どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ワークプラスSL603P-5をレビュー。
「踏み抜き防止板を靴に内蔵した製品ってないの?」
「防災用として1足踏み抜き防止が内蔵された靴を用意したい」
防災的な部署の方におすすめ!
タップできる目次
ワークプラスSL603P-5とは?重量やサイズ感をレビュー
ワークプラスSL603P-5とは、ミドリ安全が開発したプロスニーカー(B種)です。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥8,090〜(通販による) |
サイズ | 23.5~28.0cm |
サイズ感 | 3E |
カラー展開 | 1色 |
安全性 | ★★★☆☆(星3つ) JSAA規格のB種(軽作業用) |
クッション性 | ★★★☆☆(星3つ) 踏み抜き板入りのため |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 防災(緊急時向け) 瓦礫など刺さる現場 |
ミドリ安全は、ワークシューズのトップメーカーです。
安全靴やプロスニーカーでも高いシェア率!
B種なので軽作業用なので注意しましょう。
踏み抜き防止板を内蔵したプロスニーカーは過去には商品があったと思いました。
おそらくですが、踏み抜き防止のインソールの登場で、需要が減ったのでしょう。
しかし、踏み抜き防止が1番活躍するのは、防災のとき。
ミドリ安全さんは、おそらく各市区町村や国の入札業者でもあります。
そういった細かいニーズに答えた製品がワークプラスSL603P-5でなのでしょう。
ユーザーのためにニッチな製品をラインナップするとは、さずがミドリ安全ですね。
この製品開発は、美談として語り継がれそうだと感じました。
リョクシン
シンコーちゃん
リョクシン
シンコーちゃん
重量・サイズ感
ここからは、重量とサイズ感をレビュー。
まずは、重量から見ていきましょう。
重量
ワークプラスSL603P-5の重量は、26.5cmで398gでした。
ステンレスの踏み抜き板入りの割りには、軽い!
重要なのはフィッティング性
靴の良し悪しはフィッティング性で決まります。
人の足によって変わるものですが、靴の型次第なところもありました。
サイズ感
ワークプラスSL603P-5のサイズ感は、すこし大きめ。
ナイキやアディダスなどの普段履きスニーカーと比較しています。
サイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズをご案内!
普段履きのスニーカー
- オールバーズ ⇒ 27.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
安全靴・プロスニーカー・安全スニーカー
- タルテックス ⇒ 27.0cm
- ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
- オールマイティ ⇒ 27.5cm
- ハイパーV#2000 ⇒ 27.5cm
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください!
ミドリ安全のワークプラスSL603P-5を詳しくレビュー
ここからはミドリ安全のワークプラスSL603を詳しくレビュー。
メリットとデメリットは下記のとおり。
- 厚底
- 反射材あり
- 疲れにくい
- 滑りにくい
- トーアップ
- 収納できる
- つま先補強あり
- 踏み抜き板入り
- 緊急時に役立つ
- 靴紐が緩みにくい
- 親指が1番長い人と合わない
- 筆者の足には合わなかった
メリット9個でデメリット1つ(私見は除く)です。
メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきましょう。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
下記にて3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
靴紐
ワークプラスSL603P-5は、靴紐でフィッティングします。
マジックテープやダイヤル式などサイズ調整の留め具は、多数ありますが、靴紐が1番フィッティング性が高い。
靴紐は、丸みを帯びている丸紐です。
丸紐は、ほどけやすいデメリットがありますが、完全な丸ではないので、すこしほどけにくい。
つま先補強がある
つま先に補強材がありました。
プロスニーカーや安全靴は、つま先の衝突が多くアッパー破れの可能性があります。
靴底が巻き上がっている
ワークプラスSL603P-5は、靴底が巻き上がっていました。
つま先の補強材よりも先に衝突してくれるので、耐久性を高めます。
反射材付き
ワークプラスSL603P-5は、反射材がありました。
夜間やトンネルなどの暗闇作業でも光が当たることで視認性を高めます。
人差し指が長い方向け
つま先の形状が、人差し指が長い方向けでした。
親指が極端に1番長い方には合わないかもしれません。
つまり普段履きスニーカーと同じサイズでOKですね!
先ほど、普段履きスニーカーより0.5cm小さめをおすすめしていましたので!
収納しやすい
被災地など復興に応援にいく時に、バックの中に収納して持ち込めます。
踏み抜き防止の靴は、履き心地がものすごい良い訳ではないので、持ちんだ方がよいでしょう。
アッパーまとめ
- メリット:反射材あり
- メリット:収納できる
- メリット:つま先補強あり
- メリット:靴紐が緩みにくい
- デメリット:親指が1番長い人と合わない
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションを見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。
厚底
ワークプラスSL603P-5は、厚底です。
厚底とは、クッション素材に厚みのある靴の形状のこと。
もちろん、ミドリ安全なので素材はしっかり衝撃吸収できるEVAで問題なし!
インソール入り
ワークプラスSL603P-5は、インソールが入っていました。
わかりにくいのですが、カカト下あたりにクッション材がありました。
疲れにくいインソールの特徴ですね!
インソールの1番薄い部分は3.06mmです。
1番厚みのある部分で8.77mmでした。
市販のインソールを入れてもそこまでサイズ感は変わらないと思います。
トーアップ
ワークプラスSL603P-5は、つま先の形状がつり上がった形状。
この形状をトーアップといい、動きやすさに優れます!
クッションまとめ
- メリット:厚底
- メリット:疲れにくい
- メリット:トーアップ
- メリット:踏み抜き板入り
- メリット:緊急時に役立つ
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくい
ワークプラスSL603P-5の靴底は、滑りにくい!
滑りにくさを発揮するには、靴底の素材と形状が大事です!
靴底の溝は多いほど滑りにくくなる傾向があります。
ワークプラスSL603P-5は、溝が少ないのですが、これは敢えてだと感じました。
カカト側もつま先と同様に靴底が巻き上がっています。
下記の効果があると思いました。
カカトの巻き上げソールの効果
- 着地が安定
- 耐久性アップ
- 車の運転がしやすい
まぁーこればっかりは、被災地応援に行かないとダメだと反省しました。
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
ミドリ安全のワークプラスSL-603P-5の口コミ・レビューをまとめます!
当記事ではミドリ安全のワークプラスSL-603P-5をレビューしました。
今では、珍しい踏み抜き防止板入りのプロスニーカー(B種)です。
しかし、そもそも踏み抜き防止が1番欲する災害が起きた現場ですぐに履くのであれば、インソールを探している時間がありません。
そのため初めから踏み抜き防止板が内蔵されたプロスニーカーも重要です。
また持ち運びしやすいので、被災地応援に持ち込むのも良いと思いました。
私も作業環境の確認含めて、今の菌の状態が収束したら、ワークプラスSL603P-5を持って被災地応援に行こうと思います。
ワークプラスSL603P-5のメリットは、下記のとおり。
- 厚底
- 反射材あり
- 滑りにくい
- 疲れにくい
- トーアップ
- 収納できる
- つま先補強あり
- 踏み抜き板入り
- 緊急時に役立つ
- 靴紐が緩みにくい
デメリットは1つです。
- 親指が1番長い人と合わない
- 筆者の足には合わなかった
最後までお読みいただきありがとうございました。
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