どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ハイグリップH-715Nをレビュー。
「清掃で滑りにくい靴がほしい」
「脱ぎ履きが楽なスニーカーを探している」
「排水溝の上でも滑りにくい作業靴ってないの?」
清掃やビルメンテナンスにおすすめ!
タップできる目次
ハイグリップH-715Nとは?重量とサイズ感をご案内!
ハイグリップH-715Nとは、ミドリ安全が開発した滑りにくいスニーカーです。
ミドリ安全は、ワークシューズのトップメーカー。
靴だけじゃなく、仕事環境には欠かせない製品を開発している会社さんです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥3,240〜(通販による) |
サイズ | 22.0~30.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:1.0cm小さめ推奨 |
カラー展開 | 2色 |
滑りにくさ | ★★★★☆(星4つ) |
蒸れにくさ | ★★☆☆☆(星2つ) |
防水性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 清掃・ビルメンテナンス |
ミドリ安全は、滑りにくい靴をハイグリップというブランドで展開しています。
ハイグリップH-715Nは、その中でもマジックテープ1枚で脱ぎ履きラクラクな製品。
つま先方面に、通気口が少ないので、清掃関係におすすめしています。
マジックテープの表面も、ポリウレタンなので、汚れた水などを吸収しません。
消毒シートで拭くことで、衛生面にもすぐれます。
脱ぐ時に、あまりベタベタ触らなくて良いのでが清掃向けだと思いました。
重量
ハイグリップH-715Nの重量は、26.5cmで303gでした。
軽いですね。
滑りにくい靴は、靴底に重量のあるゴム素材を多く使用します。
しかし、ハイグリップH-715Nは軽いので驚きました。
女性も問題なく履けると思います。
サイズ感
ハイグリップH-715Nのサイズ感は、大きめ。
ナイキやアディダスなどの普段履きスニーカーとの比較です。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
安全靴
- ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
- 軽技KA211 ⇒ 27.0cm
清掃・ビルメン向けの靴
- ハイグリップULH-716 ⇒ 26.5cm
- ハイグリップH-715N ⇒ 26.5cm or 27.0cmも可
- ハイグリップH-715N ⇒ 26.5cm
- ハイグリップH-710N ⇒ 26.5cm
- ハイグリップH-711N ⇒ 26.5cm
※足は狭めです。
靴下による部分もありますがこんな感じでした。
普段履きスニーカーと比較して最低でも0.5cmは小さめを選ぶことをおすすめします。
ミドリ安全のハイグリップ H-715Nを詳しくレビュー
ここからは、ハイグリップH-715Nを詳しくレビューします。
メリットとデメリットは下記のとおり。
- 軽量
- 通気口が少ない
- マジックテープ1枚
- 折り返し部分に補強がある
- トーアップ
- インソール入り
- クッション性が長続き
- 滑りにくい靴底
- 排水溝でも滑りにくい
- 全方向にすこしずつ滑りにくい
すこし蒸れやすい
メリットとデメリットをパーツ別にみていきます。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから解説します。
詳しくみていきましょう!
アッパー
アッパーは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性に関係します。
マジックテープ1枚
マジックテープ1枚でサイズ調整します。
1枚と言っても画像のとおり、割と広め。
通常、マジックテープ1枚ですとフィッティング性が低くなりますが、ここまで広いとデメリットを改善していると感じました。
折り返しに補強がある
マジックテープの折り返し部分がしっかり補強されていました。
補強部分から破れてしまうことを防ぐ仕様です。
安いスニーカーはこの辺りが雑ですぐに破損してしまいました。
通気口が少ない
つま先部分に通気口が少ないです。
そのため、ちょっと濡れただけでは、靴の中まで水の侵入がしにくい。
清掃やビルメンテナンスに最適ですね。
アッパーまとめ
- メリット:軽量
- メリット:通気口が少ない
- メリット:マジックテープ1枚
- メリット:折り返し部分に補強がある
- デメリット:すこし蒸れやすい
クッション
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
疲労や履き心地に関係します。
動きやすく疲れにくい
ハイグリップH-715Nのクッション素材の厚みは、厚くもなく薄くもない印象。
厚みがあると厚底といって、衝撃吸収にすぐれます。
薄いと薄底といい、動きやすくなるのですが、ハイグリップH-715Nはその中間くらい。
クッション性が長続き
クッション素材は、履き心地が持続するように感じました。
クッション素材はEVAという配合によって機能が大きく変わる種類の素材です。
ミドリ安全によって考えられた、履き心地が長続きする配合でした。
インソール入り
ハイグリップH-715Nは、2019年よりインソール仕様に変更しました。
安い作業靴って紙みたいなインソールが入っていることもあります。
しかし、ハイグリップH-715Nは違いました。
しっかり厚みのある素材です。
クッションの裏側は通気口もあり蒸れを防止。
安い製品とは、思えませんね。
クッションまとめ
- メリット:インソール入り
- メリット:クッション性が長続き
靴底
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさに関係します。
靴底
ハイグリップH-715Nの靴底は、水や油など液体で滑りにくい。
靴底の溝(みぞ)が、水や油をかき出すので、床との摩擦が増えて滑りにくくなります。
この靴底のすごいところは、全方向にすこしずつ滑りんくいこと。
清掃やビルメンテナンスは、ヨコや斜めでも滑りにくい必要があります。
また、「すこし滑りにくい」の「すこし」も重要。
液体で滑りにくい靴底は、床との摩擦を起こします。
しかし、オフィスなどカーペット的な床と摩擦は、床へのダメージがありました。
さらに、靴底の溝がカーペットに、ひっかかり転倒する可能性もあります。
ハイグリップH-715Nの靴底は、「すこし」滑りにくいのでちょうど良いです。
カーペット上でも走らなければ、滑る可能性は低いでしょう。
排水溝でも滑りにくい
排水溝の形状などにもよりますが、排水溝でも滑りにくいです。
もの凄い滑りにくい訳ではありません。
しかし、滑りにくい靴の中でも、排水溝に対応した製品は数少ないです。
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい靴底
- メリット:排水溝でも滑りにくい
- メリット:全方向にすこしずつ滑りにくい
ミドリ安全のハイグリップH-715Nのレビューをまとめます。
当記事ではミドリ安全のハイグリップH-715Nをレビューしました。
ミドリ安全は、ワークシューズのトップメーカー。
滑りにくい靴をハイグリップというブランドで展開しています。
脱ぎ履きしやすいマジックテープと滑りにくい靴底で快適です。
クッション部分は汚れが落ちやすい加工もありました。
履き心地も持続するので、長期間のご使用にも向いています。
それでは下記より簡単に記事をまとめます。
ハイグリップH-715Nのメリットは下記のとおり。
- 軽量
- 通気口が少ない
- マジックテープ1枚
- 折り返し部分に補強がある
- トーアップ
- インソール入り
- クッション性が長続き
- 滑りにくい靴底
- 排水溝でも滑りにくい
- 全方向にすこしずつ滑りにくい
デメリットは1つです。
すこし蒸れやすい
最後までお読みいただきありがとうございました。
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