こんな方に読んでほしい
- ハイグリップH-230Dがほしい方
- ローファータイプのコックシューズがほしい方
リョクシン
シンコーちゃん
リョクシン
結論から申し上げますと、見た目のよいコックシューズです。
「見た目のよいコックシューズがほしい」
「滑りにくいローファーがほしい」
「雨の日の通学シューズのローファーがすぐにダメになる」
「キッチンだけではなくお客さまの視界に入る場所でコックシューズを履いていく」
そんな方におすすめします。
リョクシン
飲食店の方以外にもおすすめできるコックシューズです。
ハイグリップH-230Dのサイズ感は大きめ。
アディダスやプーマなど普段履きスニーカーと比較しています。
普段履きスニーカーが27.5cmのところ、27.0cmでした。
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ハイグリップH-230Dとは?メリットとデメリットを紹介
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥5,720~2,992 |
サイズ | 22.0~30.0cm |
サイズ感 | 大きめ。幅はそこまで広くない。 0.5cm小さめ推奨(筆者は足ほそめ) |
カラー展開 | 白・黒 |
滑りにくさ | ★★☆☆☆(星2つ) |
クッション性 | ★★☆☆☆(星2つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
使用環境 | 外食店◎ 食品工場× 給食× ラーメン×→湯切りによる ※粉モノは滑る |
ハイグリップH-230Dは、ミドリ安全が開発したコックシューズです。
ミドリ安全は、コックシューズ市場のトップメーカー。
ホームセンターなどの実店舗ではなく、ユーザーへの直接販売がメインです。
リョクシン
ミドリ安全は、コックシューズを「ハイグリップシリーズ」として展開。
コックシューズのラインアップ数は圧倒的です。
だからトップメーカーなんだね。
シンコーちゃん
そんなミドリ安全のコックシューズの中でもハイグリップH-230Dは、デザイン製品。
ローファーのデザインをしたコックシューズです。
カフェや大手ハンバーガー屋さんで見かけました。
そんな実績のあるハイグリップH-230Dを履いて感じたメリットとデメリットを見ていきましょう。
- 見た目がよい
- 甲ゴムがよい
- 月型芯がしっかりしている
- 水や熱湯がかからないようにベロが大きい
- 靴底が剥がれにくい
- 排水溝でも滑りにくい
- クッション性がすこし低い
- 滑りにくさに特化していない
メリットとデメリットの一覧だとわかりにくいね・・・
シンコーちゃん
リョクシン
そんなこともあろうかと、ハイグリップH-230Dについてパーツ別に詳しく解説しました。
図解や画像でわかりやすく、メリットとデメリットに触れながら、解説していきます。
ハイグリップH-230Dをパーツ別に解説します。
ここからは、ハイグリップH-230Dをパーツ別に解説していきましょう。
靴は大きく分けて3つに分けることが可能です。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
これだけだと分かりにくので、図解しました。
なるほど!
