どーも、靴の仕事歴12年の松下智博(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ナイキのナースシューズ『AIR ZOOM PULSE』をレビュー。
「ナイキのナースシューズについて知りたい」
「衛生管理のしやすいナースシューズを探している」
「デザイン性の高いおしゃれなナースシューズがほしい」
実際に履いてみて「疲れにくい、カカト踏めるしフィットもする、滑りにくくて足音がしにくい」と大満足でした。
お医者さんにもおすすめします!
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ナイキのナースシューズ『AIR ZOOM PULSE(エアズームパルス)』とは?サイズ感ご案内!
AIR ZOOM PULSE(以降、エアズームパルス)とは、ナイキが開発したナースシューズです。
ナイキは世界ナンバー1のスポーツメーカー。
評価項目 | 詳細 |
価格 | 日本未発売〜(通販による) |
サイズ | 22.0~30.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ推奨 ナースシューズ比較:0.5cm小さめ推奨 ウィズ:3E(幅は広め) |
カラー展開 | 8色 |
動きやすさ | ★★★★★(星5つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 病院・介護施設 |
ついにナイキがワークシューズの世界に参入してきました。
エアズームパルスは、オレゴン健康科学大学ドーレンベッカー小児病院にて、医師や看護師さん向けに開発されたナースシューズ。
オレゴン健康科学大学ドーレンベッカー小児病院では、難病と闘う子ども達が入院する施設です。
ナイキの社会貢献活動の一貫で、今までの入院患者の子ども達がデザインしたスニーカーを発売してきました。
その流れから、ナイキが12時間労働の中で1回も座ることのない看護師さんに着目。
商品開発を始め、生まれたナースシューズがエアズームパルスです。
ナースシューズで「クッション性が長続きするランキング」見たいなのがあったら間違えなくトップです。
しかもダントツでしょうね。
重量・サイズ感
ここからは、重量とサイズ感に、別カラーについて解説します。
まずは、重量から見ていきましょう。
重量
エアズームパルスの重量は、27.5cmで401gでした。
数字だけ見ると重たく感じます。
実際に、エアズームパルスは常にカカトから足を包みこむ感覚でフィッティング性が高い。
軽量してここまで重たいとは驚くほどに、重量感は感じませんでした。
サイズ感
ナイキズームパルスのサイズ感は、普段履きスニーカーと同じサイズでOK。
普段履きスニーカーとは、ナイキやアディダス、アシックス(ワーク除く)のこと。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
ナースシューズ
- アシックス ⇒ 27.5cm
- ミドリ安全 ⇒ 26.5cm
ぜひ、参考にしてみてください。
別カラー
私が購入したカラー以外のエアズームパルスです。
お医者さんにも合いそうなカラーリングもありますね!
ナイキのナースシューズ『AIR ZOOM PULSE(エアズームパルス)』を詳しく解説
ここからは、ナイキのエアズームパルスを詳しくレビューします。
実際に履いてみて感じたメリットとデメリットは下記のとおり。
- 滑りにくい
- 足音がしにくい
- 足あたりがよい
- 屈曲がしやすい
- カカトが踏める
- デザイン性が高い
- 汚れが取れやすい
- クッション性が長続き
- 立ち仕事でも疲れにくい
- フィッティング性が高い
- インソールにエアー付き
- 購入まで時間かかる
- カカトを踏んで歩くと足音が大きい
メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に解説します。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
下記にて3つのパーツを図解しました。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーは、足を包みこむパーツ。
フィッティング性と通気性に関係します。
汚れが取れやすい
アッパー素材には布製の素材がありませんでした。
よって、消毒剤などで拭き取ることで、衛生面を管理しやすい。
ローアーチ気味
甲が低く設計されていると感じました。
ローアーチというのですが、足にしっかりフィットさせることができる構造。
ローアーチのアッパー構造と厚底のインソールで足をサンドするので高いフィッティング性を感じました。
足あたりがよい
足の甲に当たる部分のアッパーに厚みがありました。
フィッティング性が高いので、アッパーにクッション素材がないと足あたりが悪くなるのを防ぐためです。
カカトが踏める
カカト部分を踏むことでサンダルの様に履くことができます。
しかし、常にカカトを踏んで使う用になっている訳ではありません。
フィッティング性が高い
