どーも、靴の仕事歴12年の松下智博(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ミドリ安全のナースシューズのケアセーフティCSS-81をレビューしました。

「カーペットの病院で働いている」
「軽いナースシューズがを探している」
「床を傷つけにくいナースシューズがほしい」

超軽量なナースシューズをお探しの方におすすめします。
タップできる目次
ケアセーフティCSS-81とは?重量やサイズ感をレビュー
ケアセーフティーCSS-81とは、ミドリ安全が開発したナースシューズです。
ミドリ安全は、日本のワーキングシューズの中でもトップメーカー。
医療現場に限らず、食品や建設業界など様々な使用シーンで製品をラインナップしています。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥3,060〜(通販による) |
サイズ | 22.0~25.5cm |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ推奨 ナースシューズ比較:0.5cm小さめ推奨 ウィズ:3E(幅は広め) |
カラー展開 | 1色 |
動きやすさ | ★★★☆☆(星3つ) |
クッション性 | ★★★☆☆(星3つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | カーペット床病院・介護施設 |
ミドリ安全は、ナースシューズを多数ラインナップ。
「ケアセーフティ」と「メディカルエレパス」という2ブランドで展開しています。
ケアセーフティーは軽量でスニーカーをメインにしたシリーズ。

ケアセーフティCSS-81はその中でも超軽量でカーペット床で滑りにくいのが特徴。
カーペット床の医療・介護施設ってありますね。
私も先日行った検診センターがカーペット床でした。

コーティング床で滑りにくい靴底のナースシューズでカーペット床を歩くと、カーペットを傷つける可能性もあるでしょう。
滑りにくい靴底は、床をいかに摩擦を起こすかが勝負なところがあります。
その結果、カーペットを磨耗してしまう事例がありました。

重量とサイズ感
ケアセーフティCSS-81の重量とサイズ感について見ていきます。
まずは重量から見ていきましょう。
重量
ケアセーフティCSS-81の重量は、24.5cmで142gでした。
かなり軽いですね。
おそらく、「ここまで軽い靴を履いたことある方っていないのでは?」と思ってしまうレベル。

大きな病院で同じ方向へ歩くような環境では、なんとも微妙な気がしました。
靴は軽すぎると遠心力が働かず、膝への負担はかかります。
細かい動きが多い方には向いていますが、遠心力を必要とする少し長い距離を歩くのであれば、もう少し重量があった方が良いかもしれません。
サイズ感
ケアセーフティCSS-81のサイズ感は、大きめでした。
ナイキやアディダスなど普段履きスニーカーとの比較です。
普段履きスニーカーより、0.5cmは最低でも小さめが良いとは感じました。
ミドリ安全のケアセーフティCSS-81を詳しくレビュー
ここからは、ケアセーフティCSS-81を詳しくレビュー。
メリットとデメリットは下記になります。
- 超軽量
- 通気性あり
- つま先は汚れ防止
- 脱ぎ履きがラクラク
- マジックテープで調節可能
- サイドゴアでもフィッティング性アップ
- 薄底で動きやすい
- カーペットで滑りにくい
- 床を傷つけにくい
- 軽すぎる
- 靴底のすり減りが早い
メリットとデメリットを踏まえて詳しくレビューするために、パーツ別に解説しました。
靴は大きく分けて3つのパーツに分かれます。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが靴のどこに当たるのか図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性)
アッパーは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
通気性がある
ケアセーフティCSS-81には、通気性のあるメッシュ素材が使用されていました。
ナースシューズの中には、衛生面と安全性から全く通気素材がない製品もあります。
通気性は、蒸れや臭いだけではなく、疲労にも関係してくるので重要ですね。
つま先はしっかり保護
安全面と衛生面から、つま先には布製の素材がありません。
針の落下や液体の付着から足を守ります。
マジックテープでサイズ調整
マジックテープでサイズ調整ができました。
脱ぎ履きしやすいスリッポン形状ですが、多少はサイズ調整ができます。
脱ぎ履きのしやすさは、安全性を低下させるので、これは良い機能だと思いました。
サイドゴアでサイズ調整
サイドゴアがあるので、手を使わなくてもフィットしやすくなっていました。
VANSのスリッポンや作業靴でもよく見られる設計ですね。
アッパーまとめ
- メリット1:超軽量
- メリット2:通気性あり
- メリット3:つま先は汚れ防止
- メリット4:脱ぎ履きがラクラク
- メリット5:マジックテープで調節可能
- メリット6:サイドゴアでもフィッティング性アップ
クッション(履き心地)
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
疲れにくさや履き心地に関係します。
薄底
ケアセーフティCSS-81のクッション素材の厚みは薄手でした(薄底)。
クッションが薄いと動きやすくなります。
超軽量で動きやすいので、本当に細かい動きが多い方に特化した製品であることが分かりました。
インソール入り
インソールが入っていました。
ものすごく良いインソールではありませんが、カカト下に衝撃吸収材があり快適です。
クッションまとめ
- メリット7:薄底で動きやすい
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について解説します。
靴底は地面に接地するパーツ。
滑りにくさや足音の大きさに関係します。
カーペットで滑りにくい
カーペットでも滑りにくい靴でした。
前述のとおり、カーペットとコーティング床で滑りにくい靴底が変わります。
ツルツルしたコーティング床で滑りにくい靴底は床と摩擦を起こすので、カーペットを傷つけやすい。

また、どうでも良いかもしれませんが、この靴底は異物の詰まる可能性が少ないのも特徴。
食品工場やお寿司屋さんでも履かれている厨房シューズと同じ靴底でした。
デメリットとして靴底がEVAという素材なのですが、カーペットではない硬い床では、すり減りやすいので、お気をつけください。
靴底まとめ
- メリット7:カーペットで滑りにくい
- メリット8:床を傷つけにくい
- デメリット2:靴底のすり減りが早い
ミドリ安全のケアセーフティCSS-81のレビューまとめ
当記事では、ケアセーフティCSS-81をレビューしました。
ケアセーフティCSS-81はミドリ安全が開発したナースシューズです。
ミドリ安全は、日本を代表するワーキングシューズのメーカー。

ケアセーフティCSS-81は、その中でも超軽量とカーペットで滑りにくい製品。
また、床を傷つけにくい機能もありました。
軽量で薄底なので、動きやすいです。

それでは、下記より記事を簡単にまとめます。
ケアセーフティCSS-81のメリットは下記のとおり。
- 超軽量
- 通気性あり
- つま先は汚れ防止
- 脱ぎ履きがラクラク
- マジックテープで調節可能
- サイドゴアでもフィッティング性アップ
- 薄底で動きやすい
- カーペットで滑りにくい
- 床を傷つけにくい
デメリットは2つです。
- 軽すぎる
- 靴底のすり減りが早い
最後までお読みいただきありがとうございました。
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