【カゼンのKZN124-50をレビュー】ダイヤル式で通気性の高いナースシューズ

カゼンのナースシューズはおすすめ

どーも、靴の仕事歴12年の松下智博(@Kitchen_sneaker)です。

今回は、カゼンのナースシューズをレビュー。

リョクシン
結論から申し上げますと、ダイヤル式で通気性の高いナースシューズです。

「安いナースシューズがほしい」

「疲れにくいナースシューズを探している」

「脱ぎ履きしやすいナースシューズがほしい」

リョクシン
そんな方におすすめな製品です。

実際に履いてみて「疲れない、安い、サイズ調整しやすい」という感想でした。

安くて通気性の高いナースシューズを探している方におすすめ!

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴12年の松下智博です。靴メーカーの株式会社リゲッタで営業してます。作業靴メーカーと靴の販売店で合計11年仕事しました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線から靴をレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

当ブログはメーカーからの商品提供はなく全て自費でレビューです。本記事には広告はふくまれています。

カゼンKZN124-50とは?重量やサイズ感をレビュー

カゼンKZN124-50とは、カゼンが開発したナースシューズです。

カゼンKZN124-50とは、カゼンが開発したナースシューズ

評価項目詳細
価格¥5,040〜(通販による)
サイズ22.5~29.0cm
サイズ感普段履き比較:0.5cm小さめ推奨
ナースシューズ比較:0.5cm小さめ推奨
ウィズ:3E(幅は広め)
カラー展開1色
動きやすさ★★★★☆(星4つ)
クッション性★★★★☆(星4つ)
耐久性★★★☆☆(星3つ)
おすすめの使用環境病院・介護施設

カゼンは、ユニフォームのメーカーです。

食品やメディカル系のユニフォームを開発しているメーカー。

リョクシン
ドラマの撮影にもよく使用されるサービス用のユニフォームの業界では有名なメーカーです。

ダイヤルが特徴

カゼンKZN124-50は、

ちなみに、ダイヤルとは回すことで足にフィットしたり、緩めたりできるサイズ調整の留め具のこと。

脱ぎ履きしやすく足にフィットできる留め具。

リョクシン
脱ぎ履きの利便性とフィッティング性を両立するのは、難しいと思っていましたが、ダイヤル式で実現できました!

エアー入り

カゼンKZN124-50はエアー入り

カゼンKZN124-50は、カカトにエアーが入っていました。

エアーはクッション効果が長続きしやすいのでオススメです!

リョクシン
ダイヤルとエアーが入って¥5,040は安いですね!

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重量・サイズ感

ここからは、重量とサイズ感をレビュー。

まずは、重量から見ていきましょう。

重量

カゼンKZ124-50ナースシューズの重量は、271g

カゼンKZ124-50の重量は、27.0cmで271gでした。

かなり軽く、レディースサイズの重量ですね。

リョクシン
ただし、靴の良し悪しは重量では決まりません。

重要なのはフィッティング性

靴の良し悪しはフィッティング性で決まる

靴の良し悪しはフィッティング性で決まります。

人の足によって変わるものですが、靴の型次第なところもありました。

リョクシン
筆者は、細身で幅広の足なのですが、合いませんでした。

ただし、ダイヤル式なのでフィットしない訳ではありません。

サイズ感

カゼンKZ124-50のサイズ感は、少し大きめ

カゼンKZ124-50のサイズ感は、すこし大きめ。

ナイキやアディダスなどの普段履きスニーカーと比較しています。

リョクシン
普段履きスニーカーが27.5cmのところ、27.0cmでした。

サイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズをご案内!

筆者の靴ラインナップ

普段履きのスニーカー

  • オールバーズ ⇒ 27.0cm
  • ニューバランス ⇒ 27.5cm
  • アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
  • ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm

革靴

  • リーガル ⇒ 26.5cm
  • テクシーリュクス ⇒ 26.5cm

ナースシューズ

  • アシックス ⇒ 27.5cm
  • ミドリ安全 ⇒ 26.5cm

※足は狭めです。

靴のサイズは、メーカーや業種によって異なります。

ぜひ、毎回選んでみてください!

