どーも、スポーツシューフィッターで卓球歴6年の松下智博です。
今回は、卓球シューズの中でもバタフライの『レゾライン リフォネス』をレビュー。
「世界ランカーが履いている卓球シューズを選びたい」
「フットワークを手助けする卓球シューズを探してる」
「通気性とフィット感を兼ね備えた卓球シューズがほしい」
とにかくハイスペックでちょっとズルい卓球シューズです!
バタフライの卓球シューズ『レゾライン リフォネス』をレビュー
レゾラインリフォネスはバラフライの卓球シューズの中でも1番ハイスペックモデル。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥13,200(定価) 〜 |
サイズ | 幅広 男女兼用:22.5 〜 30.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ |
動作性 | ★★★★★(星5つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) (コート競技シューズの比較) |
フィッティング性 | ★★★☆☆(星3つ) |
対応エリア | 前陣◎ 中陣◎ 後陣◎ ダブルス◎ |
バタフライは日本発の世界的な卓球用品メーカーです。
卓球シューズはもちろんのことラバーやラケット、ユニフォームまで卓球用品であればすべてラインナップ。
カラーバリーエーション
レゾラインレフォネスのカラーバリエーションは4色です。
どれもオシャレな感じ!
重量・サイズ感
ここからはレゾラインリフォネスの重量とサイズ感を見ていきます。
まずは重量ですが、26.5cmで245gでした。
サイズ感
レゾラインリフォネスのサイズ感は普段履きスニーカーと同じでした。
普段履きスニーカーとはコンバースやスタンスミスなどのこと。
実は、スポーツシューズの正しいサイズ選びは普段履きスニーカーとは異なります。
筆者も普段履きスニーカーより0.5cm小さめがベストサイズの可能性が十分にありました。
しかし、いきなりベストサイズは足にフィットしすぎ違和感があるでしょう。
そこで当ブログでは普段履きスニーカーと同じサイズをおすすめしています。
次回、卓球シューズを購入する際には0.5cm小さいサイズも検討してみてください。
もし、痛みがなく強い締めつけ程度であればそれが本来のサイズ感です。
メリット・デメリット
ここからはレゾラインリフォネスのメリットとデメリットを見ていきましょう。
- 滑りにくい
- フットワークがしやすい
- シューズの中で足がブレにくい
- 卓球歴1年未満の方には×
それぞれ詳しく見ていきましょう。
滑りにくい
レゾラインリフォネスは滑りにくいアウトソールでした。
アウトソールとは、画像の黄色い部分のことで床と接地するパーツのこと。
小さいバタフライのロゴマークは主にサイドステップや斜め方向への滑りに対応しています。
親指あたりの波状のアウトソールはタテ方向への滑りに対応。
カカト側ですが、カカトの先端側の角ばった波状のソールは前後のフットワークで滑りにくい形状!
NON MARKINGと記載のある大きな溝(みぞ)は先ほどのつま先部分にもありました。
フットワークしやすい
レゾラインリフォネスはフットワークしやすいというメリットがあります。
まずサイドステップがしやすいのですが、アウトソールが上側まではみ出していますね!(巻き上げソール)
カカト側にも巻き上げソールがありました。
つま先の先端まで巻き上げソールになっています。
レゾラインリフォネスは平置きするとつま先が接地していないことがわかります。
この形状をトーアップといい、次の一歩が出しやすいため、前後へのフットワークで活躍!
カカトの先端も接地していません。
これは着地の安定や中陣後陣へ下がるフットワークで有効です。
レゾラインリフォネスのクッション素材は反発力のある素材でした。
跳ねる感覚があり自分の思っていた以上に、動けるのでパフォーマンスに大きくプラスになります。
シューズの中で足がブレにくい
レゾラインリフォネスを履いて、プレー中でもシューズの中で足がブレにくいメリットを感じました。
そのポイントを解説します。
まずレゾラインリフォネスは靴紐でした。
靴紐はシューズのサイズ調整の留め具の中で<b>1番フィッティング性を高めやすい</b>メリットがあります。
足の甲にあたる部分をベロというのですが、レゾラインリフォネスはベロに厚みがありました。
ベロに厚みがあると靴紐をきつく締めても足の甲が痛くなりにくい!
ベロの片側が糸で縫われており固定されていました。
ベロを固定することより、足がブレにくくなりますね!
もう一方のベロは固定されていません。
両方糸で縫って固定してしまうと、フィッティング性が低下するためでしょう。
足を入れる履き口(はきぐち)にも厚みがありこちらもベロと同様に多くの方に合わせやすくなります。
またカカト幅が狭いため、足をしっかりホールドできました。
カカトの頂点はつま先方向へ曲がっており、脱げにくい形状です。
レゾラインリフォネスは、プレー中はもちろんのこと継続的に使っていてもサイズ感が変わりにくい工夫がありました。
メッシュ素材を剥き出しにせず、うすい樹脂コーティングをしています。
メッシュやニットは繊維がほどけたり破れることでサイズ感やフィッティング性が変化することがありました。
卓球歴1年未満には向かない
最後にレゾラインリフォネスのデメリットを見ていきましょう。
レゾラインリフォネスは跳ねるような反発力を感じたのですが、あまり卓球歴の少ない方が履くと不安定に感じてしまう可能性があると感じました。
1年以上の卓球経験がある方は問題ないでしょう。
確かにレゾラインリフォネスは反発力がありますが、滑りにくさなど安定感を高める機能があります。
バタフライの卓球シューズ『レゾライン リフォネス』のレビューのまとめ
当記事ではバタフライの卓球シューズ『レゾライン リフォネス』をレビューしました。
レゾラインリフォネスは、バタフライの卓球シューズの中で最もハイスペックです。
それでは下記より簡単に記事をまとめます。
レゾラインリフォネスのメリットは下記のとおり。
- 滑りにくい
- フットワークがしやすい
- シューズの中で足がブレにくい
デメリットは1つです。
- 卓球歴1年未満の方には×
最後までお読みいただきありがとうございました。
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