どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、アシックスの革靴ブランドの違いとおすすめ品をすべてご案内!
スポーツシューズの技術が活かされたブランドでした。
どれもおすすめなのでぜひ、各ブランドの違いからご自身にあったアシックスの革靴を選んでみてください!
タップできる目次
歩きやすいビジネスシューズはアシックスの革靴で決まり!
歩きやすいビジネスシューズなら間違えなくアシックスの革靴ブランドをおすすめします。
アシックスは、日本発の世界的スポーツメーカーです。
スポーツの世界大会で見ないことがないほどの企業。
SNSでの口コミ
アシックスは革靴も多数ラインナップしています。
SNSを見てもその評判の良さがわかりますね!
アシックスの革靴ブランド
- ペダラ
- ランウォーク
- テクシーリュクス
アシックスの革靴ブランドは、3つありました。
正式には、テクシーリュクスのみアシックス商事というアシックスの関連会社が展開するブランドです。
ペダラ
ペダラはアシックスが開発した革靴ブランド。
ビジネスシーン向けというよりは、普段履きのコンフォートシューズをメインに展開しています。
コンセプトは競技場を離れたアスリート向け
「アスリートが競技場から離れブレザーを着るシーンで合うシューズを作ろう」
アシックスの創業者である鬼塚喜八郎さんが上記の様なコンセプトを考えペダラは立ち上がりました。
本革がやわらかい
ペダラの最大の特徴は、使ってる革の質がやわらかいこと。
シワがよっている的なクレームを目にしますが、それは大きな間違えです。
レディースに強い
ペダラはレディースのラインナップが強い。
革がやわらかいため、足にトラブルを抱えやすい女性に向いているといえますね。
⇒ペダラについてもっと詳しく知りたい方はこちらをクリック!
ランウォーク
ランウォークはアシックスが開発したビジネス向けの革靴ブランドです。
ドレスシューズと言える綺麗めな品番もありました。
走れるビジネスシューズ
ランウォークのコンセプトは、ブランド名そのままに「走れて歩きやすい革靴」です。
ランウォーク最大のメリットは、「見た目が完全にビジネスシューズなのに、スニーカーのような履き心地である」ということ。
⇒ランウォークについてもっと詳しく知りたい方はこちらをクリック!
テクシーリュクス
テクシーリュクスは、アシックスの関連会社であるアシックス商事が開発した革靴ブランド。
アシックス商事は、アシックスのテクノロジーやロゴは使えないものの、靴において重要な型などは参考にできているメーカーです。
走れる革靴
テクシーリュクスは、スニーカーのような履き心地で走れるビジネスシューズです。
履き心地だけではなく、脱ぎ履きの利便性までスニーカー的な品番もありました。
⇒テクシーリュクスについてもっと知りたい方はこちらをクリック
アシックスの革靴ブランド「ペダラ・ランウォーク・テクシーリュクス」の違い
アシックスの革靴ブランドの違いについて見ていきましょう。
3つ同時に比較できないので、それぞれ比較していきます。
アシックスの革靴ブランドの相違点
- ペダラとランウォークの違い
- テクシーリュクスとペダラの違い
- ランウォークとテクシーリュクスの違い
ちなみに、サイズ感の違いはありませんでした。
- ペダラ ⇒ 26.5cm
- ランウォーク ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ペダラとランウォークの違い
ペダラとランウォークの違いを見ていきます。
ブランド名 | ランウォーク | ペダラ |
メーカー名 | アシックス | アシックス |
素材 | 本革(硬め) | 本革(柔らかめ) |
ターゲット層 | 20代後半〜 | 40代〜 |
コンセプト | ビジネス特化 ドレスシューズ | 日常使い コンフォート |
1番の違いは、コンセプトと素材感。
どちらも上質な革を使用しています。
柔らかいので、足にトラブルを持つ方におすすめします。
そのためペダラは、足にトラブルを起こしやすい女性用のレディース展開が豊富でした。
ペダラも走れるくらいに履きやすいのです。
しかし、ランウォークの方がより走りやすい印象。
靴底の中心部にトラスティックというプラスチックの補強材があり歩行が安定します。
さらに、カカト下にα-GELというGELのクッション素材がありました。
ペダラおすすめする方 | 足にトラブルのある方 | 女性 |
ランウォークおすすめする方 | 疲労軽減 | スニーカー風な履き心地がほしい |
テクシーリュクスとペダラの違い
ここからは、テクシーリュクスとペダラの違いについて見ていきましょう。
ブランド名 | テクシーリュクス | ペダラ |
