どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、プレミアムコンフォートPRM200をレビュー。
「靴の脱ぎ履きが多い現場で仕事がある」
「スリッポンで疲れにくい安全靴を探している」
「火花や高音の油が飛ぶ現場で使用できる靴がほしい」
実際に履いてみて「疲れにくい、カカト幅が広い方向け、脱ぎ履きしやすい」という感想でした。
靴の脱ぎ履きが多く、火花や機械油が舞う現場におすすめ!
タップできる目次
プレミアムコンフォートPRM200とは?重量やサイズ感をレビュー
プレミアムコンフォートPRM200とは、ミドリ安全が開発した安全靴です。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥8,090〜(通販による) |
サイズ | 23.5~28.0cm |
サイズ感 | 3E |
カラー展開 | 1色 |
安全性 | ★★★★★(星5つ) JIS規格のS種(普通作業) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 製鉄工場・溶接 脱ぎ履きの多い現場 |
ミドリ安全は日本を代表する世界的ワークシューズメーカー。
安全靴もトップシェアです。
テレビでも特集多数のメーカー
録画していた番組見てたら安全靴等を作っている「ミドリ安全」さんが紹介されていた。
社長さんの名前で思い出したのですが数年前にミドリ安全の方々と打ち合わせをした際お会いした皆さんの名前に「松」が付いていてびっくり。
さらに一緒に来られた別会社の設備屋も松野さん。
単なる偶然と言われた pic.twitter.com/mWLXJ7Nhih— じゅらく探検隊長☆人生いろいろ☆世の中全て紙一重 (@juraku001) September 8, 2020
安全靴などワークシューズ市場は法人向けが全体の70%を超えると言います。
そこでトップシェアなのですからミドリ安全さんの商品は間違えないでしょう。
耐久性が高い
仕事に使っているミドリ安全靴
最近はすぐ水が滲みてくるので見てみると…底が割れてますね!靴墨やミンクオイルを塗りながら大切に使ってきましたが、3年近く経つのでもう替え時でしょうね😅
という事で新しい安全靴をポチりました!
次ももちろんミドリ!高いですが履き心地も良く耐久性抜群です pic.twitter.com/y8sSA0fFMA
— ca20002008 (@ca20002008) September 20, 2020
ミドリ安全の安全靴は耐久性が高い製品が多いです。
プレミアムコンフォートPRM200も同じ!
スリッポン形状
プレミアムコンフォートシリーズは、ミドリ安全の安全靴の中でも疲れにくい製品。
PRM200は、その中でも脱ぎ履きしやすいスリッポンです。
重量・サイズ感
ここからは重量とサイズ感をご案内します。
まずは重量から見ていきましょう。
重量
プレミアムコンフォートPRM200の重量は、27.0cmで444gです。
JIS規格の安全靴の中では軽い方ですね。
重要なのはフィッティング性
靴の良し悪しはフィッティング性で決まります。
人の足によって変わるものですが、靴メーカーの型(ラスト)次第なところもありました。
サイズ感
プレミアムコンフォートPRM200のサイズ感は、すこし大きめ。
ナイキやアディダスなどの普段履きスニーカーと比較しています。
サイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズをご案内!
普段履きのスニーカー
- オールバーズ ⇒ 27.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
安全靴・プロスニーカー・安全スニーカー
- タルテックス ⇒ 27.0cm
- ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
- オールマイティ ⇒ 27.5cm
- ハイパーV#2000 ⇒ 27.5cm
※足は狭めです。
メーカーや靴のジャンルによってサイズ感は変わります。
ご自身の足のサイズをは決めつけず、靴を購入するときは、毎回選び直しみてください!
