- アサヒコック101を履きたい方。
- アサヒコックの購入で迷っている方。
どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、アサヒコック101について説明します。
[コックシューズの裏面の毛羽立ちが気になる」
「足が幅広い」
「屈曲しやすいコックシューズがほしい」
そんな方にオススメなのが、アサヒコック101。
実際に履いてみて、「幅が広い、裏布がない、新品でも屈曲しやすい」という感想を持ちました。
とくに足(footの方です)が全体的に太い方にオススメします。
タップできる目次
アサヒコック101とは?
アサヒコック101は、アサヒシューズ株式会社が製造しているコックシューズ。
アサヒシューズ㈱は、ビジネスシューズの「通勤快足」や介護シューズの「快歩主義」がヒット商品が多数あります。
最近では、ヒザの弱い方向けに「アサヒメディカルウォーク」を発売。
こちらもヒットしています。
アサヒコック101は、そんな靴メーカーが開発したコックシューズ!!
当記事を読んで自分に合うと思った方は試してみてください。
アサヒコック101紹介の前に「靴用語3つ」説明。
アサヒコック101を紹介する前に、靴用語3つ説明。
知っている方も多いと思いますが、念のため説明します。
- アッパー
- クッション
- 靴底
画像をメインに超簡単に説明します。
アッパー
アッパーは足を覆うパーツ。
水や洗剤から足を守ります。
通気性やフィッティング性に大きく関係。
フィッティングが合わないコックシューズを履いてしまうと、「靴ズレ」や「外反母趾」など足のトラブルにつながることも!!
コックシューズは、衛生面や安全面の関係から、靴ヒモやマジックテープを使用できないので、いろいろな製品を履いて自分にあったコックシューズを選びましょう!
クッション
クッションは、コックシューズを履いて足の裏側にくる素材。
履き心地に大きく関係するパーツです。
キッチンの方は、完全な立ち仕事なのでクッションが悪いと本当に疲れるでしょう!
靴底
靴底は、コックシューズの生命線。
どんなにクッション性がよく、アッパー素材がすぐれても滑ってしまうコックシューズであれば価値はゼロ。
そういえるくらいに重要なパーツです。
おそらく、ここまで靴底が重要なジャンルの靴はないといってよいでしょう!
コックシューズの特殊性がわかります。
アサヒコック101のメリット
実際にアサヒコック101を使用して感じたメリットを紹介。
下記の4点でした。
- インソール
- クッションの屈曲
- アッパー後ろ側が毛羽立ちなし
- アッパーで判別しやすい
詳しく見ていきましょう!
インソール
インソールが最初から内蔵されています。
通気性にすぐれそうな通気口がたくさんありますね!!
コックシューズは、防水性が必要です。
しかし、防水性を求めると通気性は低下。
だからインソールですこしでも改善する必要があります。
アサヒコック101は、その辺を考えて通気口がたくさんあるインソールを入れたのでしょう!!
クッションの屈曲
コックシューズに限らず、新品の靴は屈曲しにくいモノです。
屈曲とは、画像のようなこと。
歩行や「しゃがむ」ときにコックシューズが屈曲しにくいと足を痛める可能性があります。
アサヒコック101は、クッションに「くぼみ」があるのわかりますか?
これを靴業界では「フレックスグルーヴ」と呼びます。
靴を屈曲しやすくする機能があります。
このフレックスグルーヴのあるコックシューズはめずらしい印象。
アサヒコック101は、新品から屈曲しやすいコックシューズです。
アッパー後ろ側が毛羽立ちなし
アッパーの裏側ですが、画像のような感じ。
かなりマニアックですが、布状の素材がないので、毛羽立ちがありません。
異物混入の可能性が低下しますね。
また布状の素材がないので、汗を吸収しにくいため、蒸れもある程度解消されるでしょう。
細かい点ですが、他のコックシューズにはない特長だったので紹介しました。
アッパーで判別しやすい
ちょっと個性的な見た目をしています。
この画像の部分を長くしているメリットがわかりませんでした。
ただ、見た目が他のコックシューズと判別できますね。
ということは・・・・・
ユニフォームでアサヒコック101を指定しているお店・工場は、アサヒコック101を履いているか確認できます。
近年、1,000円台の安いコックシューズが多い印象。
ユニフォームで指定のコックシューズがあるのに、従業員が勝手に安いコックシューズを使用する可能性があります。
指定のコックシューズを履かずに転倒事故を起こされては大変!!
見た目で判断できるのはよいことですね。
デメリット
ここからは、アサヒコック101のデメリットを紹介。
- 足の幅が狭い人には向かない?
実は、わたし足の幅がせまいのです。
それで、履いていて感じたのは、「全体的に大きい作りなのかな?」という印象。
サイズは間違いなく合っています。
一応、靴メーカーで働いていますのでフィッティングは理解してますから。
足の幅が広い人には向いていると思います。
足幅が広い方にはオススメ!!
まとめ
今回はアサヒシューズ㈱が製造しているアサヒコック101について説明しました。
わたしは足の幅がが狭いので合いませんでしたが、足幅が広い方にはオススメです。
アサヒシューズ㈱は多くのヒット製品を開発しているメーカー。
靴としての基本はしっかりしているでしょう。
下記、簡単に記事のまとめです。
アサヒコック101のメリットは4つでした。
- インソール
- クッションの屈曲
- アッパー後ろ側が毛羽立ちなし
- アッパーで判別しやすい
デメリットは1つ。
- 足の幅が狭い人には向かない?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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