カカト部分を伸ばすと、スニーカー型のナースシューズのように履くことが可能。
この状態で履いてビックリしたのがフィッティング性が高いことでしょう。
そのため、脱げにくい構造です。
カカト踏めるタイプでここまで足にフィットして違和感なくスニーカーとして履けるとは、思いませんでした。
デメリットとしては、カカト踏んで歩くと足音が大きくなりました。
これは仕方のないことですし、カカトを踏んで歩くのは、突発的なタイミングだけにしましょう。
アッパーまとめ
- メリット:足あたりがよい
- メリット:カカトが踏める
- メリット:デザイン性が高い
- メリット:汚れが取れやすい
- メリット:フィッティング性が高い
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションについて解説します。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
クッション材が外面にない
エアズームパルスは、今までのナースシューズにはない構造。
それは世界的にも同じことが言えるようです。
1番すごいと思ったのが、クッション素材が外面に出ていないこと。
靴底は、ゴムなので防水性があるので、軽く洗うことができ、汚れや菌が落としやすいです。
日本のナースシューズによく使用されているEVAという発泡素材では、汚れやすい。
靴底のゴム素材が、巻き上がっているのは、衛生管理のためでしょう。
ゴム素材をたくさん使うことで、重たくなるリスクがあるのにも関わらず、「ナイキがゴムの靴底を巻き上げている」となると衛生面しか理由が見当たりません。
屈曲しやすい
ゴムの巻き上がった靴底のデメリットは、「屈曲しにくい」ということがあります。
エアズームパルスは、屈曲しやすい様に加工されていました。
この加工により足の動きに靴が連動してスムーズに動いてくれます。
また、アッパーを破れにくくする効果もありました。
超超厚底なインソール
超超厚底なインソールが入っています。
ここまで厚いインソールって、足の長さを調整する特殊なインソール以外では初めてみました。
アッパーに浮き出てくる位、厚みがある
ウレタンは、クッション素材がヘタリにくい素材です。
市場にあるナースシューズのほとんどが、EVAという素材をメインにしていますが、EVAはヘタリやすい。
溝があるので厚底でも動きやすい
ヘタるとは、新品のときのクッション性がなくなると考えていただければと!
一般的な厚底のインソールは、足の動きに合わせて動きにくいので、余計に力を使ってしまうことがありました。
エアー付き
ウレタンの厚底のインソールの時点で十分ですが、さらにカカトの後ろにエアーがついていました。
エアーはウレタン以上にヘタリにくい素材。
ナイキのアパレル品のスニーカーでも見たことがありません。
インソールも樹脂状のウレタンとエアーだけなので、液体や菌が染み込まないので、衛生管理しやすい!
クッションまとめ
- メリット:屈曲がしやすい
- メリット:汚れが取れやすい
- メリット:クッション性が長続き
- メリット:立ち仕事でも疲れにくい
- メリット:インソールにエアー付き
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくい
病院の中でもコーティング床の様にツルツルした床ってありますよね?
あのツルツルした床で動き回っても、滑りにくい!
一般的には、滑りにくい靴底はカーペット的な繊維質な床を傷つけやすい。
エアズームパルスは、靴底の形状が、丸みを帯びていて、角があまりありません。
しかし、前述のとおりカカトを踏んで歩くと、足音は大きいのでご注意ください。
屈曲しやすい
細かいポイントですが、靴底の周りにも溝が入っていました。
これにより屈曲しやすくなります。
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
- メリット:足音がしにくい
- メリット:屈曲がしやすい
- メリット:汚れが取れやすい
ナイキのナースシューズ『AIR ZOOM PULSE(エアズームパルス)』のレビューまとめ
当記事では、ナイキのエアズームパルスをレビューしました。
世界ナンバー1スポーツメーカーが開発したナースシューズだけあって高機能。
看護師さんだけではなく、お医者さんにも最適。
アッパーの拭き取りがしやすく、靴底も洗えます。
ぜひ、試して見てください。
それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
エアズームパルスのメリットは下記のとおり。
- 滑りにくい
- 足音がしにくい
- 足あたりがよい
- 屈曲がしやすい
- カカトが踏める
- デザイン性が高い
- 汚れが取れやすい
- クッション性が長続き
- 立ち仕事でも疲れにくい
- フィッティング性が高い
- インソールにエアー付き
デメリットは1つです。
- カカトを踏んで歩くと足音が大きい
最後までお読みいただきありがとうございました。
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