どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、革靴ブランドの通勤快足について解説。
「通勤で足が疲れる」
「おすすめの革靴ブランドが知りたい」
「疲れにくいビジネスシューズを探している」
ゴアテックス採用していますが価格が高くないのでおすすめ!
タップできる目次
通勤快足とは?サイズ感とラインナップ、取扱店舗をご案内!
通勤快足とは、アサヒシューズが開発した革靴ブランドです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥15,180〜28,600 ※品番による |
サイズ | 標準:24.5〜28.0cm 一部23.5cm〜あり |
サイズ感 | 普段履き比較:1.0cm小さめ推奨 |
ラインナップ数 | 19品番 |
通気性 | ★★★★☆(星4つ) ※品番による |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
フィッティング性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめ 使用環境 | 通勤◎ 営業◎ 立ち仕事◎ |
アサヒシューズは福岡県の久留米市に本社に持つ創業120年以上の靴メーカー。
現在の足袋の原形となる、ゴムを足袋に貼り付ける貼付足袋を開発した会社です。
独立したタイヤ事業の会社が有名なブリヂストンです。
通勤快足のSNSでの口コミと評判
そんな歴史と実績のあるアサヒシューズが開発した通勤快足は大人気。
靴の履き心地は、クッション素材とフィッティング性で決まります。
また足袋を製造していたのでフィッティング性にも熟知しています。
アサヒシューズさんは、素材とフィッティングのどちらも強い靴メーカー!
取扱店舗
通勤快足の取扱店舗を見ていきましょう。
大手靴量販店は、数えきれないので、アサヒシューズの公式ページから見てみてください!
直営店名 | 住所 |
長町店 | 宮城県仙台市太白区長町7-20-5 ララガーデン長町1階 |
八木橋百貨店4階 | 埼玉県熊谷市仲町74 |
田園調布店 | 東京都大田区田園調布二丁目62番4号 東急スクエアガーデンサイト2階 |
イトーヨーカドー 大井町店 | 東京都品川区大井1-3-6 |
銀座ファイブ店 | 東京都中央区銀座5丁目1番 |
横浜六浦店 | 神奈川県横浜市金沢区六浦南2-3-6 |
名鉄百貨店本店3F | 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目2番1号 |
あべちか店 | 大阪府大阪市天王寺区堀越町アベノ地下街7号 あべちか・カジュアルマート内 |
博多バスターミナル店 | 福岡県福岡市博多区博多駅中央街2-1 地下1階 |
鳥栖 アウトレット店 | 佐賀県鳥栖市弥生が丘8-1 |
直営店以外の検索 | https://www.asahi-shoes.co.jp/shop/#search_step2 |
直営店以外は、公式サイトから都道府県を選択していただければ、お店がでてきます。
住所にはグーグルマップをリンクしたので、タップするとジャンプできるようにしました。
サイズ感
ここからは通勤快足のサイズ感を見ていきましょう。
通勤快足のサイズ感は普段履きスニーカーと比較すると大きめ。
普段履きスニーカーが27.5cmに対して26.5cmでした。
通勤快足はビジネスシューズなので薄手のビジネスソックスを履いています。
ビジネスソックスはかなり薄手の製品が多い。
普段履きスニーカー着用のときはユニクロの定番の靴下です。
サイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズをご案内!
普段履きのスニーカー(ユニクロの靴下を着用)
- ニューバランス『574』 ⇒ 27.5cm
- ニューバランス『996』 ⇒ 27.5cm
- アシックス『ゲルカヤノ』 ⇒ 27.5cm
- アディダス『スタンスミス』⇒27.5cm
- ナイキ『エアマックス720』⇒ 27.5cm
- ナイキ『エアマックスオケト』⇒27.5cm
- ホカオネ『クリフトン』⇒ 27.5cm(ワイド)
- ホカオネ『ボンダイ6』⇒ 28.0cm(ノーマル)
革靴(薄手のビジネスソックスを着用)
- ペダラ ⇒ 26.5cm
- リーガル ⇒ 26.5cm
- ランウォーク ⇒ 26.5cm
- バランスワークス ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
※足は狭めです。
※ユニクロの靴下は定番モデルで厚みは普通。
ビジネスソックスでない場合には、下記になります。
革靴(ユニクロの靴下を着用)
- ペダラ ⇒ 27.0cm
- リーガル ⇒ 27.0cm
- ランウォーク ⇒ 27.0cm
- バランスワークス ⇒ 27.0cm
- テクシーリュクス ⇒ 27.0cm
※ユニクロの靴下は普段履きスニーカー採寸時と同じ
ぜひ、参考にしてみてください!
