どーも、靴の仕事歴12年のシューフィッターの松下智博です。
今回は、NIKEさんのエアフォース1黒をビジネスシューズとしてレビュー。
「革靴を履きたくない」
「かっこいいビジネスシューズを履きたい」
「エアフォース1の黒をスーツとコーデできる?」
実際に履いてみて「ビジネスカジュアルにおすすめ、革靴よりは疲れにくい、安定している」という感想でした。
ぜひ、参考にしてみてください!
タップできる目次
エアフォース1黒とは?ビジネスシューズとして許される?
エアフォース1とは、世界的スポーツメーカーのナイキの大ヒット商品!
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥12,100〜 |
サイズ | 22.5〜32.0cm |
サイズ感 | 革靴比較:1.0cm大きめ 普段履き比較:同じサイズ |
通気性 | ★★★☆☆(星3つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
フィッティング性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめ 使用環境 | 通勤◎ 営業◎ 立ち仕事◎ |
エアフォース1は今ではおしゃれなファッションアイテムのスニーカーです。
しかし、人気になった最初の要因はバスケットボールシューズとしてでした!
ナイキの代名詞のクッション構造「エア」を1番最初に取り入れたスニーカー。
そのエアは開発された1978年では唯一無二であり、衝撃吸収が必須なバスケットボールシューズとして高く評価されます。
名前の由来
エアフォース1の名前の由来はアメリカ大統領が乗った飛行機のコールサインからきていると言われます。
エアフォース1とは、機体名ではなく大統領が搭乗した機体につくコールサインということを靴のエアフォース1から教わりました笑
ちなみに、大統領が乗ったヘリコプターはマリーン1とのことです。
ナイキのビジネスシューズに関する口コミ
自分はめんどくさいのでスーツの時は黒のエアフォース1履くようになった。
商談相手によっては革靴履くけど pic.twitter.com/crfTVKtFII— たつやです@FIFA22やってます (@Tatsuya_MADAO) September 16, 2022
エアフォース1黒をビジネスシューズにする方いますよね!
私もいけると思ってこの記事をかいてますー
私、ビジネスシューズはソールにNIKE Airが入っているCole Haan(https://t.co/pjOrAQILWy)がいいよねって思っているのですが、NIKEからもコールハーンコラボのエアフォース1 luxeっていうのが出てるんですね〜!
カジュアルシューズOKの職場に良さそう〜可愛い!https://t.co/jkWjhKuAJw pic.twitter.com/fio5HX3EiA— アメリぴっぴ🍓 (@ameripippi) September 2, 2021
コールハーンとコラボしてたんですね!
すでに在庫ないのですが、やはりそれだけナイキのビジネスシューズを求めるお声はあるということ。
個人的な意見で言わせてもらうと、ここまで控えめに作るのならエアフォース1じゃなくてナイキのビジネスシューズを新たに作ればいいのにと思う。 https://t.co/Dhc8o7nD4O
— ゴムハヤシ (@h_gom79) April 2, 2018
ナイキはあくまでスポーツメーカーであり、これから縮小されるビジネスシューズに注力はないでしょう!
その代わりにエアフォース1の黒を履くことをおすすめします。
黒のエアフォースⅠ、スウォッシュ部分隠すと普通にビジネスシューズになるのな、おもしろい。
— ヤマダ電撃™ 🍏 (@yamadadengeki) May 27, 2012
エアフォース1ローのテックタフパック黒をビジネス用として数日履いてみた。予想以上に履き心地が良く長時間の立ち仕事や長距離の徒歩も疲れない!クッション性もフィット感も私の足にはダンクより良いかも!オールブラックで皮なのがビジネスシューズとしても違和感を感じない!もう1足買お(笑)!
— カシオ ダンク郎 (@casiodunklaw) April 22, 2012
実際にエアフォース1をビジネスシューズとして使用している方の口コミ!
スウォッシュマーク(チェックマークのロゴ)は無くせませんが、デュブレは取れるので外すことでかなりビジネスシューズに近づきます。
デュブレとは
デュブレとは、「AF1」と記載のある金具のこと。
こちらを外すことで多少ビジネスシューズ感が出てきました!
靴紐をロー引きへ
左側がデュブレを外して靴紐をロー引きへ変更したもの。
右側がノーマルのエアフォース1です。
サイズ感・重量
エアフォース1の重量は、28.0cmで487g。
スポーツシューズの中では割と重たいのですが、ゴム素材のソールとエア構造で履き心地と安定性が高いのが特徴です。
サイズ感
エアフォース1のサイズ感は普段履きスニーカーと同じでOK!
