どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、サロモンのXA PRO 3D GTXをレビュー。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
「登山靴として履けるトレランシューズがほしい」
「ゴアテックスのトレランシューズでおすすめは何?」
「ウォーキングでも疲れにくい防水スニーカーがほしい」
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/f58F6ahn-min-1-e1562484056474.png)
実際に履いてみて「ホールド感がよくて靴ズレしにくい、グリップ力がある、疲れにくくて蒸れにくい」と大満足でした。
天候を気にせず履ける靴をお探しの方におすすめ!
タップできる目次
サロモンXA PRO 3D GTXとは?重量やサイズ感をレビュー
XA PRO 3D GTXとは、サロモンが開発したトレイルランニングシューズです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥18,700〜 |
サイズ | メンズ:25.0 〜 31.0cm レディス:22.0 〜 25.0cm |
サイズ感 | 比較:1.0cm大きめ 普段履き比較:同じサイズ |
通気性 | ★★★★☆(星4つ) ※ゴアテックス |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
フィッティング性 | ★★★★★(星5つ) |
おすすめ 使用環境 | 通勤◎ 観光◎ 登山◯ 立ち仕事◎ ウォーキング◎ トレイルランニング◎ |
サロモンは、トレイルランニングを始めとするアウトドアスポーツ用品のメーカー。
高品質でクッション性が高い製品がほとんど。
トレイルランニングとは、野山を走るスポーツです。
足元が「ぬかるんだ」ような場所を走るので防水性が重要。
また下山ではヒザに負担がかかるので、クッション性が高い製品もトレランシューズには多いです。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
後ほど、詳しく解説しますが、クッション性も高いです。
複数種類のクッションを使用しているので、衝撃を吸収できるので疲れにくい。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/f58F6ahn-min-1-e1562484056474.png)
次に、重量とサイズ感、別のカラーバリエーションをレビューします。
まずは、重量から見ていきましょう。
重量
サロモンXA PRO 3D GTXの重量は、27.5cmで386gでした。
重くもなく軽くもない程度の重量ですね!
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
重要なのはフィッティング性
靴の良し悪しはフィッティング性で決まります。
人の足によって変わるものですが、メーカー靴の型(ラスト)次第なところもありました。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
サイズ感
サロモンXA PRO 3D GTXのサイズ感は、すこし大きめ。
ナイキやアディダスなどの普段履きスニーカーと比較しています。
普段履きスニーカーが27.5cmのところ、27.5cmでした。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/f58F6ahn-min-1-e1562484056474.png)
普段履き(ユニクロ普通の靴下を着用)
- ナイキ『エアマックス720』⇒ 27.5cm
- ナイキ『エアマックスオケト』⇒27.5cm
- アシックス『ゲルカヤノ』 ⇒ 27.5cm
- アシックス『LYTECOURT』⇒ 28.0cm
- アディダス『スタンスミス』⇒27.5cm
- ニューバランス『574』 ⇒ 27.5cm
- ホカオネ『ボンダイ6』⇒ 28.0cm
- ホカオネ『クリフトン』⇒ 27.5cm(ワイド)
革靴(ビジネスソックス使用)
- ペダラ ⇒ 26.5cm
- リーガル ⇒ 26.5cm
- ランウォーク ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
- アシックス『LYTECOURT』⇒ 27.5cm
※足は狭めです。
靴のサイズ感は、メーカーや靴のジャンル、履いている靴下によって大きく変わります。
ご自身の足のサイズは決めつけずに、選んでみてください!
カラーバリエーション
サロモンXA PRO 3D GTXのカラーバリエーションは全部で5色です。
どれもカッコイイですが、派手なカラーリングがサロモンぽくて良いですね!
サロモンのXA PRO 3D GTXを詳しくレビュー
ここからはサロモンのXA PRO 3D GTXを詳しくレビュー。
メリットとデメリットは下記のとおり。
- 滑りにくい
- ゴアテックス
- インソール入り
- クイックレース
- 着地が安定する
- トーアップ形状
- ホールド力がある
- ベロに厚みがある
- クッション性が高い
- つま先が破れにくい
- 石ころや泥が詰まりにくい
- 価格が安くはない
メリット11個でデメリット1つです。
メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきましょう。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/f58F6ahn-min-1-e1562484056474.png)
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
下記にて3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
ゴアテックス
サロモンXA PRO 3D GTXはゴアテックスを使用。
ゴアテックスは防水でありながら、蒸れにくい高機能素材です。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
ホールド力がある
XA PRO 3D GTXはカカト幅が狭くホールド力がありました。
靴ズレ防止やフィッティング性がアップします!
SensiFITでフィッティング性アップ
サロモンのXA PRO 3D GTXはSensiFITという構造でフィッティング性が高い。
側面にあるサロモンのウェーブ状のアッパーがクイックレースと連動。
足の裏から包みこむようにフィットします。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
フィッティング性が高いと靴の中で足が踏ん張ることがなくなります。
その結果、蒸れたり疲れたりしにくくなるので、靴選びでフィッティング性はかなり重要な指標でしょう。
クイックレースでフィッティング
サロモンXA PRO 3D GTXはクイックレースという留め具でサイズ調整します。
画像の真ん中にあるアタッチメントを靴側に引くことで、締めつけを強くなりました!
