が分厚い
- 反射材あり
- 厚底で疲れにくい
- ヒールカットで着地が安定
- フレックスグルーヴ
- 靴底に軽い素材を使用
デメリットは3つです。
- 蒸れやすい
- 滑りにくくはない
- 靴底のすり減りに強くない
最後までお読みいただきありがとうございました。
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