どーも、靴の仕事歴10年のリョクシンです。
今回は、ニューバランスMW550をレビュー。

「ニューバランスで幅広スニーカーがほしい」
「コスパ抜群なウォーキングシューズを探している」
「幅広で立ち仕事でも快適なニューバランスの靴がほしい」

実際に履いてみて「サイズ感(長さ)は小さめ、疲れにくい、足にフィットする」という感想でした。

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ニューバランスMW550とは?重量やサイズ感をレビュー
MW550とは、ニューバランスが開発した幅広のウォーキングシューズです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥5,500 〜 7,040 |
サイズ | メンズ:24.0 〜 29.0cm レディース:22.5〜25.5cm |
サイズ感 | 4E 0.5cm小さめ |
通気性 | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
フィッティング性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめ 使用環境 | 旅行◯ 通勤◎ 営業◎ 立ち仕事◎ ウォーキング◎ |
ニューバランスの中でも幅広しかない珍しいモデル。
幅広ですが、フィッティング性が高く足が細身の筆者でもそこまで違和感なく履けました。

靴には足の幅のサイズに規定があります。
ウィズやワイズなんて呼ぶ人が多いですね!
- 細身・・・E〜D
- ノーマル・・・EE(2E)
- 幅広・・・EEE(3E以上)
上記のようにEが増える毎に幅広になっていきます。

簡単にメリットをご紹介!
後ほど詳しくレビューしますので、ここでは簡単にご紹介します。
まずクッション素材が厚みのある厚底で疲れにくい!
厚底でありニューバランス独自のクッション素材「ABZORB(アブゾーブ)」を使用。
靴底にはカカトからつま先まで1本の溝(ウォーキングストライクパス)があり、重心移動がしやすく歩きやすい。
最後に、紐が平べったい平紐でした。
平紐は、ほどけにくく緩みにくいので靴選びの中では割と重要なポイントです!

重量・サイズ感・別カラー
ここからは、重量とサイズ感、別のカラーバリエーションをレビュー。
まずは、重量から見ていきましょう。
重量
ニューバランスMW550の重量は、27.5cmで272gでした。

重要なのはフィッティング性
靴の良し悪しはフィッティング性で決まります。
人の足によって変わるものですが、メーカー靴の型(ラスト)次第なところもありました。

ニューバランスは問題ないメーカーです。
しかし、靴メーカーの中には知名度とラストの良さがあっていないメーカーもありました。
ネームバリューで靴を選ぶのはあまりオススメはしません。
サイズ感
ニューバランスMW550のサイズ感は、すこし小さめ。
ナイキやアディダスなどの普段履きスニーカーと比較しています。

サイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズをご案内!
普段履き(ユニクロ普通の靴下を着用)
- ナイキ『エアマックス720』⇒ 27.5cm
- ナイキ『エアマックスオケト』⇒27.5cm
- アシックス『ゲルカヤノ』 ⇒ 27.5cm
- アシックス『LYTECOURT』⇒ 28.0cm
- アディダス『スタンスミス』⇒27.5cm
- ニューバランス『574』 ⇒ 27.5cm
- ニューバランス『550』⇒ 28.0cm
- ホカオネ『ボンダイ6』⇒ 28.0cm
- ホカオネ『クリフトン』⇒ 27.5cm(ワイド)
革靴(ビジネスソックス使用)
- ペダラ ⇒ 26.5cm
- リーガル ⇒ 26.5cm
- ランウォーク ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
- アシックス『LYTECOURT』⇒ 27.5cm
※足は狭めです。
靴のサイズはメーカーや靴下、靴のジャンルによっても変わります。
同じメーカーでも品番によって違うケースもありました。

カラーバリエーション
ニューバランスMW550のカラーバリエーションは上記のとおり。
どれも落ち着いていて世代を選びません。
レディースは上記のとおり。
こちらもコーデしやすいカラーバリエーションですね!

