どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、マンダムセーフティー767をレビュー。

「軽いスリッポンのプロスニーカーがほしい」
「通気性の高くて脱ぎ履きしやすい靴を探している」

実際に履いてみて「軽い、通気性が高い、メッシュが補強されている」という感想でした。
軽量で通気性の高いプロスニーカーを探している方におすすめ!
タップできる目次
マンダムセーフティー767とは?重量やサイズ感をレビュー
マンダムセーフティー767とは、丸五が開発したプロスニーカーです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥4,400〜(通販による) |
サイズ | 22.5~30.0cm |
サイズ感 | 4E |
カラー展開 | 3色 |
安全性 | ★★★★☆(星4つ) JSAAのA種 |
クッション性 | ★★★☆☆(星3つ) |
耐久性 | ★★☆☆☆(星2つ) |
おすすめの使用環境 | 一般的な現場・倉庫 |
丸五は、足袋のリーディングカンパニー。
足袋だけじゃなく「マンダムセーフティー」というブランドでプロスニーカーを多数ラインナップしています。

丸五さんは製品の多くに顧客の意見を回収するためのハガキが入っています。
このあたりも良いメーカーさんなのがわかりますね!
とにかく軽い
マンダムセーフティー767は、シリーズの中でも軽量でスリッポンなのが特徴。
またメッシュを多用していて通気性が高いです。

店舗あり
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現品限りの商品ですので購入検討されている方はお早めにお願いしたします。
台風が近づいており悪天候が予想されております。お気をつけてご来店ください pic.twitter.com/BRSdhHgf90— marugo tokyo公式 (@tabimarugo) September 23, 2020
ちなみに、丸五さんは東京に直営店があります。
メインは作業用ではなく、足袋や日常使いできるレジャー用の靴でしょう。

重量・サイズ感・別カラー
ここからは、重量とサイズ感、別のカラーバリエーションをレビュー。
まずは、重量から見ていきましょう。
重量
マンダムセーフティー767の重量は、27.0cmで261gでした。
レディースサイズくらい軽いですね。

重要なのはフィッティング性
靴の良し悪しはフィッティング性で決まります。
人の足によって変わるものですが、靴の型(ラスト)次第なところもありました。

サイズ感
マンダムセーフティー767のサイズ感は、すこし大きめ。
ナイキやアディダスなどの普段履きスニーカーと比較しています。

サイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズをご案内!
普段履きのスニーカー
- オールバーズ ⇒ 27.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
安全靴・プロスニーカー・安全スニーカー
- タルテックス ⇒ 27.0cm
- ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
- オールマイティ ⇒ 27.5cm
- ハイパーV#2000 ⇒ 27.5cm
※足は狭めです。
靴のジャンルやメーカーによってサイズ感は異なります。
ご自身の足のサイズは決めつけない様にサイズ選びをしましょう!
カラーバリエーション
カラーバリエーションは3色。
どれも作業着と合わせやすいですね!
丸五のマンダムセーフティー767を詳しくレビュー
ここからは丸五のマンダムセーフティー767を詳しくレビュー。
メリットとデメリットは下記のとおり。
- 安い
- 軽い
- 反射材付き
- スリッポン
- 蒸れにくい
- ベロが厚手
- トーアップ
- インソール入り
- サイドゴアあり
- メッシュカバー付き
- 新品から履きやすい
- 履き口にクッション入り
- 軽すぎ(長時間歩く場合)
メリット12個でデメリット1つです。
メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきましょう。

靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
下記にて3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
スリッポン
マンダムセーフティ767は、靴紐やマジックテープのないスリッポン形状。
脱ぎ履きがしやすいメリットがあります。

履き口にクッション材あり
足をいれる最初の部分を履き口と言います。
履き口にクッション材があり、足にフィットしやすい様にしていました。

ベロが厚手
足の甲の上あたりにくる場所をベロやシュータンと呼びます。
ベロが厚手なので、足にフィットしやすい!

