どーも、靴の仕事歴12年の松下智博(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ミドリ安全のナースシューズのメディカルエレパスCSS-10Siについてレビュー。

「脱ぎ履きが多い現場で働いている」
「ナースシューズの足音が気になる」
「脱ぎ履き多いけど、フィットするナースシューズがほしい」

静電気の発生しにくい機能や通気性に優れる構造でもありました。
ぜひ、参考にしてみてください。
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メディカルエレパスCSS-10Siとは?サイズ感と重量をご案内
メディカルエレパスCSS-10Siとは、ミドリ安全が開発したナースシューズ。
ミドリ安全は、ナースシューズのみならず医療現場には欠かせないメーカーです。
ナースシューズではおそらくラインナップ数でトップではないかと。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥4,290〜(通販による) |
サイズ | 21.5~25.5cm |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ推奨 ナースシューズ比較:0.5cm小さめ推奨 ウィズ:3E(幅は広め) |
カラー展開 | 2色(ホワイト・ピンク) |
動きやすさ | ★★★☆☆(星3つ) |
クッション性 | ★★★☆☆(星3つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 大学病院◎ 個人病院◎ 看護専門学校◎ 看護大学◎ |
ミドリ安全は、ナースシューズを「ケアセーフティ」と「メディカルエレパス」の2ブランド展開。
メディカルエレパスは、カラダに電気を溜めにくい静電タイプです。
静電気のバチッという問題に対応。

重量
メディカルエレパスCSS-10Siの重量は、25.0cmで218g。
かなり軽いですね。
ナースシューズに限らず、靴は軽ければ良い訳ではありません。

フィッティング性が悪ければ、いくら軽くても足にフィットしていないので、余計な力を使い疲労の原因になることも!
さらに、踏ん張ることで発汗するので、臭いも発生しやすいです。
サイズ感
メディカルエレパスCSS-10Siのサイズ感は、少し大きめ。
普段ナイキやアシックス、アディダスのスニーカーのサイズの0.5cmは小さめを推奨します。
メディカルエレパスCSS-10Siを詳しくレビュー
ここからは、メディカルエレパスCSS-10Siを詳しくレビューします。
メディカルエレパスCSS-10Siのメリットとデメリットは下記のとおり。
- 軽い
- つま先が汚れにくい
- ワンタッチで着脱可能
- 疲れにくいエアー入り
- インソールが臭いにくい
- 通気口のある靴底
- 足音のしにくい靴底
サイズの微調整できない
メリットとデメリットを詳しく解説するために、メディカルエレパスCSS-10Siをパーツ別に解説します。
靴は大きく分けて3つのパーツ分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが「靴のどこに当たるのか?」を図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
メディカルエレパスCSS-10Siのアッパーは通気性もフィッティング性もそこまで高くはありませんでした。
ただし、通気性に関しては、靴底で補っていますので、蒸れやすいわけではありません。
フィッティング性が低い理由を見ていきます。
マジックテープが1枚だけ
メリットでもありデメリットでもあるのですが、マジックテープが1枚しかありません。
よって、着脱はラクラクなのですが、細かいフィッティングができないのです。
脱ぎ履きの多い、お仕事の環境の方に最適。
カカト踏めるナースシューズより圧倒的に良い
病院や介護施設でナースシューズを使用される方に、おすすめできないのが、カカト踏めるタイプ。
フィッティング性が圧倒的に低く、転倒の原因にもなります。
カカト踏めるタイプを使うのであれば、1枚のマジックテープ式がおすすめ!
つま先のガード
つま先に通気口がありません。
そのため、注射針の落下や血液・薬品の付着から守ってくれます。
さらに、車イスで少し踏んでしまっても、多少は守ってくれるという意見もありました。
アッパーまとめ
- メリット①:軽い
- メリット②:つま先が汚れにくい
- メリット③:ワンタッチで着脱可能
- デメリット①:サイズの微調整できない
クッション(履き心地)
続いてクッションです。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
疲れにくさや履き心地に関係します。
メディカルエレパスCSS-10Siのクッションは、厚みのある厚底でした。
厚底の場合は、動きやすさで劣るものの、疲れにくさには優れます。
さらに、カカト部分にエアーが入っていました。
エアーは通常のクッション素材と異なり、クッション性が長続きするので、おすすめです。
臭いにくいインソール
取り外しのできるインソールが入っていました。
臭いの原因となるバクテリアを抑えつつ、消臭効果のあるオーダレス加工のしてあるインソールです。
アッパーまとめ
- メリット④:疲れにくいエアー入り
- メリット⑤:臭いにくいインソール
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について解説します。
床と接地するパーツ。
靴底は、滑りにくさと足音の大きさに関係します。
メディカルエレパスCSS-10Siの靴底は、通気性がよく、足音もしにくい素材でした。
靴底に通気口がありますが、この通気口が靴の中へ空気を循環します。
また靴底は、角の丸まった素材を使用していますので、着地時の衝撃を抑えることが可能。

夜勤のある方は、ぜひ足音のしにくいナースシューズをおすすめします。
靴底まとめ
- メリット⑥:通気口のある靴底
- メリット⑦:足音のしにくい靴底
メディカルエレパスCSS-10Siのまとめ
当記事では、メディカルエレパスCSS-10Siを解説しました、
メディカルエレパスCSS-10Siは、ミドリ安全が開発したナースシューズ。
静電気の対策や通気性がありました。

ナースシューズの脱ぎ履きが多い職場の方におすすめ!
それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
メディカルエレパスCSS−10Siのメリットは7つありました。
- 軽い
- つま先が汚れにくい
- ワンタッチで着脱可能
- 疲れにくいエアー入り
- インソールが臭いにくい
- 通気口のある靴底
- 足音のしにくい靴底
デメリットは1つです。
サイズの微調整できない
最後までお読み頂きありがとうございました。
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