【ミドリ安全のワークプラスSL603をレビュー】踏み抜き防止が内蔵されたプロスニーカー!

ワークプラスSL603P-5はミドリ安全が開発したプロスニーカー

 

どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。

今回は、ワークプラスSL603P-5をレビュー。

リョクシン
結論から申し上げますと、踏み抜き防止板が内蔵されたプロスニーカーです。

「踏み抜き防止板を靴に内蔵した製品ってないの?」

「防災用として1足踏み抜き防止が内蔵された靴を用意したい」

リョクシン
そんな方におすすめな製品です。

防災的な部署の方におすすめ!

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴12年の松下智博です。靴メーカーの株式会社リゲッタで営業してます。作業靴メーカーと靴の販売店で合計11年仕事しました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線から靴をレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

当ブログはメーカーからの商品提供はなく全て自費でレビューです。本記事には広告はふくまれています。

ワークプラスSL603P-5とは?重量やサイズ感をレビュー

ワークプラスSL603P-5とは、ミドリ安全が開発したプロスニーカー(B種)です。

ワークプラスSL603P-5はミドリ安全が開発したプロスニーカー

評価項目詳細
価格¥8,090〜(通販による)
サイズ23.5~28.0cm
サイズ感3E
カラー展開1色
安全性★★★☆☆(星3つ)
JSAA規格のB種(軽作業用)
クッション性★★★☆☆(星3つ)
踏み抜き板入りのため
耐久性★★★★☆(星4つ)
おすすめの使用環境防災(緊急時向け)
瓦礫など刺さる現場

ミドリ安全は、ワークシューズのトップメーカーです。

安全靴やプロスニーカーでも高いシェア率!

リョクシン
ワークプラスSL603P-5は、その中でも踏み抜き防止板が内蔵されたプロスニーカー(B種)です。

B種なので軽作業用なので注意しましょう。

踏み抜き防止板を内蔵したプロスニーカーは過去には商品があったと思いました。

リョクシン
しかし、現在では筆者が探した限りでは、ワークプラスSL603P-5しかありません。

おそらくですが、踏み抜き防止のインソールの登場で、需要が減ったのでしょう。

しかし、踏み抜き防止が1番活躍するのは、防災のとき。

リョクシン
防災のときに、瓦礫からインソールを見つけて所持している安全靴やプロスニーカーにいれるのって手間じゃないですか?

ミドリ安全さんは、おそらく各市区町村や国の入札業者でもあります。

そういった細かいニーズに答えた製品がワークプラスSL603P-5でなのでしょう。

リョクシン
もちろん、日頃から踏み抜き防止が必須な方にもオススメです!

ユーザーのためにニッチな製品をラインナップするとは、さずがミドリ安全ですね。

この製品開発は、美談として語り継がれそうだと感じました。

リョクシン

もうここまでの美談があるなら、ミドリ安全では納まらないね!
え?どういう事?

シンコーちゃん

リョクシン

ここまで美しいなら、エメラルドグリーン安全なんじゃないかなぁ〜
つまんな、聞いて損したわ・・・

シンコーちゃん

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重量・サイズ感

ここからは、重量とサイズ感をレビュー。

まずは、重量から見ていきましょう。

重量

ワークプラスSL603P-5の重量は398g

ワークプラスSL603P-5の重量は、26.5cmで398gでした。

ステンレスの踏み抜き板入りの割りには、軽い!

リョクシン
ただし、靴の良し悪しは重量では決まりません。

重要なのはフィッティング性

靴の良し悪しはフィッティング性で決まる

靴の良し悪しはフィッティング性で決まります。

人の足によって変わるものですが、靴の型次第なところもありました。

リョクシン
靴を選ぶときは、重量ではなくフィッティング性で選びましょう!

サイズ感

ワークプラスSL603P-5のサイズ感は、すこし小さめ

ワークプラスSL603P-5のサイズ感は、すこし大きめ。

ナイキやアディダスなどの普段履きスニーカーと比較しています。

リョクシン
普段履きスニーカーが27.5cmのところ、27.0cmでした。

サイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズをご案内!

