どーも、スポーツシューフィッターのスポクツです。
今回は、ウエーブドライブNEO2とELをレビュー。
「軽い卓球シューズがほしい」
「フットワークしやすい卓球シューズを探している」
「ミズノの中でもハイスペックな卓球シューズについて知りたい」
実際に履いてみて「フィッティング性が高い、軽い、フットワークしやすい」と大満足でした。
試合に出る方や卓球歴の長い方にもおすすめします。
商品名 | 価格 | サイズ | 幅(ワイズ) | 色展開 | 特徴 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ウエーブドライブ NEO2 | ¥14,300(定価) 〜 ¥8,417 | 21.0〜 29.0cm | 2E | 2色 | 素足感覚 卓球歴5年以上の上級者向け | |
ウエーブドライブ EL | ¥13,200(定価) 〜 ¥10,561 | 22.0〜 29.0cm | 2E | 3色 | 最軽量 卓球歴3年以上の中級者以上向け |
↑商品名をタップすると商品紹介までジャンプします。
タップできる目次
ウエーブドライブNEO2をレビュー!素足感覚の卓球シューズ!
ウエーブドライブNEO2はミズノが開発した卓球シューズ。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥14,300(定価) 〜 ¥8,417 (在庫状況により変動) |
サイズ | 男女兼用:21.0 〜 29.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ |
動作性 | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) (コート競技シューズの比較) |
フィッティング性 | ★★★★☆(星4つ) |
対応エリア | 前陣◎ 中陣◎ 後陣◎ ダブルス◎ |
ミズノは日本を代表する世界的スポーツメーカー。
多くの卓球選手がシューズの契約をしていますね!
ミズノの中でもハイスペック
ミズノの卓球シューズの中でもウエーブドライブNEO2はハイスペック品。
多くの機能が集約されていますが、初心者にはおすすめしません。
重量・サイズ感
ここからはウエーブドライブNEO2の重量とサイズ感を見ていきましょう。
まずは重量ですが、ウエーブドライブNEO2は27.5cmで271gでした。
スポーツシューズは軽量性が重要です。
ただし、軽量性と同時にフィッティング性も大事!
フィッティング性が高く軽量性が高い卓球シューズを選びましょう。
サイズ感
ウエーブドライブNEO2のサイズ感は普段履きスニーカーと同じでOK。
普段履きスニーカーとはナイキのエアフォースやコンバースなどのこと。
フィッティング性
フィッティング性:★★★★☆
ここからはウエーブドライブNEO2のフィッティング性について見ていきましょう!
フィッティング性はスポーツシューズ選びで1番重要な指標です。
ミズノの中でも1番フィッティング性が高い
ウエーブドライブNEO2はミズノの卓球シューズの中でも1番フィッティング性が高いと言えるでしょう。
素足感覚がメイン機能の製品はすべてフィッティング性が高いと言えます。
ブーティー構造
フィッティング性を高めるには、靴と足との隙間を埋める必要があります。
その隙間を埋めるため、ウエーブドライブNEO2はアッパーの裏側にクッションを多めに採用(ブーティー構造)。
ウエーブドライブNEO2は履き口が小さめでした。
履き口とは足を入れる部分のこと。
靴紐でフィッティング
ウエーブドライブNEO2は靴紐でサイズ調整します。
靴紐の中でも平べったい形状の平紐。
フィッティング性が崩れにくい素材
卓球は複雑な細かいステップや急発進・急停止をするスポーツです。
そのためランニングシューズのような通気性に特化したニットやメッシュ素材を採用してしまうとプレー中にフィッティングがズレてしまう可能性がありました。
クッション・動作性
クッション性:★★★★☆
ここからはウエーブドライブNEO2のクッション性・動作性について見ていきましょう!
まずはクッション性です。
クッション素材はソフト素材の『U4ICX』というミズノ独自素材を採用。
床をとらえる感触を足へ伝達できるので素足感覚でプレーができます!
インソール入り
ウエーブドライブNEO2はインソール入り。
インソールもクッション性が長続きしそうな配合の素材でした。
インソールには通気口があり蒸れにくい工夫がありました。
またインソールの形状は土踏まずをサポートしており、凹凸(おうとつ)があるのがわかります。
インソールの厚みはつま先で約4.21mm。
1番厚みのある場所で約6.68mmでした。
意外と厚めですが、そもそも素足感覚が特長の製品なのでフットワークには影響ありません。
POWNCE(パウンス)
パウンスというクッション性と反発力、軽量性に優れた素材を使用していました。
クッション性だけではなく、動作性にも関係しますね!
動作性
動作性:★★★★☆
続いて、ウエーブドライブNEO2の動作性について見ていきましょう!
動作性は床に接地するパーツのアウトソールやアウトソールの上にあるミッドソール(クッション素材)の形状が大きく関係します。
XG(エクストラグレードラバー)
ウエーブドライブNEO2はXGラバーを採用。
XGラバーとは、滑りにくくすり減りにくい素材なので卓球における細かいフットワークを支えます。
ちなみに、ウエーブドライブNEO2のアウトソールはノンマーキングでした。
体育館などの清掃関係や管理の方はアウトソールの色がアメ色以外のシューズに対して良い印象がありません。
ウエーブドライブELをレビュー!最軽量の卓球シューズ!