メーカー名 | アシックス商事 | アシックス |
素材 | 本革(硬め) | 本革(柔らかめ) |
ターゲット層 | 10代後半〜 | 40代〜 |
コンセプト | 通学 ビジネス ドレスシューズ | 日常使い コンフォート |
テクシーリュクスとペダラの最大の違いは、製造メーカーと価格帯です。
テクシーリュクスの製造メーカーは、アシックスの関連会社であるアシックス商事。
テクシーリュクスは、アシックス本体が届かない価格帯に向けて商品を開発しています。
アシックス本体の2ブランドに比べると、お求めやすい価格帯。
ペダラは上質な革を使用していますが、テクシーリュクスは少し質が落ちた革な印象。
テクシーリュクスは、お手入れに慣れていない若い世代におすすめします。
ペダラおすすめする方 | お手入れできる | 女性 | 足にトラブルのある方 |
テクシーリュクスおすすめする方 | 新卒や転職したて | 脱ぎ履きしやすさ | 履き心地が重視 |
デリケートとはいえ、普通にクリームを塗れば良いので、難しくはありません。
新卒など不慣れな仕事で疲れて、2〜3ヶ月に1度もお手入れのできない可能性のある方におすすめします。
ランウォークとテクシーリュクスの違い
最後に、ランウォークとテクシーリュクスとの違いを見ていきます。
ブランド名 | テクシーリュクス | ランウォーク |
メーカー名 | アシックス商事 | アシックス |
素材 | 本革(硬め) | 本革(硬め) |
ターゲット層 | 10代後半〜 | 20代後半〜 |
コンセプト | 通学 ビジネス ドレスシューズ | ビジネス特化 ドレスシューズ |
テクシーリュクスとランウォークの大きな違いは、製造メーカーと価格帯です。
コンセプトは「スニーカーのように履ける」「走れる革靴」ということでは類似していました。
- 日本製
- ゴアテックス
日本製で上質な本革を使用したモデルとゴアテックスという防水で蒸れにくい素材を使用したモデル。
テクシーリュクスのすごいところは、このハイスペックでもランウォークの1番安いモデルより安いのです。
テクシーリュクスは「スニーカーに近い履き心地」です。
テクシーリュクスは、靴べらを使わなくても履きやすいようなサイドゴアがついた品番があり、かなり脱ぎ履きしやすい!
ランウォークおすすめする方 | お手入れできる方 | 式典OK | 価格が高くても疲労軽減 |
テクシーリュクスおすすめする方 | 新卒や転職したて | 脱ぎ履きしやすさ | 履き心地が重視 |
歩きやすいアシックスの革靴ブランドのおすすめ品を紹介!
ここからはアシックスの革靴ブランドでおすすめの品番をご紹介!
ご紹介したペダラとランウォーク、テクシーリュクスから厳選しました。
下記がおすすめモデルです。
おすすめ品
- ペダラWP327K
- ランウォークWR25KL
- テクシーリュクスTU-7788
- テクシーリュクスTU-7769
数えきれない程あるアシックスの各革靴ブランドから選んだポイントは以下のとおり。
選んだポイント
- 外羽根
- 通気性
- 防水性
それぞれ簡単に説明します。
外羽根
外羽根とは、紐を外すと画像のように広げることができる革靴のこと。
サイズ調整に優れるので、とくに甲の高さを調整しやすいと感じます。
通気性・防水性
通気性も重要なポイントです。
通気性は重要な理由
- 臭いにくい
- 蒸れにくい
- 疲れにくい
- 靴内の温度を下げる
通気性は靴を形成するそもそもの型(ラスト)と素材が大事です。
型はアシックスが開発している時点で問題ありませんが、素材はゴアテックスを使用したモデルがおすすめ!
天候を気にせず、靴を選べるのは1日のストレスが減るので防水性も意識して見てください!
ただし、防水だけの靴は蒸れやすいので、可能であればゴアテックスの製品を選びましょう。
ペダラWP327K
評価項目 | 詳細 |
商品名 | ペダラWP327K |
価格 | ¥26,400〜(通販による) |
サイズ | 24.0〜28.0cm |
サイズ感 | 1.0cm小さめ推奨 |
ラインナップ数 | 数えきれない笑 |
通気性 | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
フィッティング性 | ★★★★★(星5つ) |
おすすめの使用環境 | 散歩◎ 通勤◎ 営業◎ 立ち仕事◎ お出かけ◎ |
ペダラの中でも外羽根でゴアテックスを使用したおすすめモデルはWP327K。
前述のとおり、柔らかい牛革で足にやさしい履き心地です。
履き口パッド
足をいれる場所を履き口(はきぐち)といいます。
その履き口にパッドがありました。
モカ
つま先に沿った形で糸が縫製されているのわかりますか?