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カゼンのダイヤル式ナースシューズKZ124-50を詳しくレビュー

ここからはカゼンKZ124-50を詳しくレビュー。

カゼンKZ124-50ナースシューズを詳しく解説します。

メリットデメリットは下記のとおり。

メリット
  1. エアー入り
  2. ダイヤル式
  3. インソール入り
  4. 着地が安定している
  5. つま先から通気できる
  6. メッシュで蒸れにくい
  7. トーアップで動きやすい
  8. カカトでしっかりサポート
デメリット
  1. つま先が保護されない
  • 筆者の足には合わなかった

メリット8個でデメリット1(私見は除く)です。

メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきましょう。

リョクシン
靴は、大きく分けて3つのパーツに分けることが可能です。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

下記にて3つのパーツを図解しました。

靴のパーツの名称を解説

上から順番にアッパーから見ていきましょう。

アッパー(通気性がわかる)

靴のパーツのアッパーの場所について解説

アッパーとは、足を包みこむパーツ。

通気性フィッティング性安全性に関係します。

メッシュ

カゼンKZ124-50はつま先にメッシュ素材を使って蒸れにくい

つま先がメッシュ素材でした。

靴は歩き方の都合上、つま先にメッシュ素材が必要です。

リョクシン
つま先から空気を入れて靴内の空気を循環できました!

つま先が保護はされない

カゼンKZ124-50は、つま先にメッシュ素材を使用しているので通気性が高いものの保護はされない

市場にあるナースシューズの大半は、つま先にメッシュ素材がありません。

理由として針の落下や体液の付着などがあります。

リョクシン
そういった可能性がある現場の方にはおすすめしません。

サイドにもメッシュ素材

サイド部分にもメッシュ素材があって蒸れにくい

アッパーのサイド部分にもメッシュがありました。

通気口が大きく空気を循環しやすいので蒸れにくい!

ダイヤル式

カゼンKZ124-50は、ダイヤル式で脱ぎ履きが楽でフィッティング性が高い

ダイヤル式は安全靴やゴルフシューズでは、有名ですがナースシューズでは見かけません。

女性はとくに、触れる機会がないでしょう。

リョクシン
OPEN側に回すと、フィットが解除され、CLOSE側に回すと足にしっかりフィットします。

1番緩めた状態と締めた状態

カゼンKZ124-50はダイヤルでサイズ調整する

左側が1番緩い状態で右側が1番締めた状態です。

かなりサイズ調整しやすい事が分かりました!

ベロが厚手

カゼンKZ124-50はベロが厚手

足の甲に当たる部分をベロと呼びます。

このベロが厚手でした。

リョクシン
履いたときの足の感触がよく足にしっかりフィットします。

履き口にもクッション入り

カゼンKZ124-50は、履き口にクッションが入っていて足にフィットする

履き口にもクッションが入っていました。

足にしっかりフィットします。

リョクシン
先ほどのベロと同じ!

アッパーまとめ

  • メリット:ダイヤル式
  • メリット:つま先から通気できる
  • メリット:メッシュで蒸れにくい
  • メリット:カカトでしっかりサポート
  • デメリット:つま先が保護されない

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クッション(履き心地がわかる)

靴のパーツのクッションの場所について解説

続いて、クッションを見ていきましょう。

クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。

リョクシン
疲労履き心地に関係します。

厚底

カゼンKZ124-50は厚底で疲れにくい

クッション素材が厚めでした。

厚めのクッション素材の靴を厚底と呼びます。

リョクシン
厚底は、素材にもよりますが、しっかり衝撃を吸収できるので疲れにくい!

エアー入り

カゼンKZ124-50はエアー入り

カカト下のクッションにはエアーが入っていました。

エアー以外のクッション素材と合わせて二層のクッションなので、衝撃をより吸収しやすく疲れにくい!

