どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、アシックスの革靴ブランドの『ランウォーク』をレビュー。
「疲れにくい革靴がほしい」
「履きやすいビジネスシューズを探している」
「長期間クッション効果が長持ちするビジネスシューズってある?」
実際に履いてみて「足にフィットする、スニーカーのような履き心地、靴の動き方がスムーズ」という感想でした。
お仕事で革靴を履く方におすすめ!
タップできる目次
アシックスの革靴ランウォークとは?重量やサイズ感をレビュー
ランウォークとは、アシックスが開発したビジネスシューズです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥29,700〜(通販による) |
サイズ | 24.0~28.0cm |
サイズ感 | 細身 2E |
カラー展開 | 3色 |
通気性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
おすすめする方 | 足が細い方 |
おすすめシーン | 通勤、営業、悪天候 |
今回は、ランウォークの中でもWR25KLをレビュー。
他の品番は、後ほど解説します。
ぜひ、参考にしてみてください!
動きやすい
スーパーに安い革靴が並んでるのを見ると心揺らぐけど、やっぱりぼくはアシックスウォーキングのランウォークを買うことにするよ
あの靴はこれまでに2足履いてきているけど足が痛くなったことや靴底が剥がれちゃったこととか無いし、ほんと間違いがない靴だと思う
— ささきはじめ (@sasakiha4jime_9) August 9, 2020
アシックスのランウォークは、スポーツメーカーが開発しただけあって、動きやすいのが特徴です。
足へしっかりフィットする形状は長時間履いても疲れにくいし、足のトラブルも少ない!
秘密はGEL素材
見た目完全に普通の革靴なウォーキングシューズ(アシックスのランウォークってやつ)買ってみたら足めちゃ楽で良です
— イケスレ/いーくん (@violet_in_pond) July 26, 2020
そもそもの靴の設計がよいのも疲れにくい理由の1つです。
それに加えてGEL素材も疲れないポイント!
実際に、アシックスの製品でGEL素材入りの靴に対して、夕方以降の疲れが違うという評価がありました!
重量・サイズ感
ここからは、重量とサイズ感をレビュー。
まずは、重量から見ていきましょう。
重量
アシックスのランウォークWR25KLの重量は、26.5cmで393gでした。
スニーカー風なビジネスシューズの中では、軽くはありません。
重要なのはフィッティング性
靴の良し悪しはフィッティング性で決まります。
人の足によって変わるものですが、靴メーカーの型(ラスト)次第なところもありました。
そのため重量という数値では重たいものの、履くと軽く感じ疲れにくさを感じました。
サイズ感
アシックスのランウォークのサイズ感は、すこし大きめ。
ナイキやアディダスなどの普段履きスニーカーと比較しています。
履いた靴下について
新品ですからね笑
かなり薄手のビジネスソックスでのサイズ感になります。
普段履きのスニーカー
- オールバーズ ⇒ 27.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- ランウォーク ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
※足は狭めです。
普段履きスニーカーは、薄手ではなく普通のユニクロのノーマルの靴下です。
靴下の厚みもありますが、革靴は大きい傾向にあるので、すこし小さめがおすすめ!
店舗について(直営店・アウトレット)
ここからは、ランウォークの販売店について解説します。
ランウォークを購入は、直営店やアウトレット、アシックスウォーキングがおすすめ!
直営店
大阪 | 東京 |
直営店は2店(東京・大阪)ありました。
左が大阪で右が東京の店舗です。
項目 | 詳細 |
店名 | ASICS Runwalk GINZA |
住所 | 東京都中央区銀座8-8-7 第3ソワレ・ド・ビル1F |
店名 | ASICS Runwalk DIAMOR OSAKA |
住所 | 阪府大阪市北区梅田1丁目大阪駅前ダイヤモンド地下街4号バラエティストリート内 |
アシックスウォーキング
靴メーカーの直営店の中では店舗が多い方ですね。
マップにグーグルマップをリンクしたので、調べてみてください!
アウトレット
神戸や大阪に多いみたいですね。
アウトレットと言えば、アウトレット専用の商品開発するメーカーもありました。
もし、そういった製品が嫌であれば、お店の品番を通販サイトで検索してみましょう。
アウトレット専用であれば、amazonや楽天では表示されないはずです!
その他、取り扱い店
公式サイト:https://walking.asics.com/jp/ja-jp/mk/department-store-list
その他、ランウォーク含むアシックスウォーキング製品を扱う店舗はアシックス公式HPに記載ありました。
ぜひ、確認してみてください!
店舗ですべてのラインナップや在庫を取り揃えるには、無理があるでしょう。
そのため気になる製品があれば、事前に電話して在庫確認をおすすめします!
返品ルールがありますが、無料で返品することが可能です!
公式サイト:https://www.amazon.co.jp/Prime-Wardrobe-HowTo/b?ie=UTF8&node=5425661051
アシックスの革靴『ランウォーク』の選び方を紹介!