この革靴のデザインをモカやUチップ、Vチップと言います。
製品にもよる部分もありますが、気持ちモカの方がフィッティング性が高いと感じました。
ランウォークWR25KL
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥29,700〜(通販による) |
サイズ | 24.0~28.0cm |
サイズ感 | 細身 2Eの場合 |
カラー展開 | 3色 |
通気性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
おすすめする方 | 足が細い方 |
おすすめシーン | 通勤、営業、悪天候 |
ランウォークでおすすめの品番は、WR25KLです。
ランウォークの中でも外羽根でゴアテックス使用モデルの中で1番おすすめ!
クッションが多層構造
ランウォークWR25KLのメリットはクッション構造が多層であること。
通常のクッション素材に加えて、GEL素材を内蔵しています。
多層構造とは、クッション素材に異素材を使った靴のこと。
クッション素材を1枚ではなく複雑にすることでより衝撃が吸収されて、疲れにくい!
とくにアシックスのGEL素材は、クッション性が長続きします。
靴に使用される一般的なクッション材は、発泡素材といってビート板のように潰れてしまう素材が多い。
実際にアシックスのGEL入りの安全靴やコックシューズを使用しているユーザーより高い評価を受けています。
とくに、「アシックスのGEL入りの靴は、夕方以降の疲れが違う」という評価が多数。
⇒ランウォークのサイズ感や重量など詳細はこちら!
テクシーリュクスTU-7788
項目 | 詳細 |
品番 | TU-7788 |
サイズ | 24.5〜30.0cm (27.5、28.5、29.5cmなし) |
足幅 | 3E |
カラー展開 | 1色(ブラック) |
メーカー価格 | ¥12,100 |
その他の機能 | 防水 消臭剤のMOFFを採用 |
テクシーリュクスでおすすめは、TU-7788です。
ゴアテックスではないものの防水で外羽根でした。
テクシーリュクスにもゴアテックス仕様モデルがあります。
しかし、ゴアテックスのテクシーリュクスを購入するのであれば、ペダラかランウォークがおすすめ!
テクシーリュクスのゴアテックス仕様との価格差は、1万円以内だからです。
テクシーリュクスはあくまで、ランウォークやペダラに手が届かない方向けだと思います。
テクシーリュクスのゴアテックスに手が届くのであれば、ペダラとランウォークも購入できるでしょう。
ちなみに、外羽根でゴアテックスのテクシーリュクスは、TU-8001です。
テクシーリュクスTU-7769
項目 | 詳細 |
品番 | TU-7769 |
サイズ | 24.5〜30.0cm (27.5、28.5、29.5cmなし) |
足幅 | 3E |
カラー展開 | 2色 (ブラック・ブラウン) |
メーカー価格 | ¥6,600 |
その他の機能 | 特になし |
テクシーリュクスTU-7769は、同ブランドで1番安いモデルです。
ゴアテックスや防水でないものの、外羽根でモカが特徴。
3足の履き替えが大事!
テクシーリュクスTU-7769は、通気性が高くありません。
そのため、蒸れやすい。
改善策は3足を履き替えること
その改善策として3足を履き替えることをおすすめします。
臭いの原因は、靴内に残る汗や菌、湿気。
サイドゴアで脱ぎ履きしやすい
サイドゴアがあるので脱ぎ履きしやすい。
新人の営業では、取引先で靴を脱ぎ履きすることもあるでしょう。
若い世代以外が履くとデザインがアンバランスなので、30代以上はペダラやランウォークを履きましょう!
結論:アシックスの革靴ブランドは歩きやすいビジネスシューズ!
当記事では、アシックスの革靴ブランドについて解説しました。
結論は、アシックスの革靴ブランドは歩きやすいビジネスシューズなのでおすすめ!
数ある中でもおすすめは下記の品番でした。
おすすめ品
- ペダラWP327K
- ランウォークWR25KL
- テクシーリュクスTU-7788
- テクシーリュクスTU-7769
選んだポイントは下記のとおりです。
選んだポイント
- 外羽根
- 通気性
- 防水性
テクシーリュクスは価格重視のTU-7769を入れました。
新人営業や新卒の方は間違えなくテクシーリュクスでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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