どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、ミズノの安全靴『オールマイティHW22L』についてレビューしました。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
「疲れにくい安全靴がほしい」
「軽いプロスニーカーを探している」
「滑りにくいプロスニーカーがほしい」
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/f58F6ahn-min-1-e1562484056474.png)
実際に履いてみて「軽い、靴底が床に貼り付くように滑りにくい、疲れにくい」と効果を感じました。
オールマイティHW22Lとは?サイズと重量をご案内
オールマイティHW22Lとは、ミズノが開発したプロスニーカーです。
安全靴から派生したのがプロスニーカー。
安全靴と同じくつま先に先芯が入っていて安全試験をクリアしています。
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評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥11,000〜(通販による) |
サイズ | 24.5~29.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ推奨 |
カラー展開 | 2色 |
安全性 | ★★★★☆(星4つ) JSAA:A種 |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 一般作業現場、掘削、解体 |
ミズノは、日本発の世界的スポーツメーカーです。
多くのプロスポーツ選手と契約するメーカー。
ミズノはワークシューズ関係の靴もラインナップしています。
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スポーツシューズで培われた技術が活かされていて人気です。
オールマイティHW22Lは、その中でもクッション性と軽量性に優れた製品。
特にクッションのウェーブ機能は、ミズノの他の分野の靴でも評価されていました。
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多少、本家のミズノウェーブとは異なるものの、さすがの履き心地です。
重量
オールマイティHW22Lの重量は、27.5cmで444gでした。
履いた感覚に比べて意外と重量があります。
しかし、足にフィットするので軽く感じました。
サイズ感
サイズ感は、普段履きスニーカーと同じでOK。
普段履きスニーカーとは、ナイキやアディダスなどスポーツメーカー品です。
普段履きスニーカーが27.5cmですがそのまま27.5cmで問題ありませんでした。
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普段履きのスニーカー
アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
リーガル ⇒ 26.5cm
テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
安全靴
ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください。
ミズノのオールマイティHW22Lを詳しくレビュー
ここからは、ミズノのオールマイティHW22Lを詳しくレビューします。
実際に履いてみて感じたメリットとデメリットは下記のとおり。
- 軽い
- ベロが厚手
- サビない先芯
- つま先補強あり
- 屈曲部分に補強あり
- マジックテープ3本
- はき口周りの足あたりが良い
- 厚底
- インソール入り
- ミズノウェーブ
- 滑りにくい
- 筆者には合わなかった
- 通気性が凄い良い訳ではない
メリットとデメリットをパーツ別にみていきます。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーからみていきます。
詳しくみていきましょう。
アッパー
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
安全性
オールマイティHW22Lの安全性は、JSAAのA種クリア。
冒頭のとおり、プロスニーカーです。
JSAAのA種であれば、ほとんどの現場では使えました。
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マジックテープ3本
オールマイティHW22Lは、マジックテープが3本仕様でした。
マジックテープですが、フィッティング性が高く感じます。
ただし、脱ぎ履きはマジックテープの割りにめんどい笑。
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裏面は、すべてマジックテープでした。
フィッティング性が高かくなります。
足の甲のサイズ調整に最適。
ベロ素材が厚手
足の甲に当たる部分をベロと言います。
ベロが厚手ですと足にフィットさせやすい。
また、足あたりも良くなるので、マジックテープを強く締めてもストレスを感じにくいです。
履き口周りも素材が厚手
履き口周りもベロ同様にクッション材のようなモノが入っていました。
こちらも足あたりよく感じます。
しゃがんだ時に痛くなりにくい!
屈曲する場所に補強
歩いたり作業したり、しゃがんだ際に、靴が屈曲する部分があります。
親指と小指の下の周辺あたり。
そこに補強素材がありました。
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これは、他のメーカーでもなかったと思いました。
つま先補強
つま先にも補強がありました。
安全靴って作業内容からも、つま先が破れやすいんですよね。
つま先の補強は、助かります。
アッパーまとめ
- メリット:軽い
- メリット:ベロが厚手
- メリット:サビない先芯
- メリット:つま先補強あり
- メリット:屈曲部分に補強あり
- メリット:マジックテープ3本
- メリット:はき口周りの足あたりが良い
- デメリット:通気性が凄い良い訳ではない
クッション
続いてクッションについて解説します。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
疲労や履き心地に関係します。
厚底
オールマイティHW22Lのクッション素材には厚みがありました。
厚みのあるクッション素材を厚底と呼びます。
厚底は、素材にもよりますが、衝撃吸収に優れるので、疲れにくい。
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ミズノウェーブ
オールマイティHW22Lは、ミズノウェーブを搭載していました。
ミズノウェーブとは、クッション素材の中心に波(ウェーブ)のような形状を設けたミズノオリジナル機能。
ウォーキングシューズで有名になりました。
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黒い部分が衝撃吸収に特化した配合の素材。
白い部分が、動作を安定させる配合の素材になります。
配合の違うクッション素材を複数使用していることが履き心地の良さに繋がっていると思いました。
インソール入り
オールマイティHW22Lは、インソールが入ってました。
インソールの素材もしっかりした素材感です。
裏面の黒い部分が安定性とクッション性を向上させています。
硬めな素材ですね。
人間の足の裏に沿った形状をしています。
人間の足の構造をアーチと呼びますが、そのアーチをサポートする形状。
立ち仕事などで、疲れてくるとアーチの構造が崩れてきます。
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クッションまとめ
- メリット:厚底
- メリット:インソール入り
- メリット:ミズノウェーブ
靴底
最後に、靴底について解説します。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさに関係します。
滑りにくい靴底
靴底は滑りにくい形状でした。
歩くたびに、地面にへばり付く感覚を覚えるくらいです。
滑りにくいと安全性が高くなりますし、踏ん張る力が減るので、疲れにくい!
筆者には合わなかった
最後に、オールマイティHW22Lの全体的な感想です。
正直なところ筆者には合いませんでした。
私の歩き方が悪いのかもしれませんが、足の動きに合わせて、靴が最短距離でストレスなく、屈曲しません。
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売れているので、人気なことは間違えないでしょう!
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
ミズノのオールマイティHW22Lのレビューまとめ
当記事では、ミズノのオールマイティHW22Lについて解説しました。
ミズノは日本を代表するスポーツメーカー。
スポーツシューズで培われた技術を活かして、プロスニーカーも開発しています。
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ミズノの代表的なクッション構造のミズノウェーブを搭載していました。
配合の違う素材を組み合わせることで、疲れにくく感じます。
靴底も滑りにくくて安全でした。
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それでは下記より簡単に記事をまとめます。
オールメイティーHW22Lのメリット下記のとおり。
- 軽い
- ベロが厚手
- サビない先芯
- つま先補強あり
- 屈曲部分に補強あり
- マジックテープ3本
- はき口周りの足あたりが良い
- 厚底
- インソール入り
- ミズノウェーブ
- 滑りにくい
デメリットは2つです。
- 筆者には合わなかった
- 通気性が凄い良い訳ではない
最後までお読みいただきありがとうございました。
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