どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、メレルのジャングルモック2.0をレビュー。
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「疲れにくいスリッポンがほしい」
「履き心地の良いスニーカーを探している」
「靴ヒモがなくてもしっかりフィットする靴がほしい」
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実際に履いてみて「疲れにくい、スリッポンなのに足にフィット、代表作のアップデート版」と大満足。
コーデもしやすくおすすめです!
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ジャングルモック2.0とは?重量やサイズ感をご案内
ジャングルモック2.0は、メレルが開発したスリッポンです。
メレルは1981年創業のアウトドアシューズをメインに製造するメーカー。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥15,180〜(通販による) |
サイズ | 22.5~30.0cm |
サイズ感 | 細身・2E |
カラー展開 | 6色(男女合計) |
蒸れにくさ | ★★★★★(星5つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
耐久性 | ★★★★★(星5つ) |
おすすめの使用環境 | 散歩◎ 立ち仕事◎ お出かけ◎ |
メレルは、スポーツ後や通勤、日常使い向けにジャングルモックというスリッポンを開発。
発売は、1998年ですが未だに多くの人から選ばれています。
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日本ではジャングルモックは主に、ゴルフ後に履くリラックスシューズとして認知されていた印象です。
ゴルフ帰りに履くステータスのある靴ですね。
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筆者も靴屋でアルバイトしていた時代によくジャングルモックを販売してきました。
やはり休日やゴルフ後、レジャーで使用する人が大半。
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コーデについて
主にポケGO用にmerrellのジャングルモック2.0買うた。
10km程散歩してきたけど、概ね満足。
高尾山くらいだったらこれで行けるかな⛰ pic.twitter.com/t8w3yyf4rG— 9tarō (@BORGIILWY) October 27, 2019
コーディネートも休日や通勤に履くイメージなので、デニムやチノパンに合います。
とくにコーデには困らない靴でしょう。
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こやつね ジャングルモック2.0。色はボルドーで画像と同じ色なはずなんだけど照明のせいか色味が違って見える。。 https://t.co/6nIHnDGadZ pic.twitter.com/bf17ifCb7n
— じゅんたろう (@jun9un_everyday) November 12, 2019
私も平成元年生まれで、ジャングルモックの世代ではありませんが完全にローテ入りですね!
今までのジャングルモックの「滑る」や「重い」といったデメリットがカバーされていました。
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サイズ感や重量
ここからは、ジャングルモック2.0の重量とサイズ感をご紹介!
まずは、重量です。
重量
ジャングルモック2.0の重量は27.0cmで352gです。
スニーカー市場では重たい部類。
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足へのフィッティング性で靴の良し悪しがわかります。
ジャングルモック2.0は、信じらないくらい高いフィッティング性。
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足と靴がフィットすると足が靴の中で遊ばないので、疲れにくくて蒸れにくいです。
重さだけで靴を選ぶのは避けるべき!
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サイズ感
ジャングルモック2.0のサイズ感は、普段履きスニーカーと同じでOK。
普段履きスニーカーとは、ナイキやアディダスなどです。
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普段履きのスニーカー
- アシックス『ゲルカヤノ』 ⇒ 27.5cm
- アディダス『スタンスミス』⇒27.5cm
- ナイキ『エアマックス720』⇒ 27.5cm
- ナイキ『エアマックスオケト』⇒27.5cm
- ニューバランス『574』 ⇒ 27.5cm
- ホカオネ『ボンダイ6』⇒ 28.0cm
- ホカオネ『クリフトン』⇒ 27.5cm(ワイド)
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
※足は狭めです。
ジャングルモック2.0は、2Eでかなりフィッティング性が高いです。
普段4Eなどの幅広なスニーカーを履いている方は1.0cmほど大きめにする必要があるでしょう。
フィッティング性が高い靴を日常的に履いたことがない人は、慣れないかもしれません。
しかし、足を入れて痛くなければそのまま履いてみてほしいです。
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メレルのジャングルモック2.0を詳しくレビュー
ここからは、ジャングルモック2.0を詳しくレビューします。
レビューするポイントは下記のとおり。
レビューするポイント
- 通気性(蒸れにくさ)
- クッション性(疲れにくさ)
- 耐久性(長持ちするか)
詳しくみていきましょう。
通気性(蒸れにくさ)
靴の通気性は、下記の2点が大事です。
通気性のポイント
- アッパー素材
- 足へのフィッティング性
まずは、ジャングルモック2.0のアッパー素材から見ていきましょう。
アッパーとは?