筆者の靴ラインナップ

普段履きのスニーカー

  • オールバーズ ⇒ 27.0cm
  • ニューバランス ⇒ 27.5cm
  • アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
  • ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm

革靴

  • リーガル ⇒ 26.5cm
  • テクシーリュクス ⇒ 26.5cm

安全靴・プロスニーカー・安全スニーカー

  • タルテックス ⇒ 27.0cm
  • ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
  • オールマイティ ⇒ 27.5cm
  • ハイパーV#2000 ⇒ 27.5cm

※足は狭めです。

ぜひ、参考にしてみてください!

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ミドリ安全のワークプラスSL603P-5を詳しくレビュー

ここからはミドリ安全ワークプラスSL603を詳しくレビュー。

ワークプラスSL603P-5を詳しく解説します。

メリットデメリットは下記のとおり。

メリット
  1. 厚底
  2. 反射材あり
  3. 疲れにくい
  4. 滑りにくい
  5. トーアップ
  6. 収納できる
  7. つま先補強あり
  8. 踏み抜き板入り
  9. 緊急時に役立つ
  10. 靴紐が緩みにくい
デメリット
  1. 親指が1番長い人と合わない
  • 筆者の足には合わなかった

メリット9個でデメリット1つ(私見は除く)です。

メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきましょう。

リョクシン
靴は、大きく分けて3つのパーツに分けることが可能です。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

下記にて3つのパーツを図解しました。

靴のパーツの名称を解説

上から順番にアッパーから見ていきましょう。

アッパー(通気性がわかる)

靴のパーツのアッパーの場所について解説

アッパーとは、足を包みこむパーツ。

通気性フィッティング性安全性に関係します。

靴紐

ワークプラスSL603P-5は靴紐でフィッティング

ワークプラスSL603P-5は、靴紐でフィッティングします。

マジックテープやダイヤル式などサイズ調整の留め具は、多数ありますが、靴紐が1番フィッティング性が高い。

ワークプラスSL603P-5はハトメの耐久性が高い

靴紐は、丸みを帯びている丸紐です。

丸紐は、ほどけやすいデメリットがありますが、完全な丸ではないので、すこしほどけにくい。

リョクシン
また、靴紐をいれる穴をハトメと言いますが、ハトメが緩みにくいような工夫がされています。

つま先補強がある

ワークプラスSL603P-5はつま先補強がある

つま先に補強材がありました。

プロスニーカーや安全靴は、つま先の衝突が多くアッパー破れの可能性があります。

リョクシン
ワークプラスSL603P-5は、補強材があると破れにくい!

靴底が巻き上がっている

ワークプラスSL603P-5は、巻き上げソールで安全

ワークプラスSL603P-5は、靴底が巻き上がっていました。

つま先の補強材よりも先に衝突してくれるので、耐久性を高めます。

リョクシン
効果は微弱ですが、地味に嬉しい!

反射材付き

ワークプラスSL603P-5は反射材付き

ワークプラスSL603P-5は、反射材がありました。

夜間やトンネルなどの暗闇作業でも光が当たることで視認性を高めます。

リョクシン
視認性は安全性に関係してくるので大事なポイント!

人差し指が長い方向け

ワークプラスSL603P-5のつま先は、中指が長い人向け

つま先の形状が、人差し指が長い方向けでした。

親指が極端に1番長い方には合わないかもしれません。

リョクシン
親指が1番長い方は、0.5cm大きめを選びましょう

つまり普段履きスニーカーと同じサイズでOKですね!

先ほど、普段履きスニーカーより0.5cm小さめをおすすめしていましたので!

収納しやすい

ワークプラスSL603P-5は収納性が高い

被災地など復興に応援にいく時に、バックの中に収納して持ち込めます。

踏み抜き防止の靴は、履き心地がものすごい良い訳ではないので、持ちんだ方がよいでしょう。

リョクシン
また備蓄用としても良いですね!

アッパーまとめ

  • メリット:反射材あり
  • メリット:収納できる
  • メリット:つま先補強あり
  • メリット:靴紐が緩みにくい
  • デメリット:親指が1番長い人と合わない

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クッション(履き心地がわかる)

靴のパーツのクッションの場所について解説

続いて、クッションを見ていきましょう。

クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。

リョクシン
疲労履き心地に関係します。

厚底

ワークプラスSL603P-5は厚底

ワークプラスSL603P-5は、厚底です。

厚底とは、クッション素材に厚みのある靴の形状のこと。

リョクシン
素材にもよりますが、衝撃をしっかり吸収できるので、疲れにくいです!