これなら、どこにどのパーツが当てはまるのかわかったよ。
シンコーちゃん
リョクシン
アッパー(通気性がわかる)
まずアッパーから見ていきます。
アッパーは、足を覆うパーツです。
主に、通気性や足へのフィッティング性、耐久性が求められるパーツ。
リョクシン
重要ですね。
ハイグリップH-230Dのアッパーは、普通のポリウレタンという感じ。
機能面ではとくに目立ったメリットはありませんでした。
リョクシン
コックシューズには見えませんね。
甲ゴム
コックシューズは、靴ヒモなどサイズ調整のできる部位がありません。
ですので、足の甲辺りにあるアッパーのベロをめくると出てくる甲ゴムが重要なポイント。
※ベロとは画像で指が触れている部分です。
シンコーちゃん
リョクシン
本当に、ミドリ安全の甲ゴムは、どの製品も素晴らしい。
ゴムや縫製糸の「ほつれ」がありません。
おそらくゴムの両サイドをヒートカットという「ほつれ」が発生しにくい方法でカットしているか。
もしくは、アッパーの中に入れ込んでしまっているのではないかと。
いずれにせよ、かなり細かいディテールにこだわっているわけですね。
シンコーちゃん
意地悪して裏側見てみたんですけど、問題なし。
ミドリ安全さん、お見事ですねw
シンコーちゃん
リョクシン
カビの発生や異物混入にもなる可能性があるからです。
月型芯
ハイグリップH-230Dに限らず、ミドリ安全の製品は月型芯がしっかりしています。
月型芯とは、アッパーのカカト形状を作りだす部位。(中に入っているため、画像では見えません。)
月型芯がしっかりしていることで、安定感がでます。
アッパーの深さ
次にアッパーの深さですが、熱湯が足に当たらないように、深くなっていました。
ちなみに、浅い製品の画像は下記になります。
浅くすることで、通気性が上がることもあります。
しかし、コックシューズの場合には、熱湯の粒が飛んで、当たる可能性が高い。
筆者は、すこしは深い方が良いと思っていますね。
ベロが広い
ハイグリップH-230Dが普通のローファーと違うのは、ベロが広いこと。
ベロが広いことで、熱湯が当たりにくく、やけどしにくいです。
履いてこのデザインのメリットがわかりました。
熱湯によるキッチンでのやけどって多いんだよね。
これなら、すこし緩和しそう。
シンコーちゃん
アッパーまとめ
- メリット:見た目がよい
- メリット:甲ゴムがよい
- メリット:月型芯がしっかりしている
- メリット:水や熱湯がかからないようにベロが大きい
クッション(履き心地がわかる)
次にクッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。
履き心地やクッション性に大きく関係します。
ハイグリップH-230Dのクッションについて見ていきましょう。
ハイグリップH-230Dのクッションは、ゴム素材でした。
ゴム素材は、クッション性に特化していません。
しかし、靴の中はクッション素材のウレタン若しくは、EVAが貼り付けてあります。
よって、クッション性がまったくない訳ではありません。
しかし、クッション素材のすべてをクッション材にしている製品に比べたら、クッション性は劣りました。
クッション素材と靴底の素材がすべてゴム素材にすることで、メリットもあります。
それは、靴底とクッション素材が剥がれないこと。
シンコーちゃん
クッションまとめ
- メリット:靴底が剥がれにくい
- デメリット:クッション性がすこし低い
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について見ていきます。
靴底は地面に接地するパーツ。
滑りにくさに大きく関係します。
ハイグリップH-230Dの靴底について見ていきましょう。
滑りにくさはものすごい滑りにくい訳ではありません。
ミドリ安全のコックシューズの中でも、中間くらい。
しかし、排水溝でも滑りにくい機能がありました。
また、排水溝の上では靴底がかけてしまうことも少ないようです。
排水溝には、種類があります。
排水溝の形状や素材によっては対応しない場合もありますので注意が必要。
スリップサイン
ハイグリップH-230Dには、靴底にスリップサインがありました。
スリップサインとは、「ここまで靴底がすり減ったら交換してください」といった交換目安。
筆者としては、この基準だけで買い換えるのは推奨していません。
リョクシン
シンコーちゃん
実際にミドリ安全もあくまで目安としていますので、靴底だけを交換する基準にするのは危険でしょう。
靴底まとめ
- 排水溝でも滑りにくい
- 滑りにくさに特化していない
まとめ:ハイグリップH-230Dは飲食店以外でも履けるコックシューズ
当記事では、ハイグリップH-230Dについて解説しました。
ハイグリップH-230Dは、ミドリ安全が開発した製品です。
見た目がローファーでとてもコックシューズとは思えません。
筆者の目視レベルで確証はありませんが、ハンバーガー店で履かれている製品です。
それだけ価格と品質、デザインのバランスが良いのでしょう。
それでは、下記より記事を簡単にまとめます。
ハイグリップH-230Dのメリットは、6つありました。
- 見た目がよい
- 甲ゴムがよい
- 月型芯がしっかりしている
- 水や熱湯がかからないようにベロが大きい
- 靴底が剥がれにくい
- 排水溝でも滑りにくい
デメリットは、2つです。
- クッション性がすこし低い
- 滑りにくさに特化していない
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シンコーちゃん
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