マックスでフィットさせると上記のような感じになります。
ちなみに、クイックレースですが、ベロに収納できます。
ベロとは、足の甲にあたる部分のパーツ。
クイックレースの先だけ収納しました。
この状態であれば、アタッチメントを引っ張れば脱ぎ履きもスムーズです。
アタッチメントまですべて収納しました。
これであれば練習中でも脱げにくいでしょう。
ちなみにクイックレースを全部入れても足の甲は痛くありません。
ベロに厚みがあるためです。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
つま先が破れにくい
つま先が破れにくいようにポリウレタン樹脂でコーティングされています。
トレイルランニングは岩や木の根などにつま先がぶつかる可能性がありました。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
さらに、樹脂の前には靴底のゴム素材があります。
靴底がアッパーまできている形状を巻き上げソールというのですが、耐久性がアップ!
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/f58F6ahn-min-1-e1562484056474.png)
アッパーまとめ
- メリット:ゴアテックス
- メリット:クイックレース
- メリット:トーアップ形状
- メリット:ホールド力がある
- メリット:ベロに厚みがある
- メリット:つま先が破れにくい
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションを見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
厚底で疲れにくい
サロモンXA PRO 3D GTXは厚底でした。
厚底とは、クッション素材に厚みのある靴のクッションのこと!
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
一般的に、厚底の靴は安定しないので、くじく可能性があります。
しかしサロモンXA PRO 3D GTXは、画像のとおり靴底へいくに連れてクッションが広がっていました。
また凸凹(デコボコ)な路面でも、異物を吸収し滑りにくくするクッションです。
3Dchassisという構造!
普通のスニーカーでは、尖った石ころや木の根を踏んでしまうと、転倒しやすい。
XA PRO 3D GTXは上記のような異物分、少し「へこむ」ことで靴底が地面に接地する面積を増やします。
接地面積が増えると靴底の機能が活きますので滑りにくい!
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
トーアップ
サロモンXA PRO 3D GTXはトーアップで疲れにくい!
トーアップとはつま先が接地していない構造です。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
カカトもトーアップように接地していません。
これは着地を安定させる効果がある形状です!
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/f58F6ahn-min-1-e1562484056474.png)
インソール入り
サロモンはXA PRO 3D GTXはインソール入りです。
オーソライトは速乾性と通気性、クッション性に優れる高機能なインソール。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
厚みがあることがわかります。
この厚みの中で通気する構造。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/f58F6ahn-min-1-e1562484056474.png)
インソールで1番薄い場所で厚みは4.84mm。
インソールで1番厚い場所で厚みは6.26mm。
かなり厚みがありますね!
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/f58F6ahn-min-1-e1562484056474.png)
クッションまとめ
- メリット:インソール入り
- メリット:着地が安定する
- メリット:トーアップ形状
- メリット:クッション性が高い
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
高機能な靴底
サロモンXA PRO 3D GTXの靴底は高機能です!
すり減りにくさや滑りにくさ、安定性、詰まりにくさ等。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
Contagrip®︎というサロモン独自の靴底素材を使用しています。
ゴム素材は素材を構成する配合によって機能が大きく変わるもの。
Contagrip®︎は、20種類の素材を配合したゴム。
すべて同じ配合ではありません。
靴底の中でもそれぞれに求められる機能に合わせた配合になっています。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
クッションでも解説しましたが、サロモン独自の3Dchassisという安定する構造がありました。
靴底の場合には、走行や歩行のときに靴自体が「ねじれない」ような構造があります。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/f58F6ahn-min-1-e1562484056474.png)
サロモンXA PRO 3D GTXの靴底は、石ころや土、泥がつまりにくい構造です。
競技中はもちろんのこと、普段履きの靴としてや旅行用としても優秀でしょう。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
- メリット:着地が安定する
- メリット:石ころや泥が詰まりにくい
サロモンのXA PRO 3D GTXの口コミ・レビューをまとめます!
当記事では、サロモンのXA PRO 3D GTXをレビューしました。
サロモンはトレイルランニングをはじめアウトドアシューズのリーディングカンパニー。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/5POsn7jh-min.png)
サロモンの中でもXA PRO 3D GTXをおすすめしました。
ゴアテックスでクッション性や安定性、耐久性に優れるトレイルランニングシューズ。
![](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/07/f58F6ahn-min-1-e1562484056474.png)
それでは下記より簡単に記事をまとめます。
サロモンXA PRO GTXのメリットは下記のとおり!
- 滑りにくい
- ゴアテックス
- インソール入り
- クイックレース
- 着地が安定する
- トーアップ形状
- ホールド力がある
- ベロに厚みがある
- クッション性が高い
- つま先が破れにくい
- 石ころや泥が詰まりにくい
デメリットは1つです。
- 価格が安くはない
確かに安くはないのですが、これだけ高機能で耐久性も高いのでコスパ自体は抜群でしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
下記の関連記事もよろしくお願いします。
「もっと疲れないスニーカーについて知りたい」
そんな方に向けて記事を作成しました。
![立ち仕事でお疲れの方は靴が原因ですよ!疲れないスニーカーを徹底解説!](https://worksneaker.com/wp-content/uploads/2019/08/Standingwork-shoes-eyecatch-160x160.jpeg)
ぜひ、参考にしてみてください!