ラインナップ
ここからは、通勤快足のラインナップについて解説します。
主に3つに分かれます。
通勤快足の主なラインナップ
- ビジネス(ブーツ含む)
- 普段使い(ビジネスもOK)
それぞれの簡単なコンセプトは下記のとおり。
ラインナップ名 | 詳細 |
ビジネス | 完全なビジネス向け |
普段使い | ビジネスカジュアル 休日も履きやすいデザイン |
普段使いは、レザーの質がゴツゴツしたブーツ風もあります。
その他はスムースレザーでツルツルした革でした。
機能 | 詳細 |
防水 | ゴアテックス採用。 水滴はシャットアウトし空気は通気できる素材。 |
撥水 | パラウォーターレザー採用。 特殊な樹脂加工により水が入ってきにくい。 |
セラミック靴底 | 靴底にセラミック入り。 セラミックが床や地面と摩擦を起こす。 |
エアインソール | ポンプ入りのインソール。 歩くたびにつま先方向へ空気を循環。 |
ぜひ、参考にしてみてください!
それではビジネスから見ていきましょう。
ビジネス(ブーツ含む)
項目 | 詳細 | |
品番 | TK-3308 | TK-3309 |
画像 | ||
カラー | 2色(黒・茶) | 2色(黒・茶) |
価格 | ¥18,700〜 | ¥18,700〜 |
特徴 | 外羽根 | 内羽根 |
機能 | 平紐 撥水 防水 ゴアテックス エアインソール セラミック靴底 | |
サイズ | 24.5〜28.0cm(3E) |
ビジネスは主に靴紐タイプとスリッポン、ローファー、ブーツタイプに分かれます。
上記は、靴紐タイプで1番おすすめ。
紐が平べったい平紐なのでほどけにくい!
足にしっかりフィットさせることができます。
項目 | 詳細 | |
品番 | TK-3124 | TK-3126 |
画像 | ||
カラー | 1色 | 1色 |
価格 | ¥18,700〜 | ¥18,700〜 |
特徴 | 外羽根 | 内羽根 |
機能 | 撥水 防水 ゴアテックス エアインソール セラミック靴底 | |
サイズ | 24.5〜28.0cm(3E) |
スリッポンとローファーは靴の脱ぎ履きが多い方におすすめ!
それ以外の方は、足にフィットしにくいので推奨しません。
項目 | 詳細 |
品番 | TK-3318 |
画像 | |
カラー | 1色(黒) |
価格 | ¥27,500〜 |
特徴 | ハイカット |
機能 | 撥水 防水 日本製 ゴアテックス セラミック靴底 エアインソール サイドファスナー |
サイズ |
最後にブーツタイプのTK-3318をご紹介します。
雨や雪のときに活躍するショートブーツ。
気になる脱ぎ履きのしやすさですが、サイドファスナーがあるので問題なし!
営業先でもスムーズに着脱することができます。
普段使い(ビジネスもOK)
項目 | 詳細 | |
品番 | TK-3247 | TK-3248 |
画像 | ||
カラー | 2色(黒・茶) | 2色(黒・茶) |
価格 | ¥18,700〜 | ¥18,700〜 |
特徴 | 外羽根 | 内羽根 |
機能 | 撥水 防水 日本製 ゴアテックス セラミック靴底 エアインソール サイドファスナー | |
サイズ | 24.0〜28.0cm | |
備考 | 黒のみスムースレザーとシュリンクレザーあり |
ビジネスも普段使いもできるビジネスカジュアル用もありました。
黒のみツルツルしたスムースレザーとブーツのようなゴツめシュリンクレザーのタイプがあります。
スニーカーのような厚底のクッションです。
スニーカーと違うのは、クッションがウレタン素材なので、履き心地が長続きすること!
一般的なスニーカーは、EVAというビート板に使用されるような素材を使用するため、加重がかかると潰れてしまいクッション性が低下することがあります。
アサヒシューズの通勤快足で1番おすすめのTK3308を徹底レビュー
ここからは通勤快足で1番おすすめするTK3308を詳しくレビュー。
ちなみに、通勤快足TK-3308を1番おすすめする理由は、下記のとおり。
TK3308のおすすめ理由
- 外羽根
- モカシン
- ゴアテックス
理由 | 詳細 |
外羽根 | 甲のサイズ調整がしやすい |
モカシン | 指上あたりのフィッティング性 |
ゴアテックス | 通気性と防水性を兼ね備えている |
それぞれ後述するのでこのまま読み進めてみてください!