ニューバランスMW550のメリットとデメリットを詳しくレビュー
ここからはニューバランスMW550のメリットとデメリットを詳しくレビュー。
メリットとデメリットは下記のとおり。
- 幅広
- 平紐
- 価格が安い
- 厚めのベロ
- 蒸れにくい
- インソール入り
- 厚底で疲れにくい
- 重心移動しやすい
- 新品から歩きやすい
- サイズ小さめ
メリット9個でデメリット1個です。
メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきましょう。

靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
下記にて3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
平紐
先ほど解説しましたが、ニューバランスMW550の靴紐は平べったい平紐。
平紐はほどけにくく、緩みにくいです。
紐の素材もほどけにくい素材感でした。
紐の素材の種類よってはほどけやすい平紐もあります。
ニューバランスMW550は問題ありません。

ベロが厚め
ニューバランスMW550はベロ素材が厚めでした。
ベロとは、足の甲に当たる部分のパーツ。
この部分がベロですね。
ベロに厚みがある靴は、簡単にフィッティング性を高くすることが可能!

履き口も厚め
ベロと同じで、足をいれる履き口(はきぐち)周りにも厚みがありました。
こちらもフィッティング性を高めやすい構造です。

カカト幅の狭さはインソールのカカト幅を見るとわかります。
カカトが狭いのがわかりますね!
フィッティング性の最大のポイントはカカト幅と言っても過言ではありません。

幅広
前述のとおり、ニューバランスMW550は幅広の4Eです。
そのため、すべての幅広の方にオススメ!
つま先のメッシュの面積がかなり広い!
歩き方のメカニズム上、つま先にメッシュがあると足を踏み出す度に、通気することが可能!

一般的に、つま先にメッシュがあると「破れやすい」という耐久性にデメリットがあります。
しかし、ニューバランスMW550は下記の部位にはメッシュを使用していません。
- つま先の先端
- 歩くときに、屈曲(くっきょく)する場所
上記は衝撃やストレスのかかる場所で破れやすいのですが、ニューバランスMW550は画像のとおりメッシュがありません。

アッパーまとめ
- メリット:幅広
- メリット:平紐
- メリット:厚めのベロ
- メリット:蒸れにくい
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションを見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。

厚底
ニューバランスMW550のクッション素材は厚めの厚底でした。
厚底は、素材にもよりますが衝撃吸収に優れ疲れにくい特徴があります。
クッション素材は、ニューバランス独自配合のアブゾーブという素材を使用。
アブゾーブは衝撃吸収に優れる素材で、とくにカカト下のクッション性に優れます。

厚底のデメリットを改善!
実は厚底には疲れにくいメリットの代わりにデメリットがありました。
それは動きにくいというデメリットです。
以降、デメリットの改善しているポイントを解説しました。

着地後に、靴底の真ん中にある1本線のウォーキングストライクパスがつま先までの重心移動を促します。
つま先へ重心が移動したら、フレックスグルーヴで踏み出しやすくなります。
フレックスグルーヴは、クッションに切れ目の入った形状のこと。

最後に、つま先が接地していない形状のトーアップで歩きやすくなります。
トーアップは歩きやすさに加えてつまずき防止の効果もありました!

インソール入り
ニューバランスMW550はインソール入りでした。
素材はEVAという軽量でクッション性の高い素材です。
厚みは4.60mmありました。
既存のインソールの割りには厚みがあります!

クッションまとめ
- メリット:厚底で疲れにくい
- メリット:重心移動しやすい
- メリット:新品から歩きやすい
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。

滑りにくい・すり減りにくい
ニューバランスMW550は滑りにくく「すり減りにくい」靴底の素材を使用していました。
ただし、飲食店や工場などの油では滑りますのでご注意ください。

先ほど、クッションでも解説しましたが、靴底にも切れ目がありました。
この切れ目はフレックスグルーヴといい、新品から歩きやすくなります。
小指側にもありました。
新品のときから歩きやすいのでフレックスグルーヴは助かりますね!
靴底まとめ
- メリット:重心移動しやすい
- メリット:新品から歩きやすい
- デメリット:サイズが小さめ
サイズ感が小さいデメリットがあります。
他のニューバランスの品番と比較しても小さく、最低でも0.5cmは大きめを選びましょう。
ニューバランスMW550の口コミ・レビューをまとめます!
当記事ではニューバランスMW550をレビューしました。
ニューバランスMW550は、幅広のウォーキングシューズ。
安くて疲れにくいスニーカーです。
サイズ感が小さめなので、0.5cmほど大きめを推奨しました。

それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
ニューバランスMW550のメリットは下記のとおり。
- 幅広
- 平紐
- 価格が安い
- 厚めのベロ
- 蒸れにくい
- インソール入り
- 厚底で疲れにくい
- 重心移動しやすい
- 新品から歩きやすい
デメリットは1つです。
- サイズ小さめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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