ゴアテックスがおすすめ!
続いてアシックスの革靴のランウォークの選び方を解説します。
ランウォークはラインナップが多数ありすぎて選び方が本当に難しいです。
おすすめの選び方は下記のとおり!
ランウォークおすすめの選び方
- 外羽根
- 靴底の素材
- ゴアテックス
- 足幅(2E・3E)
疲れにくさ優先の仕事用での選び方ですね。
詳しくみていきましょう。
外羽根
外羽根の説明の前に、靴紐タイプを選びましょう。
靴紐は足にしっかりフィットするので、歩いていても足が遊ぶことがありません。
靴の中で足が遊んでしまうと踏ん張ってしまうので、疲れやすい!
靴紐の中でも外羽根の形状を選びましょう。
外羽根とは、紐を外したときに、靴紐を通す穴(ハトメ)があるパーツが開く形状のもの。
外羽根
こんな感じですね。
外羽根の方が足の甲のサイズ調整がしやすい!
会議やデスクワークのときは、緩めることで疲れにくなる等、使用シーンに応じてフィット感を変えることが出来ました。
外羽根はフォーマルの場には向かないと言います。
かなり厳格な場ではおすすめしません。
しかし、近年その風潮もなくなってきました。
余程フォーマルではなければ大丈夫です。
その理由は、下記にて解説しました。
- 靴紐・・・全体的なフィッティング
- モカ・・・靴内部の空間が足に沿った形状
- 外羽根・・・甲が高い人も低い人も合わせやすい
筆者は足が細身なので、2Eでした。
モカの2Eでゴアテックスがなかったので、WR25KLを購入。
ぜひ、参考にしてみてください!
靴底の素材
靴底の素材もランウォークを選ぶポイントでもあります。
靴底の素材で重要なポイントは下記のとおり。
靴底の素材で重要なポイント
- ①軽量性
- ②滑りにくい
- ③すり減りにくい
①の軽量性ですが、革靴において靴底の素材が1番重量に関係します。
重たすぎると、疲れやすいので注意しましょう。
②と③は、安全性や耐久性だけではなく、疲労にも関係します。
滑りやすいと踏ん張ってしまうので余計な力を使うので疲れやすい。
最後に、残念なお知らせなのですが、「滑りにくくてすり減りも少なく、めっちゃ軽い」という靴底はありません。
「軽量 or 滑りにくさ」を選ぶ必要があります。
そこを加味して軽量で滑りにくい下記の製品を選びました。
ものすごい滑りにくい訳ではありません。
しかし、軽量と滑りにくさの割合が良いと思いました。
ゴアテックス
ランウォークのラインナップにはゴアテックスを採用したシリーズがあります。
ゴアテックスは、防水でありながら蒸れにくいという高機能な素材。
通気性が低い靴のデメリットは下記のとおり。
靴内の温度が上昇
- タコ(胼胝)が出来やすい
- 蒸れを感じて疲労感が発生
菌が繁殖しやすい
- 臭う
- 革がカビる
- 耐久性ダウン
通気性の低い靴は、デメリットだらけです。
天候を気にせず履けるゴアテックスのランウォークを選びましょう!
余談ですが、靴の歴史において、通気性に対して初めて真摯に向き合ったメーカーはアシックスです。
アシックスが靴に初めて、ナイロン素材を使用しました。
足幅(2E・3E・4E)
最後に、足幅も選ぶ重要なポイントですのでご案内!
靴の種類にもよりますが、靴のサイズ選びで1番重要なのは、足幅サイズです。
表記のない靴もありますが、基本的には足幅サイズは箱かタグに記載があるでしょう。
- E(1E)・・・細身
- EE(2E)・・・ノーマル(近年、細身向け)
- EEE(3E)・・・幅広め(近年、ノーマル化)
- EEEE(4E)・・・幅広
- F(5E)・・・超幅広
- G(6E)・・・超幅広+
人によっては驚かれたと思いますが、足の幅のノーマル(基準)は、3Eではなく2Eです。
2Eと聞くと足幅サイズという概念を知っている人にとっては、細身と思うでしょう。
日本人は、足幅のサイズを測ったことがないのにも関わらず、自分の足が幅広だと勘違いしているケースがありました。
学生時代に4年間接客していたので分かります。
ちなみに、男性は自分の足のサイズより大きいサイズを好みます。
しかし、足のサイズより大きめを選ぶとあらゆる問題が発生。
- 靴ズレ
- 滑りやすい
- 臭いやすい
- 踏ん張るので、汗をかく
- 脱ぎ履きしやすい
男性は脱ぎ履きのしやすさで選んでしまう傾向にあります。
足と靴の間に空間があると逆に蒸れやすいので、注意しましょう。
男性には本当に慣れないフィット感です。
もし不安でしたら、アシックスのランウォークを販売している直営店やアウトレット、百貨店のお店へいきましょう!
またamazonではプライムワードローブという無料で、返送ラクラクな試着サービスがありますので、試してみてはいかがでしょうか?