もちろん、ミドリ安全なので素材はしっかり衝撃吸収できるEVAで問題なし!

インソール入り

ワークプラスSL603P-5はインソール入り

ワークプラスSL603P-5は、インソールが入っていました。

ワークプラスSL603P-5のインソールは踵にクッション材付き

わかりにくいのですが、カカト下あたりにクッション材がありました。

疲れにくいインソールの特徴ですね!

ワークプラスSL603P-5のインソールの厚みは、つま先で3.06mm

インソールの1番薄い部分は3.06mmです。

ワークプラスSL603P-5のインソールの厚みは、つま先で8.77mm

1番厚みのある部分で8.77mmでした。

市販のインソールを入れてもそこまでサイズ感は変わらないと思います。

リョクシン
たまに紙みたいなインソールが入っているプロスニーカーがありますが、ワークプラスSL603P-5はそんなことありません。

トーアップ

ワークプラスSL603P-5はトーアップで動きやすい

ワークプラスSL603P-5は、つま先の形状がつり上がった形状。

この形状をトーアップといい、動きやすさに優れます!

リョクシン
踏み抜き防止板が入っている靴は、動きにくいので、そのデメリットをトーアップでカバーしていますね!

クッションまとめ

  • メリット:厚底
  • メリット:疲れにくい
  • メリット:トーアップ
  • メリット:踏み抜き板入り
  • メリット:緊急時に役立つ

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靴底(滑りにくさがわかる)

靴のパーツの靴底の場所について解説

最後に、靴底について見ていきましょう。

靴底は、地面に接地するパーツ。

リョクシン
滑りにくさに関係します。

滑りにくい

ワークプラスSL603P-5の靴底は滑りにくい

ワークプラスSL603P-5の靴底は、滑りにくい

滑りにくさを発揮するには、靴底の素材と形状が大事です!

リョクシン
その内、とくに素材が良い感じ。

ワークプラスSL603P-5はすり減りにくい靴底

靴底の溝は多いほど滑りにくくなる傾向があります。

ワークプラスSL603P-5は、溝が少ないのですが、これは敢えてだと感じました。

リョクシン
木くずや瓦礫、石ころが詰まらないためではないかなと。

ワークプラスSL603P-5は踵まで靴底が巻き上がっている

カカト側もつま先と同様に靴底が巻き上がっています。

下記の効果があると思いました。

カカトの巻き上げソールの効果

  • 着地が安定
  • 耐久性アップ
  • 車の運転がしやすい

まぁーこればっかりは、被災地応援に行かないとダメだと反省しました。

リョクシン
現場の作業環境をもっと知る必要がありますが、上記の効果はあるでしょう。

靴底まとめ

  • メリット:滑りにくい

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ミドリ安全のワークプラスSL-603P-5の口コミ・レビューをまとめます!

当記事ではミドリ安全のワークプラスSL-603P-5をレビューしました。

今では、珍しい踏み抜き防止板入りのプロスニーカー(B種)です。

リョクシン
現在は、踏み抜き防止インソールの登場で、珍しくなりました。

しかし、そもそも踏み抜き防止が1番欲する災害が起きた現場ですぐに履くのであれば、インソールを探している時間がありません。

そのため初めから踏み抜き防止板が内蔵されたプロスニーカーも重要です。

リョクシン
ぜひ、1足持っていて損はないプロスニーカーでしょう。

また持ち運びしやすいので、被災地応援に持ち込むのも良いと思いました。

私も作業環境の確認含めて、今の菌の状態が収束したら、ワークプラスSL603P-5を持って被災地応援に行こうと思います。

リョクシン
それでは、下記より簡単に記事をまとめます!

ワークプラスSL603P-5のメリットは、下記のとおり。

メリット
  1. 厚底
  2. 反射材あり
  3. 滑りにくい
  4. 疲れにくい
  5. トーアップ
  6. 収納できる
  7. つま先補強あり
  8. 踏み抜き板入り
  9. 緊急時に役立つ
  10. 靴紐が緩みにくい

デメリットは1つです。

デメリット
  1. 親指が1番長い人と合わない
  • 筆者の足には合わなかった

最後までお読みいただきありがとうございました。

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