普段履きスニーカーとは、コンバースやアディダスなどのこと。
普段履きスニーカーは、リーガルなどのビジネスシューズとは全くサイズ感が異なるのでご注意ください!
例(筆者の場合):リーガルは26.5cm、ナイキは27.5cm
リーガルやマドラスなどのビジネスシューズは、生地が薄手のビジネスソックスを使用する方が多いです。
普段履きスニーカーとのサイズ感のズレは靴下の生地の厚さも関係しますのでご注意ください!
エアフォース1黒をビジネスシューズとしてレビュー!靴紐を変える!
ここからはエアフォース1黒をビジネスシューズとして詳しくレビュー。
エアフォース1のメリットとデメリットは下記のとおり!
- 本革
- 休日も履ける
- すこし蒸れにくい
- 厚底で疲れにくい
- 歩行と立ち姿勢が安定
- カカトでしっかりフィット
すこし重たい
詳しく見ていきましょう。
メリット
エアフォース1黒をビジネスシューズとして履いたときのメリットを見ていきます。
本革
エアフォース1のアッパーは本革を使用しています。
本革はメッシュ素材ほどではありませんが、通気できる素材!
休日も履ける
この投稿をInstagramで見る
エアフォース1黒がビジネスシューズになると休日も履けるので、下駄箱のスペースを取りません。
普段履きとビジネスシューズの二刀流で使用できます。
すこし蒸れにくい
エアフォース1黒は、つま先に通気口があるため、蒸れにくいのが特徴。
歩行による足の動き方の都合上、つま先から通気できると蒸れにくいため、つま先の通気口は大事です!
厚底で疲れにくい
エアフォース1は厚底で疲れにくい特徴があります。
ゴム素材のクッション&靴底のため、重量感はあるもののエア構造とゴムによる弾性で疲れにくい!
歩行と立ち姿勢が安定
エアフォース1黒の靴底はゴム素材なので、歩行と立ち姿勢が安定します。
近年、靴底にクッション素材を使用するスニーカーが増えていますが、軽量で履きやすいものの、立ち姿勢や歩行が安定するとは言えません!
あまり靴底が減らないのと縫製での接着により剥がれにくいので、ダンサーの方にも評価されています。
カカトでしっかりフィット
エアフォース1黒は、しっかり足にフィットする設計です。
カカト幅が狭くて脱げにくい!
カカトを形成するパーツを月型芯といいます!
外からは見えるものではありませんが、触ると素材感がしっかりしていることがわかりました。
デメリット
すこし重たい
最後にエアフォース1のデメリットですが、前述の通り重量でしょう。
フィッティング性が高いとはいえ、やはり重量感はあります。
靴紐の入れ方
ここではエアフォース1黒をビジネスシューズとして履く際の紐の入れ方をご紹介!
上記の画像の靴紐はロー引きの紐でエアフォース1には付属されているものではありません。
上記からご購入をお願いします!
これよりエアフォース1黒をビジネスシューズとして履く際の靴紐の入れ方を2パターン紹介します。
当たり前ですが、上記のように最初から入っている靴紐を取り外しておいてください!
比較
左がロー引きの靴紐です。
右はノーマルの状態!
上記のロー引きの紐の入れ方は、スニーカー用の入れ方です。
普段履きでも使用する方は上記の入れ方がおすすめ!
比較
先ほどのと比較です。
右が今回よりビジネス風な紐の入れ方!
疲れにくいビジネスシューズは下記の記事でもご紹介しました。
【コスパ抜群!】ビジネスシューズにおすすめな革靴ブランドを解説!【スニーカー含む】
ぜひ、参考にしてみてください!
スーツで実際に合わせてみた
実際にスーツを着てエアフォース1黒を履いてみました!
意外にあってますね!
革の光沢があるので、全然ビジネス感がありますね!
アップで撮るとこんな感じ。
歩いたときに後ろからよく見るとエアフォース1だとわかります!
ナイキのロゴが見えても遠目だとわかりません!
全然わるくないですね!
エアフォース1靴のビジネスシーンでの使用感レビューをまとめます。
当記事ではエアフォース1黒をビジネスシューズとしてレビューしました。
エアフォース1黒は紐をロー引きに変更することで、ビジネスシューズとして履けます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
下記の関連記事もぜひ参考にしてみてください!
「立ち仕事用の靴をもっと知りたい」
そんな方に向けて下記の記事で解説しました。