アシックスの革靴『ランウォーク』を詳しくレビュー
ここからはアシックスのランウォークWR25KLを詳しくレビューします。
他の品番とは、サイズ感やデザインだけでそこまで機能は変わりませんので、ぜひ参考にしてみてください!
メリットとデメリットは下記のとおり。
- 外羽根
- 滑りにくい
- ゴアテックス
- トラスティック付き
- α-GELで疲れにくい
- ベロの足あたりがよい
- 豊富なバリエーション
- フィッティング性が高い
- カカトでしっかりホールド
- 履き口周りのカバーで靴ズレ防止
- 安くはない
- 靴底のすり減りが心配
メリット8個でデメリット2つ(私見は除く)です。
メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきましょう。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
下記にて3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
ゴアテックスで通気性アップ
ランウォークWR25KLは、ゴアテックスを使用していました。
ゴアテックスは通気性が高く防水効果のある高機能な素材です。
「蒸気は通すけど、水滴は通さない」のがゴアテックスです。
登山靴やマウンテンパーカーなどに採用されていました。
そのため通気性が高いのは、疲労にも関係するので重要です!
カカトでしっかりホールド
ランウォークに限った話ではありませんが、アシックス製品はカカトでしっかりホールドされます。
アシックスは、日本の靴メーカーの中ではしっかりホールド出来ますね!
靴底からカカトの先端まで、曲線を描きながら、足方向へ曲がっています。
この形状により靴が脱げにくくなり、フィッティング性もアップ。
履き口は、薄いクッション入りの革が当てられていました。
これにより靴ズレを防止します。
フィッティング性が高いのは蒸れにくい
フィッティング性が高いと足が靴内で遊ばないので蒸れにくい。
余計に踏ん張って発汗しないためですね。
ベロにすこしだけクッション材?が入っている
足の甲に当たる部分をベロと言います。
このベロの中に薄いクッションがあるように感じました。
切って確認するのは「もったいない」ので出来ませんでした笑
断言出来ずスミマセン。。。
外羽根
ランウォークWR25KLは、外羽根です。
外羽根とは、靴紐を通す部分をハトメというのですが、このハトメのあるパーツが動きやすい形状の靴のこと。
外羽根の特徴は、画像のようにハトメのあるパーツが開きます。
そのため、甲のサイズ調整に優れるので、フィッティング性がアップ!
ただし、フォーマルではありません。
最近では、フォーマルな場でも見かけるようになりましたが、かなり厳格な場では、内羽根をおすすめします!
アッパーまとめ
- メリット:外羽根
- メリット:ゴアテックス
- メリット:ベロの足あたりがよい
- メリット:豊富なバリエーション
- メリット:フィッティング性が高い
- メリット:カカトでしっかりホールド
- メリット:履き口周りのカバーで靴ズレ防止
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションを見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。
α-GEL入り
アシックスのランウォークWR25KLは、α-GELが入っています。
前述のとおり、α-GELはゲル状のクッション素材なのでクッション効果が長続き!
多層構造
α-GELがあることでクッション構造が多層になります。
異素材で多層のクッションは衝撃吸収しやすく疲れにくい!
GEL入りの記載あり
α-GELは見えないので、証明というと変な話ですが靴底にもGELの記載がありました。
トラスティック付き
靴底の中心部にトラスティックという歩行を安定させるパーツがありました。
また、立ち居も安定感がアップするので通勤電車で座れないときも疲れにくい!
クッションまとめ
- メリット:トラスティック付き
- メリット:α-GELで疲れにくい
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくい
ゴアテックスを使用しているので、雨での使用も想定しています。
そのため、靴底は多少滑りにくい素材と形状でした。
すり減りは心配
軽量性も疲れにくさには重要です。
軽量性には靴底の素材が関係するのですが、ランウォークWR25KLは軽量なクッション素材をそのまま靴底にも使用していました。
気になる方は、そちらを選んでみてください!
その代わりに重たくはなります!
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
- デメリット:靴底のすり減りが心配
アシックスの革靴『ランウォーク』の口コミ・レビューをまとめます!
当記事ではアシックスの革靴『ランウォーク』をレビューしました。
アシックスのスポーツシューズの技術が活かされた履きやすい革靴です。
また、詳しくレビューしたWR25KLは、軽量性も考えているので、靴底がすり減りにくいとは言えません。
しかし、他の品番ではすり減りにくいタイプもありました。
それでは簡単に記事をまとめます。
ランウォークWR25KLのメリットは下記のとおり。
- 外羽根
- 滑りにくい
- ゴアテックス
- トラスティック付き
- α-GELで疲れにくい
- ベロの足あたりがよい
- 豊富なバリエーション
- フィッティング性が高い
- カカトでしっかりホールド
- 履き口周りのカバーで靴ズレ防止
デメリットは2つです。
- 安くはない
- 靴底のすり減りが心配
最後までお読みいただきありがとうございました。
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