リョクシン
今回は、アシックスのナースシューズのナースウォーカー201についてレビューしました。
結論から申し上げますと幅広で滑りにくいナースシューズです。
「足の幅が広くて困っている」
「ナースシューズを履くと指が痛い」
「蒸れにくいナースシューズがほしい」
「動きやすいナースシューズを探している」
そんな方におすすめする製品です。

足の幅が広い方に特におすすめします。
タップできる目次
アシックスのナースウォーカー201とは?サイズ感を紹介
ナースウォーカー®︎201とは、アシックスが開発したナースシューズです。
アシックスは、日本初の世界的スポーツメーカー。
スポーツ競技の各種世界大会で見ないことがありません。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥6,820〜(通販による) |
サイズ | 21.5~29.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ推奨 ナースシューズ比較: ※幅がせまい方は別の製品を推奨 |
カラー展開 | 1色(ライトグレー/白) |
動きやすさ | ★★★★★(星5つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 大学病院◎ 個人病院◎ 看護専門学校◎ 看護大学◎ |
そんなアシックスの開発したナースシューズがナースウォーカー®︎201です。
ナースウォーカー201は、幅広の方におすすめ。
また、夕方以降に足が浮腫んで広くなってしまう方にも良いでしょう。
リョクシン
靴ヒモのタイプで、足にフィットしやすい特徴があります。
靴ヒモは、ほどけて転倒する可能性がある他、脱ぎ履きもしにくいデメリットもありました。
そのため、ご自身の病院内でのお仕事内容で「脱ぎ履きがあるかどうか」考えて見てください。
リョクシン
普通は、足と靴のフィッティングが合わないとストレスを感じるものでしょう。
製品によっては、履いていられません。
ナースウォーカー201のサイズ感
ナースウォーカー201を履いたサイズ感は、幅(ウィズ)が広いです。
通常の幅(ウィズ)が2Eなのですが、3Eという幅の広さでした。
Eが増えるたびに、ウィズが広がるイメージ。
※ワイズとも呼ばれています。
普段履きスニーカーとの比較 : 同じサイズ推奨
他ナースシューズとの比較 : 0.5cm大きめ推奨
普段履きスニーカーとは、ナイキやプーマ、アディダスなど。
幅が広くてアッパーが柔らかいので、本当に幅が広い方におすすめです。
足が浮腫みやすい方にも、最適ですね。
アシックスのナースウォーカー201のメリットとデメリット解説
ここからは、アシックスのナースウォーカー201をレビューします。
ナースウォーカー201を履いて感じたメリットとデメリットは下記。
- 指が変形しにくい
- 足の幅が広い
- すこし蒸れにくい
- カカトでしっかりフィット
- 靴ヒモでフィッティング性アップ
- インソールが疲れにくい
- 動きやすいクッション形状
- クッションと靴底が連動しやすい
- 滑りにくい
- ものすごい蒸れにくいわけじゃない
- 靴ヒモで脱ぎ履きが大変
メリットとデメリットをパーツ別に解説していきます。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが靴のどこに当たるかを図解しました。
それではアシックスのナースウォーカー201をパーツ別に見ていきましょう。
アッパー(通気性)
まずは、アッパーについて見ていきましょう。
アッパーは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性が求められます。
ナースウォーカー201のアッパーは、通気性やフィッティング性に優れていました。
まず、通気性について見ていきましょう。
靴内から撮影しました。
外側が見えるくらいのメッシュ素材を使用しています。

靴ヒモでしっかりフィッティング
アシックスのナースシューズで唯一の靴ヒモでした。
靴ヒモは、フィッティング性を高める上で、一番よいです。
しかし、脱ぎ履きの多い病院の方にはおすすめしません。

親指にやさしい形状
親指にやさしい形状です。
靴の頂点が親指サイドによっていました。
これにより親指が中指側に変形することを防いでくれます。

カカトでホールド
アッパーのカカトを形成する素材が、足にしっかりフィットします。
靴下やカカト部分が、破れてしまう方は、靴と足がフィットしていない証拠。
該当する方は、アシックスのナースシューズを履いて見てください。

アッパーまとめ
- メリット①:指が変形しにくい
- メリット②:足の幅が広い
- メリット③:すこし蒸れにくい
- メリット④:カカトでしっかりフィット
- メリット⑤:靴ヒモでフィッティング性アップ
- デメリット①:ものすごい蒸れにくいわけじゃない
- デメリット②:靴ヒモで脱ぎ履きが大変
安全性の観点からつま先に通気口がありません。
靴の通気性は、つま先から空気を通すことが基本。

クッション(履き心地)
続いて、クッションについて解説します。
クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。
疲れにくさやクッション性、履き心地に関係します。
ナースウォーカー201のクッションの厚みはそこまで厚くありません。
多少の立ち仕事と動きやすさがメインのクッション構造だと感じました。
クッション性が長続き
ナースウォーカー201のクッション素材は、EVA素材を使用。
クッション性が長続きすると感じました。
クッション性が長続きするEVAは、履き心地が硬くなるイメージがあります。

厚みのあるしっかりとしたインソールが入っています。
市販のインソールと取り替えも可能ですが、このインソールがそもそも良い感じ。
インソールの良さは、平面に置くとわかりました。
インソールが波を打っているのがわかります。
この波が足の機能をサポートしてくれるので疲れにくい。
フレックスグルーヴ
クッション素材のつま先方面をアップで撮影した画像です。
ポツポツと切れ目があるのわかりますか?
この切れ目が、足の動きと靴の動きを連動させやすくしてくれます。
靴底の形状ともリンクしていて、より動きやすさを実感します。
ウォーキングシューズにはない感じ。
看護師さんの前後左右の細かい動きに対応した形状だと感じました。
クッションまとめ
- メリット⑥:インソールが疲れにくい
- メリット⑦:動きやすいクッション形状
- メリット⑧:クッションと靴底が連動しやすい
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさに大きく関係します。
ナースウォーカー201は、滑りにくいゴム素材がついていました。
グレー色の部分が、ゴム素材です。
ゴムは、滑りにくい代わりに重量が増してしまいまうデメリットがありました。
白い部分は、クッションのEVA素材で、軽量です。
ゴム素材が歩行で接地する部分のみに限定されていました。
これにより「滑りにくい」と「軽い」という機能を両立しています。
靴底まとめ
- メリット⑨:滑りにくい
ナースウォーカー201のレビューをまとめます。
当記事では、ナースウォーカー201について解説しました。
ナースウォーカー201は、アシックスが開発したナースシューズです。
アシックスは、ナースシューズをいくつか発売していますが、唯一の靴ヒモ式。
靴ヒモは一番足にフィットさせやすい。
普段フィッティングでお困りの方におすすめします。
脱ぎ履きが多い病院でなければ大活躍でしょう。
それでは、記事を簡単にまとめます。
アシックスのナースウォーカー201を履いて感じたメリットは9つありました。
- 指が変形しにくい
- 足の幅が広い
- すこし蒸れにくい
- カカトでしっかりフィット
- 靴ヒモでフィッティング性アップ
- インソールが疲れにくい
- 動きやすいクッション形状
- クッションと靴底が連動しやすい
- 滑りにくい
デメリットは、2つです。
- ものすごい蒸れにくいわけじゃない
- 靴ヒモで脱ぎ履きが大変
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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