ミドリ安全のプレミアムコンフォートPRM200を詳しくレビュー
ここからはミドリ安全のプレミアムコンフォートPRM200を詳しくレビュー。
メリットとデメリットは下記のとおり。
- 反射材あり
- カカトでホールド
- 脱ぎ履きしやすい
- 履き口が広いので通気する
- 先芯があたる感覚が少ない
- 厚底
- 着地が安定
- インソール入り
- クッション性が高い
- クッション効果が長続きする
- 靴底がすり減りにくい
- 滑りにくい訳ではない
- カカト幅が狭い人には合わない
- 筆者の足には合わなかった
メリット11個でデメリット2つ(私見は除く)です。
メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきましょう。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
下記にて3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
脱ぎ履きしやすい
プレミアムコンフォートPRM200は、スリッポン形状で脱ぎ履きがしやすい構造。
前述のとおり、脱ぎ履きの多い現場向けです。
履き口が広い
スリッポンの中にはフィッティング性を高くする意識が強すぎて脱げにくい靴もありました。
プレミアムコンフォートPRM200は、履き口が縦に広いです。
カカトでホールド
履き口が縦に広い理由の1つに「フィッティング性を高める」というモノがあります。
プレミアムコンフォートPRM200は、ミドリ安全の靴の中でもかなり細身な印象を受けました。
先芯があたりにくい
プレミアムコンフォートPRM200は、先芯が指に当たる感覚がありません。
プレミアムコンフォートPRM200に限らず、シリーズの製品すべて同じことが言えます。
反射材あり
プレミアムコンフォートPRM200は反射材がありました。
ライトが当たることで、視認性を高めるので夜間やトンネルなどの暗闇作業で安全性がアップします。
アッパーまとめ
- メリット:反射材あり
- メリット:カカトでホールド
- メリット:脱ぎ履きしやすい
- メリット:履き口が広いので通気する
- メリット:先芯があたる感覚が少ない
- デメリット:カカト幅が狭い人には合わない
筆者の足に対しての話ですが、カカトから脱げる感覚が強くあり合いませんでした。
これに関しては、スリッポンであることと筆者の足が細すぎなことが関係していると思います。
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションを見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。
厚底
プレミアムコンフォートPRM200のクッション素材は厚め。
クッション素材に厚みのある靴を厚底と呼びます。
プレミアムコンフォートPRM200のクッション素材は、ウレタン素材です。
ミドリ安全のオリジナル配合でしっかり衝撃吸収されました。
着地が安定
プレミアムコンフォートPRM200を平地におくと、カカトの端側が接地していない事がわかります。
これは足が着地するときに、効果を発揮する構造。
さらに、車の運転でもペダル操作がしやすくなる効果もありました!
トーアップ
プレミアムコンフォートPRM200は仕様変更があったそうで、つま先の形状をつり上げたとのこと。
この形状をトーアップと言います。
トーアップへの仕様変更は、機能的にメリットがあるもののサイズ感が小さくなるデメリットもあります。
以前のモデルを筆者は知りませんが、そこまでトーアップの度合いが強くありません。
インソール入り
プレミアムコンフォートPRM200はインソールが入っていました。
インソールも疲れにくい工夫があり素晴らしい!
EVAはクッション素材の中でも軽量が最大のメリット。
プレミアムコンフォートPRM200本体のクッション素材は重量感のあるウレタンなので、軽量のEVAとは相性がよいですね!
またインソールには通気口がありました。
効果は、微弱ながら通気性があり蒸れにくい!
画像ではわかりにくいのですが、インソールの中心部分が盛り上げった形状。
これは足本来のクッションを助ける働きがあり疲れにくくなります。
裏から見るとわかりやすいですね!
この丸く「へこんだ」部分が表面でクッション効果を発揮。
ちなみにインソールで1番薄い部分で2.43mm。
1番厚みのある場所で9.21mmです。
かなり厚みがあるので、市販のインソールと買い替えるのであれば、割と厚みのある製品を選びましょう。
ウレタンやGel素材では靴本体のクッション素材との相性が悪いと思いました!
クッションまとめ
- メリット:厚底
- メリット:着地が安定
- メリット:インソール入り
- メリット:クッション性が高い
- メリット:クッション効果が長続きする
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
プレミアムコンフォートPRM200の靴底は、すり減りにくいです。
ただし、滑りにくさはものすごい高い訳ではないと感じました!
区分5ですが、ものすごい高い数値ではありません。
というのも、数値が高いと滑りにくすぎて、「つんのめる」ため余計に危ないケースもあるのです。
ものすごい油がある環境では滑ると思います。
プレミアムコンフォートPRM200の靴底には、「ここまですり減ったら交換してね!」という買い替え目安のスリップサインがありました。
靴底の溝の間にありますね。
滑りを感じたら買い替えてください!
靴底まとめ
- メリット:靴底がすり減りにくい
- デメリット:滑りにくい訳ではない
ミドリ安全のプレミアムコンフォートの口コミ・レビューをまとめます!
当記事ではミドリ安全のプレミアムコンフォートPRM200をレビューしました。
脱ぎ履きしやすいスリッポン形状の安全靴(S種)
靴の脱ぎ履きが多く、火花や機械油がまう現場の方におすすめ!
それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
- 反射材あり
- カカトでホールド
- 脱ぎ履きしやすい
- 履き口が広いので通気する
- 先芯があたる感覚が少ない
- 厚底
- 着地が安定
- インソール入り
- クッション性が高い
- クッション効果が長続きする
- 靴底がすり減りにくい
デメリットは2つです。
- 滑りにくい訳ではない
- カカト幅が狭い人には合わない
- 筆者の足には合わなかった
最後までお読みいただきありがとうございました。
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