ウエーブドライブELはミズノが開発した卓球シューズ!
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥13,200(定価) 〜 ¥10,561 (在庫状況により変動) |
サイズ | 2E 男女兼用:22.0 〜 29.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ |
動作性 | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) (コート競技シューズの比較) |
フィッティング性 | ★★★☆☆(星3つ) |
対応エリア | 前陣◎ 中陣◎ 後陣◎ ダブルス◎ |
ミズノの卓球シューズの中でも最軽量が特長のモデル。
細かいステップを踏む前陣型の他、カットマンやロビングする方にもおすすめします。
カラーバリエーション
ウエーブドライブELのカラーバリエーションは3色。
どれもシンプルでかっこいいですね!
重量・サイズ感
ここからはウエーブドライブELの重量とサイズ感をみていきましょう。
まずは重量ですが、27.0cmで243gでした。
軽量性はスポーツシューズにとって重要な指標。
ただし、いくら軽くてもフィッティング性が悪ければ意味がありません。
靴の重さだけで卓球シューズを選ぶのは止めましょう!
サイズ感
ウエーブドライブELのサイズ感は大きめ。
コンバースなどの普段履きと比較しています。
足の甲にあたるベロのパーツが薄手なので、割と小さめに感じました。
ミズノの卓球シューズの中でも大きめの設計です。
フィッティング性
ここからはウエーブドライブELのフィッティング性について見ていきましょう。
フィッティング性は卓球シューズにとって1番大事なポイント!
ローアーチ
ウエーブドライブELは甲が低めに設定されたローアーチ形状。
靴紐なので甲が高い方でも問題ありません。
柔らかい素材を使用していない
ウエーブドライブELはつま先の素材に柔らかい素材を使用していません。
ランニングシューズのようにメッシュ素材を多用しますと卓球シューズはサイドステップをした際にフィット感がズレてしまうため。
カカト幅は広め
ウエーブドライブELはカカト幅が広めでした。
筆者は足が全体的に細めのせいか足にはあいません。
足幅(ウィズ・ワイズ)のサイズ感が合っていても、カカト幅が合わないと前方にズレるため意味がありません。
卓球シューズを選ぶ際にはカカト幅も選ぶポイントにしましょう。
ウエーブドライブELのカカト形状はつま先方向へ曲がっているの分かりますか?
この曲線がある靴は脱げにくいため。
動作性・クッション性
ここからはウエーブドライブELのクッション性と動作性について見ていきましょう。
まずはクッション性から見ていきます。
カットマンは重要ですが、とはいえクッション性が高すぎるとフットワークがしにくいデメリットがあります。
よっていかにフットワークのしやすさとクッション性の高さをうまく両立するかが大事でしょう。
Pownce
ウエーブドライブELにはPownce(パウンス)というクッション素材が使用されていました。
ミズノ独自のクッション素材で反発力がありフットワークがしやすい素材です。
MIZUNO WAVE
MZUNO WAVEは波状のクッション構造。
波状のプレートを挟むことで衝撃吸収やフットワークの安定性につながります。
インソール入り
ウエーブドライブELはインソールが入っていてクッション性がありました。
また足と靴の隙間を減らすカップインソールという形状のため、フィッティング性も高めます。
インソールの裏面を見ると通気口があるのが分かります。
床に接地するアウトソールにも通気口がありました。
インソールの通気口と連動していますので通気性が高まります。
動作性
続いて動作性について見ていきましょう。
動作性とはフットワークのしやすさや滑りにくさが関係します。
動作性は床と接地するアウトソールというパーツに関係。
XGラバー
XG(エックスグレード)ラバーを採用。
XGラバーは滑りにくく、すり減りにくい耐久性があります。
ひし形のアウトソールがタテヨコでも滑りにくい!
サイドステップに加えて、前後の動作にも対応できます。
デメリット
ウエーブドライブELのデメリットも解説します。
ウエーブドライブELのデメリットはベロ(赤丸の部分)がかなり薄手で甲へのフィッティング性が低く感じました。
ウエーブドライブELのサイズ感が大きく感じたのは、ここが原因だと思いました。
細めでフィッティング性の高い木型(ラスト)であれば良いのですが、割とゆったり目。
足が全体的に大きめな方であれば問題はなさそうですが、筆者のような細身の足の人は合わない可能性が高いです。
ウエーブドライブNEO2とELのレビューをまとめます!
当記事ではウエーブドライブNEO2とELをレビューしました。
ウエーブドライブNEO2は素足感覚が特長で、ウエーブドライブELはミズノの卓球シューズの中でも最軽量の製品。
それでは下記より簡単にウエーブドライブNEO2とELのレビューをまとめます。
ウエーブドライブNEO2の評価は下記のとおり!
評価
- 動作性:★★★★☆
- クッション性:★★★★☆
- フィッティング性:★★★★☆
ウエーブドライブELの評価は下記でした。
評価
- 動作性:★★★★☆
- クッション性:★★★★☆
- フィッティング性:★★★☆☆
最後までお読みいただきありがとうございました。
下記の関連記事もよろしくお願いします。
「他のミズノの卓球シューズを見てみたい」
そんな方に向けてミズノの卓球シューズをレビューしました。