どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ミドリ安全MWJ710をレビュー。
「通気性の高い安全靴を探している」
「疲れにくいプロスニーカーがほしい」
「女性向けのデザインの安全靴ってある?」
実際に履いてもらって「甲が高い人に良い、作業靴に見えない、通気性が高い」という感想でした。
女性におすすめします!
タップできる目次
MWJ710とは?サイズ感や重量をご案内!
MWJ710とは、ミドリ安全が開発した女性向けのプロスニーカー。
サイズとデザインが女性向けです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥8,800〜(通販による) |
サイズ | 21.0~28.0cm |
サイズ感 | 2E |
カラー展開 | 3色 |
安全性 | ★★★★☆(星4つ) JSAAのA種 |
クッション性 | ★★★☆☆(星3つ) |
耐久性 | ★★★☆☆(星3つ) |
おすすめの使用環境 | 一般的な現場・倉庫 |
プロスニーカーとは、安全靴から派生した作業用の靴。
JIS規格を合格した安全靴ではないものの、安全靴同様に試験した靴になります。
プロスニーカーの方がよりスニーカー的な素材も使用ができるため、安全靴より履かれています。
A種をクリアしていると、一般的な現場では使用可能なので、持っていて損がありません。
ミドリ安全は、ワークシューズでトップのメーカー。
BtoBでの販売がメインなので、あまりホームセンターやワークマンでは見かけません。
重量とサイズ感
ここからは重量とサイズ感をご紹介。
まずは、重量です。
重量
MWJ710は、23.0cmで281gです。
かなり軽いですね。
アッパーに通気性の高い素材を使用しているのですが、その素材がかなり軽め。
いくら軽くても足にフィットしないと下記のような問題がおきます。
- 靴ズレ
- 踏ん張った結果、足が蒸れる。
- 足が靴の中で遊んでしまい余計に踏ん張り疲れる。
- 動きにくいので、知らない間に歩行に余計な力を使う。
靴は重量ではなくフィッティング性で選びましょう。
MWJ710は、甲が高い方に向いていると思います。
サイズ感
MWJ710のサイズ感は、大きめ。
プーマなどの普段履きスニーカーと比較しています。
普段履きスニーカーが23.5cmに対して22.5cmでした。
普段履きのスニーカー
- プーマ ⇒ 23.5cm
- ニューバランス ⇒ 23.5cm
安全靴・プロスニーカー
- オールマイティFS32L ⇒ 23.5cm
- ウィンジョブCP207 ⇒ 23.5cm
- ミドリ安全MJW110A ⇒ 22.5cm
- ミドリ安全MJW710 ⇒ 22.5cm
※足の幅はすこし広めです。
メーカーは靴のジャンルによってサイズ感は変わります。
自分のサイズを決めつけないようにしましょう!
ミドリ安全MWJ710を詳しくレビュー
ここからはミドリ安全のMW710を詳しくレビュー。
メリットとデメリットは下記のとおり。
- 軽い
- 滑りにくい
- 通気性が高い
- つま先補強あり
- インソール入り
- 靴ヒモでサイズ調整
- ヒールスタビライザー
- 靴下が汚れやすい
- 甲が低い人には向かない
メリットとデメリットをパーツ別に詳しくみていきましょう。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーは足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性に関係します。
ミドリ安全MWJ710は、通気性に優れるアッパーでした。
フィッティング性は、足の甲が高い方に向いていると思っています。
ニットアッパー
アッパーは、流行のニット素材で通気性に優れます。
むくんでも足にフィットするようですが、すこし硬めなので、その効果は感じられませんでした。
ライトにかざすとハッキリわかりますね。
ここまで通気口が大きいとかなり蒸れにくいでしょう。
ただし、かなり通気口がかなり広いので、靴下が白系統だと汚れやすい。
粉がでる環境も同じです。
ダーク系統の靴下にするか、汚れるのは覚悟するしかありません。
高圧洗浄機など使う現場の警備さんでも気をつけましょう。
つま先補強あり
つま先に補強がありました。
これによりつま先から破れることを防止します。
靴ヒモでサイズ調整
MWJ710は、靴ヒモでサイズ調整します。
靴ヒモは、「ほどける」可能性があるので、環境によっては危険ですが、1番サイズの微調整が可能。
カカト幅
カカト幅がすこし太めです。
足の肉付きが多い方に最適な形状だと感じました。
アッパーまとめ
- メリット:軽い
- メリット:通気性が高い
- メリット:つま先補強あり
- メリット:靴ヒモでサイズ調整
- デメリット:靴下が汚れやすい
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
厚底
ミドリ安全MWJ710は、クッション素材に厚みのある厚底です。
厚底は、素材にもよりますが、衝撃吸収に優れるので、疲れにくい。
「くじき」にくい
厚底の靴のデメリットは、足がくじきやすいということ。
しかし、MJW710のクッションは、靴底方面へいくに連れて、クッションが広がっています。
インソール入り
ミドリ安全MWJ710には、取り外しのできるインソールが入っていました。
インソール自体は、正直なところ大したモノではありません。
ヒールスタビライザー
ピンクの部分の樹脂素材をヒールスタビライザーと呼びます。
クッション素材に樹脂を挟むことで衝撃吸収ができますし、歩行が安定するはず。
なぜか、ミドリ安全の公式サイトでは、機能として紹介されていなかったので、「するはず」としました。
クッションまとめ
- メリット:インソール入り
- メリット:ヒールスタビライザー
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について解説します。
地面に接地するパーツ。
滑りにくい靴底
ミドリ安全MWJ710は、滑りにくい形状の素材を全面に使っていました。
油や水など液体で滑りにくい!
靴底にある溝(みぞ)が、液体を「かき出す」ので滑りにくい。
床や地面との接地面積が増えました。
カカト側には、溝がありません。
車の運転や着地の安定があります。
また、歩いている際にも、溝の点で着地してしまうので安定感がありません。
面で着地できるようになっていました。
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
ミドリ安全MWJ710のレビューをまとめます
当記事では、ミドリ安全のMWJ710をレビューしました。
女性向けに横幅をせまくしたデザイン性のあるプロスニーカーです。
レディースのプロスニーカーの中でも高い通気性がありました。
蒸れが気になる方におすすめします。
ミドリ安全MWJ710のメリットは下記のとおり。
- 軽い
- 滑りにくい
- 通気性が高い
- つま先補強あり
- インソール入り
- 靴ヒモでサイズ調整
- ヒールスタビライザー
デメリットは2つです。
- 靴下が汚れやすい
- 甲が低い人には向かない
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