どーも、靴の仕事して12年以上の松下智博(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、アシックスのナースシューズのナースウォーカー®︎300について解説。
結論から申し上げますと静電対応のナースシューズです。

患者さんに触れるときに、バチッと静電気が発生しにくいです。
その他、精密機械に触れることがある看護師さんにおすすめ!
ホコリなど室内に持ち込みにくくなります。

履き心地はアシックスが開発しているので、間違えありません。
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アシックスのナースウォーカー300SEとは?サイズ感や重量を紹介
ナースウォーカー300は、アシックスが開発したナースシューズです。
アシックスは、世界的なスポーツメーカー。
スポーツの世界大会で見ないことがありません。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥7,480〜(通販による) |
サイズ | 21.5~29.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ推奨 ナースシューズ比較: ウィズ:3E(幅は広め) ※人差し指の一番長い方向け |
カラー展開 | 1色(ホワイト/シルバーのみ) |
動きやすさ | ★★★★★(星5つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 大学病院◎ 個人病院◎ 看護専門学校◎ 看護大学◎ |
アシックスは、ナースシューズを複数ラインナップしています。
ナースウォーカー300SEは、静電対応のナースシューズ。
静電気をため込まずに、外部へ流します。

医療や介護の現場では、精密機械を使用することもあります。
精密機械によっては、ホコリがNGなこともありました。
静電気によってホコリを機械に巻き込むことを防ぎます。

検査表
アシックスは検査表も入っていますので、しっかり検査済みでした。
重量
ナースウォーカー300の重量は、27.5cmで250gです。
とても軽い数値でした。
軽いから優れた靴という訳ではありません。

アシックスは、素材の配合を調整して軽いのに高機能という相反することを実現しています。
競技用スポーツシューズに中には、軽さが決め手なシューズもあるため、素材の配合には強いのでしょう。
ナースウォーカー300SEのサイズ感について
ナースウォーカー300SEのサイズ感は、足の指の長さで変わってきます。
ご自身の足の指の長さで、人差し指が1番長い方は、普段履きスニーカーと同じサイズでOK。
親指が1番長い方は、0.5cm大きめがおすすめ!
普段履きスニーカーとの比較 : 同じサイズ推奨
他ナースシューズとの比較 : 0.5cm大きめ推奨
普段履きスニーカーとは、ナイキやアディダスなどスポーツメーカーです。
アシックスも普段履きスニーカーがメインなのでサイズ感は近いものがありました。
足の幅が広い方は、0.5cm大きめをおすすめします。
アシックスのナースウォーカー300SEのメリットとデメリット解説
ここからは、ナースウォーカー300SEをレビューします。
実際に履いてみて感じたメリットとデメリットは、下記。
- 静電
- マジックテープでフィット
- カカトで足をホールド
- メッシュ素材で蒸れ防止
- 動きやすいクッション
- 滑りにくい靴底
- 足音がしにくい
静電インソールが気になる
上記のメリットとデメリットをパーツ別に解説しました。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能です。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
このパーツが靴のどこに当たるのかを図解しました。
それでは上から順番にアッパーから見ていきます。
アッパー(通気性)
まずは、アッパーについて見ていきましょう。
アッパーは足を包むこむパーツ。
アッパーは、通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
ナースウォーカー300は、通気性とフィッティング性に優れるアッパーでした。
まずはフィッティング性の部分から見ていきます。
マジックテープ
まずマジックテープでしっかりフィットさせられます。
甲のサイズ調整がうまくいきました。
カカト素材でホールド
カカトの素材が足をしっかりホールドしてくれました。
カカトが靴にホールドされることで、フィッティング性が格段にアップします。
メッシュ素材
続いて、通気性について見ていきましょう。
ナースウォーカー300のつま先方面は、メッシュ素材がありました。
面積はそこまで広くはありませんが、通気口があるのとないのとでは、蒸れにくさは雲泥の差。

ですので、メッシュ素材がそこまで広くないのは、むしろ安全性としては高いと言えるでしょう。
アッパーまとめ
- メリット①:静電
- メリット②:マジックテープでフィット
- メリット③:カカトで足をホールド
- メリット④:メッシュ素材で蒸れ防止
クッション(履き心地)
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。
疲れにくさや履き心地、クッション性に関係します。
ナースウォーカー300SEのクッション素材はEVAでした。
EVA素材は、配合によって性能差がでる素材です。
前述のとおり、アシックスは素材の配合について研究していますので、履き心地にすぐれました。

フレックスグルーヴ
クッション部分にポツポツ切れ目があるの分かりますか?
グレーの靴底の合間にありますね。
この切れ目をフレックスグルーヴといい、靴が足の動きに連動しやすくなっています。

静電インソール
静電のため、電気を逃せるインソールを採用していました。
履き心地よく、疲れにくいインソールです。
しかし、電気を逃す部分がすこし擦れて気になりました。
クッションまとめ
- メリット⑤:動きやすいクッション
- デメリット①:静電インソールが気になる
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は地面に接地するパーツ。
滑りにくさや足音の大小に関係します、
靴底にゴム素材メインにした素材を使用していました。
ゴム素材だけの方が滑りにくいのですが、重くなりますし、足音が大きくなります。
アシックスの独自の配合の素材にすることで、滑りにくくて、足音がしにくくなりました。
靴底まとめ
- メリット⑥:滑りにくい靴底
- メリット⑦:足音がしにくい
アシックスのナースウォーカー300SEについてまとめます。
当記事では、ナースウォーカー300SEについて解説しました。
ナースウォーカー300SEは、アシックスが開発したナースシューズ。
静電対応のナースシューズの最高峰でしょう。
履き心地や安全性にすぐれるナースシューズでした。
冬場で静電気が発生してしまい患者さんに迷惑かけても問題なので、しっかり対応したいところ。
ぜひ、静電気でお困りの方は試してみてください。
それでは下記より記事をまとめます。
ナースウォーカー300SEを履いて感じたメリットは、7つありました。
- 静電
- マジックテープでフィット
- カカトで足をホールド
- メッシュ素材で蒸れ防止
- 動きやすいクッション
- 滑りにくい靴底
- 足音がしにくい
デメリットは、1つです。
静電インソールが気になる
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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