メリットとデメリットは下記のとおり。
- 平紐
- 本革
- 外羽根
- モカシン
- 滑りにくい
- ゴアテックス
- インソール入り
- 多層構造で疲れにくい
- インソールからも通気
- 最初から磨かれた加工
- カカトでしっかりホールド
- アッパーとクッションが剥がれない
- 床を傷つける可能性
- 筆者の足には合わなかった
メリット14個でデメリット1つ(私見は除く)です。
メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきましょう。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
下記にて3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
平紐
通勤快足TK-3308は、平紐でした。
平紐は靴紐の中でもほどけにくいタイプ。
安全靴などワークシューズなど紐がほどけてはいけない靴でも平紐が主流。
理由はほどけにくいことですね!
本革で磨かれた加工
通勤快足TK-3308は、本革で蒸れにくく、足に馴染みやすい。
さらに、革が磨かれた加工が最初からありました。
モカシン
つま先に沿った形状で縫われている靴をモカシンと呼びます。
モカシンは、靴内部の空間をより楕円にするので、足にフィット。
足にフィットさせる時点で靴内部は、楕円でないといけません。
モカシンは極端な楕円になりますので、足にフィットしやすいと思っています。
外羽根
通勤快足TK-3308は外羽根でした。
外羽根は、甲のサイズ調整がしやすいのでオススメ。
外羽根は紐をはずすと、画像のように開くことができます。
それだけ甲のサイズ調整がしやすいということ。
内羽根とは・・・
内羽根は画像のように開こうとしても開きません。
そのため、全く甲のサイズ調整が効かないデメリットがあります。
ゴアテックス
ゴアテックスは、画像のとおり防水なのに通気できる素材。
登山靴やマウンテンパーカーに使用されるくらいに本格的な素材です。
カカトでしっかりホールド
通勤快足TK-3308は、カカトでしっかりホールドできます。
カカト幅が絶妙であり、カカトを形成する素材もしっかりしていました。
カカトの形状がよいので足にストレスなく、留めてくれます。
そのため靴ズレしにくく歩きやすいと感じました!
アッパーまとめ
- メリット:平紐
- メリット:本革
- メリット:外羽根
- メリット:モカシン
- メリット:ゴアテックス
- メリット:最初から磨かれた加工
- メリット:カカトでしっかりホールド
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションを見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。
インソール入り
通勤快足TK-3308はインソール入りでした。
このインソールただのインソールではありません。
裏面を見ると、なんか変な構造があることがわかります。
通勤快足TK-3308のインソールはエアーポンプ構造です。
クッションと通気性アップが可能。
インソールの厚みで1番薄いのはつま先でした。
つま先の厚みは2.31mmです。
1番厚みがあるのは、10.40mmです。
ポンプがある部分ですね!
最初から入ってるエアインソールはよいモノなので取り替えはオススメしません。
最後に通勤快足TK-3308が疲れにくい理由を解説します。
通勤快足TK-3308は、クッション構造が多層構造でした。
クッションまとめ
- メリット:インソール入り
- メリット:多層構造で疲れにくい
- メリット:インソールからも通気
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
セラミック入り靴底
通勤快足TK-3308は、セラミック入りの靴底でした。
セラミック入りのため、雨や雪で滑りにくいです!
天候を気にせずに靴を選べるのが防水のビジネスシューズ最大のメリットでしょう!
あまりないと思いますが、フローリング的な床の建物で履くのはオススメしません。
セラミックが床を傷つけてしまうためです!
アッパーとクッションが剥がれない
通勤快足TK-3308はアッパーとクッションが剥がれにくい。
ポリウレタンという樹脂素材で作られていました。
液体から一気に固体化させる製法が一体成型。
接着材に頼った製法ではなく、各パーツとの隙間がありません。
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
- メリット:アッパーとクッションが剥がれない
アサヒシューズの通勤快足のレビュー・口コミ・評判をまとめます!
当記事では、アサヒシューズの通勤快足をレビューしました。
通勤快足は、ゴアテックスでセラミック入りの靴底を使用したハイスペックな革靴です。
それでは下記より簡単に記事をまとめます。
通勤快足シリーズの中で1番おすすめは、TK-3308でした。
おすすめ理由は下記のとおり。
TK3308のおすすめ理由
- 外羽根
- モカシン
- ゴアテックス
理由 | 詳細 |
外羽根 | 甲のサイズ調整がしやすい |
モカシン | 指上あたりのフィッティング性 |
ゴアテックス | 通気性と防水性を兼ね備えている |
TK-3308のメリットは14個ありました。
- 平紐
- 本革
- 外羽根
- モカシン
- 滑りにくい
- ゴアテックス
- インソール入り
- 多層構造で疲れにくい
- インソールからも通気
- 最初から磨かれた加工
- カカトでしっかりホールド
- アッパーとクッションが剥がれない
TK-3308のデメリットは1個です。
- 床を傷つける可能性
- 筆者の足には合わなかった
最後までお読みいただきありがとうございました。
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