アッパーとは、足を包みこむパーツです。
アッパーの素材がレザーやメッシュ素材など通気できないと蒸れます。
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ピッグスキンレザー
ジャングルモック2.0のアッパーは豚の皮であるピッグスキンレザーを使用。
通気性はもちろんのこと、表面をスエード状にすることで撥水します。
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フィッティング性
続いて、ジャングルモック2.0のフィッティング性を見ていきましょう。
どんなに通気性のあるアッパー素材でも、足にフィットしないと蒸れます。
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ローアーチ気味
足の甲抑えるような構造をローアーチと呼びます。
ジャングルモック2.0は、前作に比較しても甲を抑える構造でした。
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サイドゴアが深い
足を入れた際に、広がるゴム素材の部分をサイドゴアと呼びます。
このサイドゴアがかなり深めに設定されていました。
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サイドゴアが二重
サイドゴアが2重にありました。
伸縮度合いも増しフィッティング性が高く感じますね。
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カカトでしっかりホールド
カカトは細身でしっかりホールドされます。
若い世代(40代まで)を中心に足のカカト幅が細くなっているので、しっかり若い世代へ合わせている印象。
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型を新たにベースから覆して設計し直すことは、人材や開発費含めてかなり大変なこと。
ジャングルモック2.0は、メレルが挑戦的に型を一新したことが読み取れます。
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手を使わなくても履ける
フィッティング性が高い靴は、「履くのがめんどくさい」というデメリットがあります。
ジャングルモック2.0は、脱ぎ履きしやすい構造でした。
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さらに、カカトを形成する月型芯がしっかりしています。
月型芯は、内蔵されているので、画像ではわかりません。
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履き口が小さい
履き口が小さいので、歩いていても前にズレることがありません。
かなりのフィット感を感じました。
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甲の足あたりが良い
履き口が小さいと、甲の足あたりが悪くなるデメリットもありました。
革靴とかに多く見られます。
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はじめは慣れませんが、履いていてピッグスキンレザーによって馴染む感じです。
日本人にも合う設計
つま先の形状が、日本人にもあう形状でした。
日本人は、親指が1番長い人が約6割くらいで世界では少数派です。
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通気性のまとめ
- 履き口が小さい
- ローアーチ構造
- 日本人OKなつま先
- サイドゴアが深い
- ピッグスキンレザー
- 甲の足あたりが良い
- カカトでしっかりホールド
蒸れにくさ:★★★★★
メッシュ素材がないものの、しっかりフィットするので蒸れにくく感じました。
クッション性(疲れにくさ)
続いて、ジャングルモック2.0のクッション性について見ていきましょう。
クッション性のポイント下記のとおり。
クッション性のポイント
- インソールの素材
- インソールの形状
- クッション素材の厚み
- クッション素材の種類
それぞれ簡単に見ていきます。
インソールの素材
インソールの素材は、EVAで厚みも多少あります。
EVAは、素材の配合によって大きく機能が変わる素材。
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足の裏に沿った形状
画像のとおり、ジャングルモック2.0のインソールはかなり足の裏に沿った形状。
この形状をアーチサポートといい、疲れにくくなります。
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インソールの中心部分ですが、平置きすると、接地していないことがわかります。
ちょうど土踏まずの部分。
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クッション素材の厚み
ジャングルモック2.0のクッションは厚みのある厚底という形状です。
厚底は、素材にもよりますが衝撃吸収に優れるので疲れにくい。
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ジャングルモック2.0のクッションは、「AIR CUSHION」という軽くて適度に反発力のある素材。
実は、前作のジャングルモックですがデメリットとして「重たい」というモノがありました。
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柔らかい
インソールとるとクッションのカラーがオレンジだとわかりました。
余談ですが、箱の色や会社のイメージカラーと合わせていますね。
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適度な反発力は、疲れにくくクッション性を長続きさせることが可能です。
あまり反発力が強いと膝をはじめカラダに負担なのでおすすめしません。
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動きやすい
実は、厚底自体にはデメリットがあります。
それは動きにくいこと。
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フレックスグルーヴ
ジャングルモック2.0は、クッション素材が屈曲しやすいような設計です。
クッション部分に切れ目があり動きやすい!
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靴底の形状ともリンクしています。
踏み出しや着地のときに動きやすくなる設計でした。
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カカトも平置きすると接地していません。
この設計のおかげで着地の際に、面で地面を捉えることができるのです。
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トーアップ
ジャングルモック2.0は、つま先がつり上がったトーアップ形状。
トーアップにより「つまずき防止」と「動作性アップ」が期待できます。
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クッションのまとめ
- 厚底
- アーチサポート
- トーアップ形状
- 配合の良いEVAインソール
- 軽くて適度な反発力のクッション
- フレックスグルーヴで動きやすい
疲れにくさ:★★★★★
耐久性(長持ちするか)
最後に耐久性について見ていきましょう。
耐久性のポイントは下記のとおり。
耐久性のポイント
- アッパーが破れにくいか
- 接着面の強度や作り方
- 靴底のすり減りにくさ
簡単に見ていきましょう。
ピッグスキンレザーで破れにくい
前述のとおり、ジャングルモック2.0のアッパーはピッグスキンレザーで耐久性が高い。
ランニングシューズなどに見られる、メッシュなどの繊維質なアッパーは破れやすく耐久性が低いので、長持ちはしません。
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サイドゴアも二重なので耐久性問題なしです。
接着面
靴底が剥がれることで靴を買い替える方も多いはず。
ジャングルモック2.0の接着は全く問題ありません。
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接着面が増えれば、剥がれにくくなります。
かなり頑丈な作りだと感じました。
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滑りにくい
靴底は、ビブラムソールで滑りにくい。
メレルは、昔からビブラム社と共同開発しています。
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何より前作のジャングルモックは、滑りやすいというデメリットがありました。
そのデメリットは改善していますね。
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耐久性のまとめ
- アッパーがピッグスキンレザー
- 巻き上げソールで接着面の多い靴底
- 滑りにくく溝が深いビブラムソール
耐久性:★★★★★
メレルのジャングルモック2.0のレビューのまとめ
当記事では、メレルのジャングルモック2.0をレビューしました。
ジャングルモック2.0は、大ヒット製品ジャングルモックのアップデート版。
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若い世代も履きやすいカカトの設計も魅力です。
手を使わずに履ける構造も今までになく、快適でした。
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スリッポン史上ナンバー1と言っても良い製品だと感じました。
超おすすめです!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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