サイドゴア付き
スリッポンなので当たり前かもしれませんが、サイドゴアがありました。
これにより履いたときに足にフィットしやすくなります。

メッシュで通気性アップ
つま先がメッシュ素材でした。
蒸れにくくするには、歩行のメカニズム上、つま先から通気することが大事です。

つま先補強あり
つま先側にポリウレタンの補強がありました。
プロスニーカーや安全靴の多くは、つま先が破れて買い替えることもあるでしょう。

クッションが補強の前にある
さらに、補強よりも前にクッション素材があります。
微弱ではありますが、耐久性が高くなると感じました。
サイド部分のメッシュも補強
メッシュ素材のデメリットは破れやすいこと。
マンダムセーフティー767は、サイド部分に補強があり破れにくくなっています。

反射材
マンダムセーフティ767は、反射材がありました。
夜間やトンネルなどの暗闇作業で視認性を高めるため安全です。

アッパーまとめ
- メリット:安い
- メリット:軽い
- メリット:反射材付き
- メリット:スリッポン
- メリット:蒸れにくい
- メリット:ベロが厚手
- メリット:サイドゴアあり
- メリット:メッシュカバー付き
- メリット:履き口にクッション入り
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションを見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。

薄底
マンダムセーフティー767のクッションは、薄底です。
薄底とは、クッション素材の厚みが少ない靴のこと。

厚底は、クッション性が高いものの脱ぎ履きの際にバランスを崩しやすいため、薄底なのでしょう。
インソール
マンダムセーフティー767はインソールが入っていました。
薄底でクッション性が低かったのを改善しています。
裏面には通気口がありました。
多少ですが靴内部の空気を循環しやすいので蒸れにくい!
インソールの1番薄い部分は、3.67mmです。
1番厚い部分でも3.72mmでした。
そこまで厚みはありません。

トーアップ
つま先がつり上がった形状でした。
この形状をトーアップと言います。

新品から動きやすい
歩くときに、足と一緒に靴が屈曲する場所に「くぼみ」があります。
この「くぼみ」は履き慣れていなくても、新品のときから履きやすくする効果がありました。

クッションまとめ
- メリット:トーアップ
- メリット:インソール入り
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。


ブルーの部分は、クッション素材です。
黒い部分が滑りにくい靴底素材でした。

滑りにくい靴底素材は、たくさん使用することで重たくなるので、最低限に抑えたのでしょう。
カカトは1番最初に着地する場所です。
主に小指側のカカトで着地してつま先方向へ重心移動。

カカトに滑りにくい素材がないと、間違えなく滑りますので、しっかり対応していました。
踏み出す時に加重が靴底にかかります。
そのため、つま先下に滑りにくい素材がないと地面を正確に踏み出すことが出来ずに、滑る可能性ありました。

靴底まとめ
- メリット:軽い
- デメリット:軽すぎ(長時間歩く場合)
マンダムセーフティー767のデメリットは、長時間歩くことには向いてないと思いました。
重量が軽すぎるので、長時間歩くと靴の遠心力による推進力がありません。

丸五のマンダムセーフティー767の口コミ・レビューをまとめます!
当記事では丸五のマンダムセーフティー767をレビューしました。
マンダムセーフティー767は、超軽量で脱ぎ履きしやすいプロスニーカーです。

軽量の理由は、メッシュ素材をたくさん使い、靴底素材を最小限に抑えたこと。
ここまで軽量でJSAAのA種を取得しているのがすごい!

それでは下記より簡単に記事をまとめます。
マンダムセーフティー767のメリットは下記のとおり。
- 安い
- 軽い
- 反射材付き
- スリッポン
- 蒸れにくい
- ベロが厚手
- トーアップ
- インソール入り
- サイドゴアあり
- メッシュカバー付き
- 新品から履きやすい
- 履き口にクッション入り
デメリットは1つです。
- 軽すぎ(長時間歩く場合)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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