どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ホカオネオネのボンダイ6をレビュー。

「長距離ランニングで自信をつけたい」
「立ち仕事で疲れにくいスニーカーがほしい」
「フィッティング性の高いスニーカーを探している」

実際に履いてみて「疲れにくい、連日長い距離を走れるので自信がつく、通気性が高い」と大満足でした。
スポーツに取り組む人や立ち仕事の方におすすめします!
タップできる目次
ボンダイ6とは?サイズ感や重量をご案内!
ボンダイ6とは、ホカオネオネ(以降、ホカオネ)が開発したランニングシューズです。
ホカオネオネは、2009年からスポーツシューズ市場に参入した会社。
野山を走る競技「トレイルランニング(以降、トレラン)」で人気になりました。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥21,000〜(通販による) |
サイズ | 22.0~30.0cm |
サイズ感 | 細身・小さめ |
カラー展開 | 20色(男女合計) |
蒸れにくさ | ★★★★★(星5つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
耐久性 | ★★☆☆☆(星2つ) |
おすすめの使用環境 | 散歩◎ 立ち仕事◎ ランニング◎ |
トレランで人気になった理由は、下坂での膝への負担軽減のために開発されたクッション素材。
オーバーサイズミッドソールといわれます。
超厚底ですね。

その厚底の中でもさらに厚みのある超厚底なのが、オーバーサイズミッドソール。
野山を走るだけでも、なかなかハードですが、下坂を下るのであれば、尚更クッション性が重要ですね。
実際にトレランの競技大会でもホカオネのトレランシューズを履いた選手が上位を独占したとのこと。

とにかく筆者的には、ホカオネオネはすごいと感心してしまいました。
飽和したと思われていたスポーツシューズ業界に2009年から参入し成功。
今ではスポーツ選手と専属契約しています。

重量
ホカオネオネのボンダイ6の重量は、28.0cmで344gです。
めっちゃ軽いですね。
28.0cmの厚底スニーカーの重量とは思えない数値。

大事なのは、フィッティング性になります。
ホカオネオネのボンダイ6は、かなり足にフィットする構造でした。
男性は正しいサイズより、大きめのサイズを好む傾向にあります。
ですので、フィット感が強いと大きめを購入してしまう可能性があるので注意しましょう。

サイズ感
ホカオネのボンダイ6のサイズ感は、少し小さめ。
ナイキやプーマなどの普段履きスポーツメーカーとの比較です。
普段履きスポーツメーカーは27.5cmですが、ボンダイ6は28.0cmでした。

実は、私はクリフトンという別のホカオネのランニングシューズを所持しています。
クリフトンはワイドサイズのモノを選びました。
クリフトンのワイドで27.5cmでしたので、ワイドと言ってもすごい幅が広いという訳ではありません。

普段履きのスニーカー
- アシックス『ゲルカヤノ』 ⇒ 27.5cm
- アディダス『スタンスミス』⇒27.5cm
- ナイキ『エアマックス720』⇒ 27.5cm
- ナイキ『エアマックスオケト』⇒27.5cm
- ニューバランス『574』 ⇒ 27.5cm
- ホカオネ『ボンダイ6』⇒ 28.0cm
- ホカオネ『クリフトン』⇒ 27.5cm(ワイド)
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください。
ホカオネオネのボンダイ6を詳しくレビュー
ここからは、ホカオネオネのボンダイ6を詳しくレビューします。
詳しくレビューするポイントは下記のとおり。
レビューするポイント
- 通気性(蒸れにくさ)
- クッション性(疲れにくさ)
- 耐久性(長持ちするか)
詳しくみていきましょう。
通気性(蒸れにくさ)
ボンダイ6の通気性を見ていきましょう。
通気性は立ち仕事でもランニングでも疲労に関係する重要なポイント。
通気性に関係するのは、アッパーというパーツです。

アッパーは足を包みこむパーツですね。
靴は足の動きのメカニズム上、アッパーに通気口がないと蒸れやすい。
ホカオネのボンダイ6は、通気性に優れたアッパーでした。
通気性がよい
通気性の高いメッシュ素材を使用しています。
立ち仕事もランニングもつま先の通気性が大事。
つま先から通気して、他の通気口へ逃す方法をベンチレーションシステムと言います。

バイクが走りながらエンジンを冷却していることから考えられたと言います。
フィッティング性が高い
通気性って実は靴のフィッティング性が大きく関係しています。
フィッティング性が悪いと足がバタバタ遊んでしまい、余計な踏ん張りが発生。
その結果、汗をかいてしまったり、靴内の温度が高まり、疲労感を感じるのです。

平紐
ホカオネオネは、靴ヒモが平べったい「平紐」で緩みにくいし、ほどけにくい。
さらに、紐は伸縮性のあるゴム紐でした。
サイズ調整が柔軟です。
履き口でホールド
すごい細身のカカト幅とせまい履き口でした。
これにより高いフィッティング性を実現しています。
フィッティング性の高い靴の特徴の1つにカカト幅がありますので注視してみてください。

脱げにくい
ヒールの素材が、カカトの後ろにフィットするような形状をしていました。
靴ヒモを使用しないような、スリッポンなどにみられる形状ですが、機能していますね。
これにより脱げにくい効果がありました。

通気性まとめ
- アッパーがメッシュ素材
- つま先までしっかり通気
- ゴム紐でしっかりフィット
- 靴ヒモがほどけにくい平紐
- ホールド性の高いカカト幅
- せまい履き口で足首をサポート
- ヒール形状が脱げにくい構造
クッション性(疲れにくさ)
続いて、ボンダイ6のクッション性について見ていきましょう。
立ち仕事やランニングで最も重要なポイントです。
クッション性は、ミッドソールやクッションと言われるパーツが関係します。

クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。
クッションの素材や形状によって、大きく疲労に関係します。
ボンダイ6は、言わずもがな疲れにくいクッションでした笑

超厚底
すごい厚底(オーバーサイズミッドソール)でした。
オーバーサイズミッドソールという名のとおりだと思います。
通常このくらい厚底ですと安定しないところ。

クッションが台形
オーバーサイズミッドソールが、安定する理由の1つに形状もあります。
後ろから見るとわかりやすいのですが、靴底方向へいくにつれて、クッション素材が広くなっているのわかりますか?
アッパーも含めると三角形、クッションだけですと台形のような形状。

安定しない厚底形状ですと画像のように、足をくじく可能性がありました。
また不安定な厚底の靴は、安定させようと余計に踏ん張ります。
厚底であるが故に、自分の足の力が靴底に伝わりにくく、力強く踏ん張ってしまう。

厚底シューズ選びは慎重に!
ランニングの場合は、厚底シューズを履いて走り方をマスターしましょう。
ボンダイ6は、正しい足運びをサポートする形状であるものの、走り方まではサポートできません(どこも同じ)。
よって、厚底シューズに走り方を合わせることもよいのですが、無理する必要もないでしょう。

ナイキで合わなければ、ホカオネ、ミズノ、アシックスなどなど。
いろいろ試して見て、自分のカラダと走り方とランニングシューズを合わせていくことが重要かなと思います。
余談ですが、厚底のランニングシューズの良さって早く走れるという訳ではないと思っています。
負荷が減るので、練習で長い距離を走ることが可能。
その結果、メンタルが安定する部分が大半を締めるのではないかと。

ですので「厚底=早く走れる」ではないと思っています。
カーボンは関係ありそうですね。
いくら反発力のある素材の厚底でも、そればかりで練習していると、基礎筋肉や筋群などの低下があると思っています。

実例:立ち仕事
立ち仕事で、ホカオネのボンダイを使用している理髪店の経営者の方にお話を聞きました。
筆者の髪を切ってくれている方です笑
その方がある日、ボンダイ6から、エアフォース1に変更していました。

なるほど!
確かにあり得ることかなと。

しかし、筋力低下するくらいに衝撃吸収できるのは優れている証拠。
連日使用せずに、もう少し負荷のかかる普通のスニーカーと交互に履くことをおすすめします!
インソールも疲れにくい
インソールの素材もかなり良い素材です。
クッションのEVAとは、また違う配合のEVAを使用していました。
EVAという素材は、配合によって機能が大きく変わる素材。

厚手
インソールの中には、紙切れみたいに薄いモノがあります。
ホカオネのインソールは、素材もよく厚みもしっかりありました。
どこまでも疲れにくいですね!
クッションまとめ
- 超厚底
- 厚底でも安定する形状
- アッパーと連動した厚底
- インソールも厚みがある
耐久性(長持ちするか)
最後に、耐久性について見ていきましょう。
耐久性で1番関係あるのが、靴底。
靴の用途によっては、アッパーもクッションも耐久性に関係します。

靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさにも関係します。
滑りにくくする素材を最低限に抑えた靴底でした。
ですので厚底ですが軽く感じます。
靴において、滑りにくい素材はゴム素材かTPR(サーモプラスチックラバー)という樹脂状の素材。
リョクシン
ちなみに、白い部分は、クッションの素材そのまま靴底にしている部分(EVA)です。
軽いけど・・・
ボンダイほど厚底であれば、靴底に滑りにくい重量のある素材を使えません。
しかし、EVAを靴底に使用してしまうと、すり減りが早くなる可能性が高まります。
着地の時に、どうしても白い部分も接地してしまう。

しかし、本当に疲れにくいですし、履き心地や疲労軽減は間違えありません。
靴底まとめ
- 厚底のため軽量使用
- クッション素材そのまま靴底にしている部分あり
ホカオネオネのボンダイ6のレビューのまとめ
当記事では、ホカオネオネのボンダイ6をレビューしました。
ホカオネオネは、2009年にスポーツシューズ市場に参入したフランスの会社。
トレランの下坂に対応するために生まれたオーバーサイズミッドソールが人気です。

ただ厚底な訳ではなく、しっかり計算された厚底設計です。
アッパーは足にフィットしやすく、重くならないように靴底素材が計算されていました。
また通気性が高いのも良いところ。

あまりにも衝撃を吸収してくれるので、筋力の低下にならない様に注意してください笑
1度は試してほしい1足だと思いました!

ホカオネオネの評価は下記のとおり。
評価
- 通気性:★★★★★
- 疲れにくさ:★★★★★
- 耐久性:★★☆☆☆
通気性について感じたことは7つありました。
通気性まとめ
- アッパーがメッシュ素材
- つま先までしっかり通気
- ゴム紐でしっかりフィット
- 靴ヒモがほどけにくい平紐
- ホールド性の高いカカト幅
- せまい履き口で足首をサポート
- ヒール形状が脱げにくい構造
疲れにくさについて感じたことは下記のとおり。
クッションまとめ
- 超厚底
- 厚底でも安定する形状
- アッパーと連動した厚底
- インソールも厚みがある
耐久性や靴底で感じたことは2つありました。
靴底まとめ
- 厚底のため軽量使用
- クッション素材そのまま靴底にしている部分あり
最後までお読み頂きありがとうございました。
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