どーも、スポーツシューフィッターのスポクツです。
今回は、アシックス『アタックドミネイトFF2』をレビュー。
「高品質な卓球シューズが欲しい」
「連続でドライブ攻撃することがある」
「カットマンとの対戦でドライブが連続で打つのが苦手」
実際に履いてみて「スイングで振られにくい、前陣への戻りが早い、動作性が高い」と大満足でした。
ドライブ攻撃後に体勢が崩れやすい方におすすめします。
タップできる目次
アシックス『アタックドミネイトFF2』を徹底レビュー!口コミやサイズ感を紹介!
アタックドミネイトFF2はアシックスが開発した卓球シューズ。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥15,400(定価) 〜 ¥8,915 (色や在庫状況により変動) |
サイズ | 22.5 〜 28.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ |
動作性 | ★★★★★(星5つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) (コート競技シューズの比較) |
フィッティング性 | ★★★★☆(星4つ) |
対応エリア | 前陣◎ 中陣◎ 後陣◎ ダブルス◎ |
アシックスは日本発の世界的スポーツメーカーです。
アシックスは卓球シューズを多数ラインナップしていますが、アタックドミネイトFF2はその中でもオールラウンダー向けの卓球シューズ。
カラーバリエーション
アタックドミネイトFF2のカラーバリエーションは4色です。
個人的には「ホワイト/エレクトニックブルー」と「アシックスブルー/ピュアシルバー」がおすすめ!
サイズ感・重量
ここからはアタックドミネイトFF2のサイズ感と重量をみていきましょう。
まずは重量からみていきますが、28.0cmで277gでした。
アタックドミネイトFF2の開発コンセプトは速攻をする方向けのため、軽量性を求めたとのこと。
スポーツシューズは軽ければ軽いほど良いのですが、軽さよりも重要なのはフィッティング性です。
アシックス製品のフィッティング性はすべて問題ありません
しかし、すべての卓球シューズがフィッティング性が高い訳ではないのでご注意ください!
サイズ感
アタックドミネイトFF2のサイズ感は普段履きスニーカーと同じ!
普段履きスニーカーとは、コンバースのオールスターやアディダスのスタンスミスみたいな靴のこと。
上記のサイズは「取り掛かりとしてのサイズ感」です。
スポーツシューズはフィッティング性が生命線。
しかし、本来の正しいサイズ感の靴を履くと違和感が確実に発生するでしょう。
アタックドミネイトFF2の筆者の本来のサイズは27.0cmです。
始めは普段履きと同じサイズを購入し次回は同じ製品で0.5cm下げて履いてみてください。
もしそれで足が痛くないのであれば、それが本来のサイズ感になります。
フィッティング性
フィッティング性:★★★★☆
ここからはアタックドミネイトFF2のフィッティング性について見ていきましょう。
前述のとおり、スポーツシューズにおいてフィッティング性が1番大事です。
ローアーチ
アタックドミネイトFF2はローアーチという甲が低い形状。
「甲が高い人には合わない」という構造ではなくフィッティング性を高めるための構造です。
靴紐
甲が高い方でも安心なポイントは、サイズ調整は靴紐で行うこと。
靴紐は甲のサイズ調整に優れています。
カカトでホールド
アタックドミネイトFF2はカカトでしっかりホールドできました。
カカト幅が適度にせまい事に加えて、カカトを形成する素材が良いです。
アタックドミネイトFF2のカカトの頂点が足側へカーブしているのがわかります。
この形状にする事で脱げにくくプレー中もブレにくい効果がありました。
カップインソール
アタックドミネイトFF2はカップインソール仕様でした。
カップインソールとは、端(はじ)がカップのように曲がっているインソールのこと。
クッション・動作性
動作性:★★★★★
クッション性:★★★★★
ここからはアタックドミネイトFF2の動作性とクッション性について見ていきましょう。
まずは動作性です。
動作性はアウトソールを見るとわかります。
前足部(甲〜つま先)のアウトソールですが、中央から風車のような形状になっています。
これはドライブ攻撃の際の重心移動の際にしっかりグリップできるような構造。
カットマンを相手する場合にもおすすめ!
またラリーが続くラージボール用のシューズとしても推奨できますね。
アウトソールの真ん中のグレーの部分(N字状)ですが、EVAという発泡素材を使用していました。
EVAの中でもハード目の配合にしていて、細かい動作でも安定するような効果を狙っています。
トーアップ
アタックドミネイトFF2はトーアップというつま先がつり上がった形状でした。
後陣から前陣へ振られたときや前陣でのサイドステップで有効です。
どのくらいトーアップされているかは他の卓球シューズと比較するとわかります。
左が初心者用の卓球シューズですが、明らかにつま先がつり上がっていますね!
サイドステップしやすい
トーアップは前後への動きがメインですが、サイドステップもしやすい構造もありました。
それが上部の赤丸してある部分のこと。
クッション性
最後にアタックドミネイトFF2のクッション性について見ていきます。
屋内競技のため高いクッション性は不要ですが、適度には必要なので見ていきましょう。
インソール入り
前述のとおり、アタックドミネイトFF2はカップインソールが入っていました。
インソールは厚みがあって疲れにくい印象です。
裏面を見ると通気口がありました。
通気口があることで多少蒸れにくいのと軽量性が高まります。
FlyteFoam使用
アシックスの独自クッション素材である『FlyteFoam』を使用。
FlyteFoamは超軽量でクッション性があり動作性もある高機能素材です。
デメリット
ここからはアタックドミネイトFF2のデメリットについて見ていきましょう。
機能的なデメリットは特にないと思います。
よって「価格が高い」と思った方や初心者の方はアタックハイパービートSP3がおすすめです。
アシックスの卓球シューズの中でも安価品で初心者向け!
⇒【アタックハイパービートSP3の口コミ・レビュー】初心者向けの安価なアシックスの卓球シューズ
アシックス『アタックドミネイトFF2』の口コミやサイズ感のレビューをまとめます!
当記事ではアシックスのアタックドミネイトFF2をレビューしました。
アタックドミネイトFF2はアシックスの複数ある卓球シューズの中でも連続攻撃しやすくオールランダー向けの製品。
それでは下記より簡単に記事をまとめます。
評価
- 動作性:★★★★★
- クッション性:★★★★★
- フィッティング性:★★★★☆
最後までお読みいただきありがとうございました。
下記の関連記事もぜひ見てみてください!
「他のアシックスの卓球シューズを見たい」
そんな方に向けてアシックス製品をすべて紹介しました。