リョクシン
また、エアーはクッション効果が長続きするもの嬉しいポイントです。

トーアップ

カゼンKZ124-50はトーアップ形状で動きやすい

カゼンKZ124-50は、平置きするとつま先がつり上がっていました。

この形状をトーアップと言います。

リョクシン
つまずき防止や動きやすさに優れる形状。

着地が安定する

カゼンKZ124-50は平置きすると踵側が接地しない形状なので、着地が安定する

カゼンKZ124-50は、平置きするとカカトが接地しません。

これは、着地するときに面で着地できるので、滑りにくい効果がありました!

インソール入り

カゼンKZ124-50はインソール入り

カゼンKZ124-50にはインソールが入っていました。

カゼンKZ124-50のインソールの裏面

通気口はないインソールです。

カゼンKZ124-50のインソールには、衝撃吸収材がある

カカト下にクッション材がありました。

安い製品の割りには良いインソールです。

カゼンKZ124-50のインソールの薄い部分は、4.37mm

インソールで1番薄い部分は、4.37mm。

カゼンKZ124-50のインソールの薄い部分は、6.83mm

インソールで1番厚みのある部分は、6.83mm。

一般的な市販のインソールを入れてもサイズ感はそこまで変わらないでしょう。

リョクシン
安い靴のインソールは、紙みたいな製品ばかりですが、カゼンKZ124-50は違いました!

クッションまとめ

  • メリット:エアー入り
  • メリット:インソール入り
  • メリット:着地が安定している
  • メリット:トーアップで動きやすい

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靴底(滑りにくさがわかる)

靴のパーツの靴底の場所について解説

最後に、靴底について見ていきましょう。

靴底は、地面に接地するパーツ。

リョクシン
滑りにくさに関係します。

軽さ重視の靴底

カゼンKZ124-50は軽さ重視の靴底

カゼンKZ124-50は軽さ重視の靴底でした。

グレー色の部分だけ滑りにくい素材です。

リョクシン
その他の白い部分は、EVAという発泡素材でクッションと同じ素材でした。

EVAは軽量性のある素材です。

着地が安定する

カゼンKZ124-50は、カカトに滑りにくい素材が最低限ある

滑りにくい素材がカカトにありました。

またすり減りにくい素材でもあります。

リョクシン
負荷がかかる場所なので、すり減りや滑りにも関係するので大事なポイント!

踏み出しが安定する

カゼンKZ124-50は、つま先に滑りにくい素材がある

歩行の際に、つま先で最後に蹴り出して前に進みます。

この蹴り出す際にも滑りにくい素材があると歩行が安定するもの。

リョクシン
カゼンKZ124-50はつま先に滑りにくくてすり減りにくい素材が使用されていました。

足音がしにくい

カゼンKZ124-50は足音がしにくい

足音がしにくい素材と形状の靴底でした。

靴底に角ばった場所が少なくフラットな形状です。

リョクシン
地面との衝撃を緩和できるので、足音が抑えられるということ!

入院施設があり夜勤がある現場の方は足音もナースシューズ選びのポイントにしてみてください。

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カゼンのダイヤル式ナースシューズのKZ124-50の口コミ・レビューをまとめます!

当記事では、カゼンKZ124-50をレビューしました。

カゼンは、食品やメディカルなどサービスユニフォームのメーカー。

リョクシン
ナースシューズも多数ラインナップしています。

カゼンKZ124-50は、その中でもダイヤル式で脱ぎ履きしやすい製品。

またエアー入りで疲れにくく軽いメリットもありました。

リョクシン
しかも安いので、コスパ重視の方におすすめします!

つま先がメッシュなので針の落下や汚れる方は注意してください!

それでは、カゼンKZ124-50のレビューをまとめます。

リョクシン
カゼンKZ124-50のメリットは下記のとおり。
メリット
  1. エアー入り
  2. ダイヤル式
  3. インソール入り
  4. 着地が安定している
  5. つま先から通気できる
  6. メッシュで蒸れにくい
  7. トーアップで動きやすい
  8. カカトでしっかりサポート

デメリットは1つです。

デメリット
  1. つま先が保護されない
  • 筆者の足には合わなかった

最後までお読みいただきありがとうございました。

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