どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、シモンの安全靴『SL22』について解説しました。
「編上の安全靴がほしい」
「ハイカットの安全靴を探している」
「JIS規格S種の安全靴でハイカットの製品がほしい」
実際に履いてみて、「疲れにくい、履き心地が長続きする、見た目がかっこいい」と大満足でした。
JIS規格S種のハイカットの安全靴をお探しの方におすすめします。
タップできる目次
編上SL22の安全靴とは?サイズ感と重量をご案内
SL22とは、安全靴のリーディングカンパニーのシモンが開発した安全靴です。
ハイカットで本革の安全靴。
JIS規格のS種クリアしているため、多くの作業環境でご使用いただけます。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥25,520〜(通販による) |
サイズ | 23.5~28.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ推奨 |
カラー展開 | 2色 |
安全性 | ★★★★☆(星4つ) JIS規格:S種 |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★★★(星5つ) |
おすすめの使用環境 | 溶接・火花の飛ぶ環境 |
シモンは、安全靴をたくさんラインナップしています。
SL22は、その中でもハイスペックな製品。
履き心地やフィッティング性、安全性が抜群でした。
重量
シモンSL22は、27.0cmで541gでした。
当たり前ですが、靴の中では重たい方です。
しかし、シモンSL22はフィッティング性が高く、重さを感じにくいと思いました。
サイズ感
サイズ感は、普段履きスニーカーより少し大きめではないかと。
普段履きスニーカーとは、アシックスやナイキなどスポーツメーカーの靴。
普段履きスニーカーは、27.5cmですが、シモンSL22は27.0cmでした。
普段履きのスニーカー
アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
リーガル ⇒ 26.5cm
テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
安全靴
ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください。
シモンの安全靴SL22を詳しくレビュー!
ここからは安全靴SL22を詳しくレビューします。
SL22を履いて感じたメリットとデメリットは、下記。
- 本革
- JIS規格S種クリア
- 足首をサポート
- バイカーも履くほどのデザイン性
- 靴の形状が良い
- 靴ヒモで足にフィット
- SX3層底で快適
- 滑りにくい靴底
- 異物での転倒を防止する靴底
- つま先ガードがない
- 靴ヒモが丸紐
メリットとデメリットをパーツ別に解説します。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが「靴のどこに当たるのか」を図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性)
アッパーは、足を包むこむパーツ。
フィッティング性や通気性、安全性に関係します。
JIS規格S種の安全靴
JIS規格クリアした安全靴なので本革です。
本革は、足に馴染みますし、通気性もあり。
先芯は、S種の基準をクリアしていました。
デザイン性が高い
意外かもしれませんが、バイカーは安全靴を選ぶことが多いんですよね。
その中でもSL22は割と人気です。
確かに、安全靴の中ではスマート目でかっこいい。
足首をサポート
ハイカットの安全靴の中には、アッパーがペラペラなモノもありました。
シモンSL22は、中にクッション材が入っているため、しゃがんでも足首が痛くなりにくい。
履き心地もよいでしょう。
靴の形状がよい
シモンSL22は、靴の設計がよいと感じました。
安全靴メーカーの製品の割りには、細身で足にフィットします。
フィッティング性は疲労や安全性に関係するので、重要でしょう。
アッパーまとめ
- メリット①:本革
- メリット②:JIS規格S種クリア
- メリット③:足首をサポート
- メリット④:バイカーも履くほどのデザイン性
- メリット⑤:靴の形状が良い
- デメリット①:つま先ガードがない
- デメリット②:靴ヒモが丸紐
靴ヒモでフィッティング性が高いのですが、丸紐なので解ける可能性があります。
クッション(履き心地)
続いて、クッションについて見ていきます。
クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。
疲れにくさや履き心地に関係します。
シモンSL22のクッションは、ウレタン素材を3層にも使用した製品でした。
ウレタンは、素材の配合によって硬さを変更できます。
3層とも硬度が違うため、衝撃をより吸収できました。
ウレタン素材は、クッション性が長続きします。
一般的なスニーカーに使われているクッション素材は、EVAというスポンジ素材。
スポンジのため、連日使用することで、新品の時のクッション性が低下します。
クッションまとめ
- メリット⑦:SX3層底で快適
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさや耐久性に関係します。
ウレタンの靴底
ウレタン素材は、すり減りにくいのが特徴。
滑りにくさも高く、安全性の高い靴底でした。(JIS規格T8101付加機能Fクリア)
また黒い部分は、柔軟性があり石など異物を踏んでも、吸収してくれるので、転倒しにくい!
黒い部分は、接着材で貼り合わせた訳ではありません。
クッション素材のウレタンが赤いウレタン素材の間から出てきているのです。
これはシモンの高い技術だからできること。
開発するの大変だったのではないかなと。
靴底まとめ
- メリット⑧:滑りにくい靴底
- メリット⑨:異物での転倒を防止する靴底
シモンの安全靴SL22の紹介をまとめます。
当記事では、シモンの安全靴SL22について解説しました。
SL22は、JIS規格S種をクリアした安全靴です。
本革なので、火花や溶接作業でも焦げて穴が開く心配がありません。
安全性とフィッティング性、疲労にも強い安全靴です。
JIS規格S種の安全性が指定の現場では、圧倒的におすすめ。
シモンSL22のメリットは下記になります。
- 本革
- JIS規格S種クリア
- 足首をサポート
- バイカーも履くほどのデザイン性
- 靴の形状が良い
- 靴ヒモで足にフィット
- SX3層底で快適
- 滑りにくい靴底
- 異物での転倒を防止する靴底
デメリットは2つです。
- つま先ガードがない
- 靴ヒモが丸紐
最後までお読みいただきありがとうございました。
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